同軸LAn

ありそうでなかったテレビの同軸線を使ったLAN。
発売されたとどこかのニュースサイトで見ました。
多くの一戸建てであれば、屋根の上のアンテナから各部屋のコンセントまで同軸線が引かれていて 部屋にテレビのアンテナ端子が出ています。
そこにテレビを繋ぐわけなのですが、1本のアンテナに対して複数の出口があるわけですから 理論的に言っても全てはどこかでつながっているわけです。
であれば、それを電線として使えばLANの配線として使えなくも無い という発想。
TVと共存しなければいけないので 使える周波数帯は限られてきますが CATVで提供しているインターネットサービスも同様に同軸線の中を流れてくるわけですから出来ない話ではない。
100Vの電源が流れている電線の上に信号を乗せることを思えば難しい技術ではないと思われます。
最も、それを使っているCATVを採用している家では使えないというデメリットもありますし マンションなどで使えば近くの家すべてに信号がもれてプライバーシも何もないということになってしまいますので使えません。
ちなみにPLC(電灯線LAN)は漏電ブレーカーを越えられなく作ってあるので(越え難くがが正解)ほかの家と混線する可能性はきわめて低く作ってあります。
 
実行地で90Mを越える速度が出ているという事であれば十分立派。
一戸建てであれば、配線済みといえなくも無いのでこれなら便利かもしれません。
しかし・・・ 私がこんなところに書くぐらいだから実は地味な発表。
恐らく、私が書いても誰も知らなかったと言うのではないでしょうか??
http://corega.jp/prod/cxad01set/
そのまま使うのも手ですが、階の違う所に無線LANのアンテナを立てるための中間配線として使うもよし。
面白いと思うんですけどね・・・・