香港からの・・・・

亜洲モバイル人柱隊 Blogでは、Everunを強力活用中とのこと。
http://blog.hkisl.net/am/archives/000750.php
コメントも頂いたのですが、実は上記のような状況で 歩みが亀のように鈍く
ようやく手続きが全て済みそう程度なので、HSDPAカードの到着は来週に食い込みそうです。
故に、その快適さは 妄想においても楽しめないのですが・・・・
ただ、Everunのスタンバイからの復帰は約5秒
実際に全てのHDDのアクセスが終わるのはもう少しかかりますが 例えばブラウザーの選択などはその時点で可能です(実際に立ち上がるのはしばらく遅れてですが・・・)
今は、BluetoothなりUSBなりの機器を繋いでのダイアルアップなのですが 構造上 無線の起動は最後のほうなので(SDインターフェースやシリアルの先につながっているので Bluetoothなどはほぼ最後 USBモデムのほうが起動が速い位)電源を入れた時点でブラウザが上がると一旦エラーでまたされます。
どうも、内蔵のHSDPAカードはmini PCI Express上にあるので PCIインターフェースの先 つまり起動順としてはかなり速い部分(復帰時にマザーボードのバス上のカードは 最優先で起動される。グラフィックが最後じゃ話にならないから)で起動されることが予想されますので エラーも出ずに起動するのではと予想しています。
であれば、「玄関開けたら2分でご飯」ならぬ、電源押したら10秒で接続というような楽しいことがおきるかも?!と期待は多大!!
 
PDAやSmartPhoneの利点はやはり電源を入れればすぐ使えること。
UMPC Portalでも出ていましたが
PDA(SmartPhone)とEverun等のUMPCを比べて、ブラウザの表示の速度をチェックした会がありました。
勿論私の日記にも書いたのですが・・・・
確かにSmartPhoneは起動から、ブラウザが上がって表示するまでの時間が速かったのですが 2〜3ページ目に至っては逆転されています。
なぜ逆転されるかは、ブラウザの処理速度(これは、バススピードやメモリースピードの問題も含めて)が違いすぎるからです。
最も低スペックなレベルのEverunにおいてもそうなのです。
勿論、同じ機種が2年前に出ていたとしたらこんなことにはなりませんでした。
通信速度が、GPRS、EDGE、3G、HSDPAと速度を上げて デバイスの処理速度で優劣を決められるほどの速度になってきたということです。
 
それでも、起動時にモデムを接続したりの煩わしさがあっては魅力半減でしたが Everunも含め多くのPC内蔵の通信カードが出てきています。
データ通信のための魅力的なプランが無かったり、SIMカード毎に契約が必要だったりと何枚ものSIMを使い分けるにはそれなりのコストを覚悟する必要もあります。また、プランの複雑さや管理の面を考えると 一般に普及するものではないとは思います。
ちょっと前なら、コンピューターのキーボードが女子社員の教育の必須だったものが、当たり前に変わり、今ではキーボードがあまり打てなくて 携帯電話打ちのほうが速い女の子が会社に入ってくる時代です。
携帯電話で十分だという層が 大多数を占めるのでしょう。
しかし、それでもSmartPhoneを求めるユーザーはいますし そういう使い方もしています。
そのユーザーにとっての選択肢としてEverunだったり他のものが加わることが出来るのではないかと。
そして、そのためのパーツが今回のHSDPAカードではないかと思えたりするわけです。
 
もう少し薄くて軽ければ・・・・
例えばEM・ONEを5時間連続で使おうと思うと 標準バッテリーではまったく話にならない。
拡張バッテリーでも恐らく無理。
PocketGamesさんの、超拡張バッテリーで恐らく可能になります。
Everunはとりあえずその時間の駆動が出来ます。
超拡張バッテリーを装着した後のEM・ONEの重量は300g超
絶望的とはいえないところまでは近づいてきています。
それでも、EM・ONEの便利さは損なわれませんし 私も持ち歩きます。
ただ、EvrunにHSDPAカードが付けが 使用上のライバルにはなりえるでしょう。
私にとっては通信方式の違いからライバル足り得ないだけで、共存することとなります。
 
現在、E・Mobileの通信カードを契約することで4万円近い値引きがされるPCがあります。
まあ、販売価格までもが操作されている可能性がありますので一概に金額を鵜呑みには出来ないのですが それらのPCはキャリアの縛りの無いものです。
SIMロックを推奨するものではありませんが、例えば通信機能つきのEverunが4万円引きで10万円を割り込む価格で提供され1〜2年の契約で縛られ流刑役です。
契約期間を超えれば 3万円ぐらいのキャリアフリーのカードを入れれば(そのカードを入れるのはいつでもいいのですが)自由に使えるとかがあれば 誰も損をしない形でつかえるでしょう。
携帯電話やSmartPhoneの場合は、通信カードだけを交換するということは出来ませんが PCなら内蔵でも交換は可能です。
2年で陳腐化することがあっても、使えないほどPCの進歩は既に予想されていません。
そういう契約形態なら通信カード内蔵PCも購入層が増えそうな期がしなくもないのですが・・・・

香港ではキャリアの縛りが無い代わりに、Everunはその端末にかかった費用はユーザー負担です。
その仕組みになれた方には良いのでしょうが、値引きが当たり前、ただも当たり前の日本のユーザーにとっては こういう売り方もありではと思ったりもするのですが・・・・
 
まあ、とにかく香港の方々はうらやましい限りです。
是非、次回香港に行けば TJ氏の背中をボールペンで突いてみたい物です。
「背中タッチパネル」と ドラえもん調の声で叫びながら・・・・
ただ、HSDPAカードが来て使えるようになったら 忘れているような気がしなくもないですが・・・