UMPCは本当に普及するの?

M704が本当にユーザーの手に渡ったのだろうか?
ネット上ではほとんど話題にならない。
Everunも私が騒いでいるぐらいで、もちろんかなり偏ったPCなので話題にならない。
OQOも落ち着いてきた感じで、VAIO UXは過去の機械扱い・・・・・
結果的に、話題の中心ではないようで ニュースサイトの当たり障りのない記事ばかり。
その記事の中でさえ わかる人しか使えないような表記で とても一般性がなさそうな感じ。
では、このまま一般的に認知されずに終わってしまうのでしょうか?
 
ATOMのCPUが出れば世界が変わるような表現で待っている方々が多いのかもしれませんが 時代は階段のようにしかすすみません。
エレベーターのように いきなりジャンプアップするわけではありません。
現在の問題点は、商品の個性と言えばそうなのですが PCの個性に合わせたアプリケーションが必要なこと。
たとえばEverunでいう EXPWINというデバイスコントロールソフト。
パワーマネージメントなどもこの制御の下にあります。
 
たとえばWindowsXP Tablet Editionで向かった方向はその統一化であり、その上に乗ったORIGAMIは早すぎたもののUMPCとなるべきPC達に共通のインターフェースを与えました。
しかし、画面解像度やハードウエアーの制限が大きく PCとして方向性が多岐にわたり易い進歩中のデバイスをしばりつける方向に向かったのは受け入れられなかったのであろう。
VISTAへの進歩でそのインターフェースは統合されました。
だれでもVISTAを使うことで共通のインターフェースを手に入れることができるようになったものの、要求するパフォーマンスを叶えるにはUMPCのパフォーマンスが苦しいということが事実としてあります。
GIGABYEのM704がこの時期に発売したにもかかわらず、WindowsXPを選択したという事である。
 
多くのUMPCのユーザーは通常の利用者比率以上にWindowsXPを選択している事であろうし、そうでなかったとしても無理してでもWindowsXPをインストールしたりしている。
「初心者に使えない」という言葉は今までとインターフェースが変わったり 流儀が異なったりと このデバイスならではの特別な部分があるということ。
そんなことをしているから・・・・ という言い方もありますが、現状で選択肢がないのも事実。
ATOMVISTAに最適化されていれば、その問題が思わぬ方向で解決するかもしれません。
モリー単価の低下が多すぎるメモリーを搭載する事を可能にして違う意味での解決を持つかも知れない。
解決すれば 一般に受け入れられるのか?
それはまた別の問題なのだが・・・・・