バックアップ

正月前に、いくつかのデータが無くなって悲しい思いをしたのですが おおよそのデータは生き残っています。
使う時までなくなっていることに今回のように気がつかないという噂もありますが・・・・
恐ろしいもので会社の危機のバックアップに関してはルールを決めて 破った人には鬼のように対応していますが
家でのバックアップはなぜかそのあたりがルーズ。
基本的に仕事のものは置かないのですが、メールは取っているのでそこからもぞもぞと展開することはあり そのあたりの中途半端な作業の経過は転がっている可能性があります。
やはり何か考えないと・・・・
 
実際にはバックアップソフトも購入してあり置いてあります。
何度か使ってこともありますし、何日か前にも書いていたマイクロソフトOneCare等もバックアップ機能を持っています。
そして、思いつく度にHDDを買い足すのですが調子の悪いものと交換したり、やはりあると便利なのでDVDにバックアップを取るまでのデータがストックされていきます。
特に、マイクロソフトTechNetなどはDVDに焼いたりするのがめんどくさいのでISOファイルのままバーチャルCDプログラムで見たりするので 非常に大きな割合を占めたりもします。
動画もHDDが足りなくなるまで消さないし、いざ消す時には忙しくて選んでられなくてちょうどバックアップ用に用意してあったHDDを流用するという その場限りの思いつきでまたストレージが増えてゆくわけです。
家の中でまわっているHDDは全部合わせると2Tぐらいは軽くあるでしょう。
もちろん、動画のデータも大事でしょうが おおよそ大事でなくてというより再放送を待てばいいというのが現実。
それよりも今回のように住所録データなどやメールのデータは致命傷になる可能性がある。
本来はそここそバックアップの対象なのですが、いざとなると欲が出て・・・・
そしてストレージが増えてゆくと。
 
多くの人はそうなっているか、それともバックアップそのものに興味がないかだと思うんですが・・・
じっさいのところ最近のメールはオンライン上に6か月分ぐらいは置いてあるのでそうは困らないものなのですが。
で、考えたのはどこかオンラインのストレージにバックアップを置けばと
ところがギガ単位のストレージとなると5Gぐらいまでなら存在するのですが写真のデータなども考えるとそれぐらいでは済まない。
マイドキュメントだけでも数十ギガに達する私では予算に見合ったものが見つからないわけです。
悩みどころなのですが・・・
で、見つけたのがオンラインバックアップサービス。
 
探してみると珍しくなく、海外では無料のところもある。
たとえば、 http://zoogmo.com
というところ、専用のアプリケーションをインストールするとHDDのマイドキュメントなどを自動でバックアップしてくれる便利な仕組みです。
無償のものにバックアップを委ねるのはどうか・・・
過去にaviさんだったかKOTETSUさんだったかが書かれていましたがGoogleカレンダーとかを仕事の予定表にしている人は大丈夫ですか?というようなことで、無料で利用している以上 なにかあった時の保障もないでしょうという話だったと記憶するのですが 同様のことがあるかもしれません。
まあ、同じことで安いサービスには安い補償しかないともいえます。
それでも、有償のサービスと無償のサービスとは違うので比較的安価な物を探すと2社ほど出てきて
その中で日本でサービスを行っていて、安い方を選んだのが
『Carboniteオンラインバックアップ・サービス』です。
http://bbsoft-direct.com/backup/index.html 
決して、ZoogmoがVista64Bitをサポートしていなくて悲しい思いをしたからではないのですよ・・・・
 
サービスの概要は
専用のアプリケーションソフトで実際の作業の邪魔にならない程度にこっそりバックアップをバックグランドで行うサービスで 月額525円でデータを預かってくれるものです。
基本的にバックアップ対象となるのはデータのみで、システムやプログラム等の領域はバックアップされません。
バックアップ容量は無制限で(本当かな??)ファイル単位でのレストアもサポートされています。
消去したファイルも6日間は復帰可能である。
外付けのHDDやネットワークHDDはバックアップされないということ。
ちょうど年末の事件で1台のPCにドキュメント類を集めたのでそのPCにインストールします。
 
アプリケーションのインストールで、ファイアーウオールが必ず怒ってきますので(そりゃーG単位でデータを書き出す訳ですから 目をつけるべきソフトですよね)出てくる警告に向けてなんとかなだめる作業が必要なぐらいで非常にコンパクトで邪魔にならないアプリケーションです。
このアプリケーションでは、Document&Settingのユーザーに保存されているデータもバックアップされるようです。ゆえにメールのデータもバックアップされますし、それが同中でもバックアップされるというのは非常に良いことです。
 
インストールが終了して、現在バックアップ中。
一晩かけて2G程のバックアップが終わったそうです。
未だ、別のフォルダーに退避させているデータもあるので すべてではないのですが約一週間ほどでとりあえずのバックアップは終了するようです。
あとは、ファイルが変更される度に 少し遅れて(PCの作業中は避けているみたいなのでだいぶ遅れてかも・・・)バックアップが実行されるようになります。
フォルダー単位でもファイル単位でもバックアップする範囲を増やせるのですが(Explorerでファイルやフォルダーを選択してマウスの右ボタンを押して出るメニューにバックアップの指定があるので簡単です)500GのHDDすべてにバックアップ設定をかけるのは速度的にもあまりよいこ都ではないかもしれません。
逆に心配なのはインターネットの接続を制御しているプロバイダーが煩雑に巨大なデータをやり取りすることに対して帯域制限などを掛けてこないかなのですが データの転送速度を抑えているようですのでそのあたりも考えられているのでしょう。
 
ちょっと前まではPCの速度や回線速度の関係で
「PCに常駐するアプリケーションは減らそう」だったり
「回線を占有するアプリケーションは止めよう」(よくアプリケーションのアップデートなどもこれで止められてました)
と心掛けていましたが、Dual Core等でバックグランドの処理に負担が減ったことからこれぐらいなら・・・と思えるようになってきました。
数日でとりあえず初期バックアップが終わりますので、実際の使用感はそれから・・・
でも、このバックアップ 間違えて保存してやってもーたー なんていう時の復帰のほうがうちでは力を発揮しそうな気がするのですが 気のせいかしら?