デスクトップの不調

先日よりおかしくなったデスクトップのお守りに疲れてきて、めっきりデスクトップが欲しいと思ったりするわけで
必要なのはCerelon2.4G程度のものでよいのですが、この際3台もあるPCを集約したいという意識も働いて悩み始める。
出来れば、メールなどの共有環境も想定すると、自宅にExchangeサーバーの一つも建てて・・・なんて
ところが最新版のExchangeサーバーとなると64Bit OS必須なのでどうしてもそちらに移行せざる得ない。
もうそこまでくれば、4コアのPCでターミナルをあげて全部を一台に集約と考えたりして・・・・
 
最近思うのですが、ゲームをしたり動画を弄ったりの用途でなければOfficeを使おうがWEBを見ようが、たいしたスペック(今で言うところのロープライスな機器のスペックで十分という意味)が必要なわけでもなく、今まで障害になっていたメモリーも2Gで4000円程度であれば4Gぐらいまで実装しても大した事が無いといえなくも無い。
いっそのこと、6Gとか8Gとか搭載してしまえば複数のタスクが動いても大丈夫と思ってしまうわけです。
最新のCPUでは仮想化のためのハードウエアー的な補助機能も実装されているので、そういったことも考えると1台のPCを複数台のクライアントに割り当てることもやぶさかではないと・・・・
 
元来、32BitOSというかCPUにはアドレッシングの壁があってメモリーは4Gまでが最大。
ただし、システムや外部に接続する部分にも割り当てられているので実際のところ3.5Gが最大となります。
故に、メモリーを実装しただけ速くなる様な データベースのようなアプリケーションを搭載するなら64Bit化してでもメモリー空間を増やしたいのは当たり前の発想。
64Bit環境上では基本的には(メモリースロットの物理的制限を除けば)4G程度ではないので広大なメモリー空間を利用したアプリケーションの実行が可能となるわけです。
例えば4G実装した場合、4つのCPUと1Gのメモリーが4つだと思えば 4台分になるわけです。
VirtualPCのようなアプリケーションで、1台の機械の中で複数のOSを動かすことになれば コンソールさえあればPCは一台で済むわけです。
また、Virtual PCでは そのPCからサーバーOS上のデータの書き換えは出来ないのでサーバー自身は安全です。
一つのPCに2台のクライアントを実装し、その二つがシステムとして同期を取ればどちらかが転んでもすぐに復旧できるシステムも構築可能です。
 
では、と考えたのはシステム構成。
お財布の関係もあるから、AMDクアッドコア、メモリーは4Gで我慢。そのうち継ぎ足しましょう。
HDDは500Gのものを安くで買ってきて増設するからいくらでも良くてビデオの性能も期待してないのでオンボードで我慢。
とすると、大体7万円台からあるみたいです。
Exchangeが一つのタスクとすると、クライアント2台XPとVistaなんてあるといいかなと。
あとは、PCIスロットにキャプチャーカードを二枚ほど刺して使えば幸せかもしれないと・・・・・
できれば、実験環境としてもう一つOS乗せたいところだけど それは退役したPCにまかせるかな・・・・
 
一応の構想が出来たら、計画の検証ですが いつでもそうなのですがサーバー系のOSに関して こういった変則的な使い方をしようと思うとどこにも資料が無い。
というか、64BitサーバーOS等がまず記事になることが無い。
検索してもあるのはベンチマークの結果ばかり・・・・・
やはりトライアンドエラーかと思ったら、大前提の崩れる事態が。
「Virtual PCは32BitOS上で動作します」・・・・
64Bit OS上では動かないのですね!!
せっかくのメモリー空間と、せっかくのコア、せっかくの高速のインターフェースもデータベースサーバーやWEBのスループットをあげることにしか今のところ使えないようです。
また、改めて計画の練り直しです。
 
でも、おうちにExchangeサーバは一つは欲しいですよね・・

○追記と訂正
VirtualPC2007よりホストOSに64Bitがサポートされています。
つまり、64BitOSの直下に、32Bit Vista等も存在可能です。