詳細なことを書く時間がないのですが・・・・・

現在与えられている情報を総合すると
Atomは1.8Gで1〜1.3GのCore Solo相当で、超低消費電力と言われています。
特にアイドリング時の消費電力が少ないと・・・・・
 
対して、VIA C7M ULVの新しいバージョンは
現行の2倍の性能を持つといわれているので、同クロックのPentium M相当
もちろんSSE3への対応や 64BitOSに対する対応もうたっています。
そして、消費電力も半分になったと。
ATOMの優れているといわれる アイドリング時の消費電力はほぼおなじ
TDPではかなりの差となっています。
 
しかし、VIA C7Mの場合、現行のC7の半分の消費電力となると 現在のノートPCの消費電力が半分となるということ。
とするとなのですが・・・・
例えば、GigabyteのM704なのですがカタログスペックでは 駆動時間が4時間
倍になったと仮定すると 8時間駆動となります。
これは OQO Model02のHPのMini Noteも同様。
もちろん、チップセットなどの消費電力などは無視しています。
標準バッテリーでこの駆動時間ならUMPCとしてはおつりがくる。
 
もう一つの問題なのですが
マイクロソフトの Windows XP Homeの提供条件は小型の低スペックPCに限られており
CPUが1G以下で、メモリーが1G以下となっています。
だとすると、間違いなくATOMはCoreSolo1G程度の性能に、1Gのメモリーでありながら Vistaの搭載を強要されるわけです。
同じ条件で Pentium M 1G相当の新型C7M ULV 1Gを搭載したPCに関して言うなら、Windows XP Homeの非常に安価な搭載が可能になります。
OEM価格で数千円のOSとして。
 
ほぼおなじスペック(バッテリーサイズは異なるかも??)で、方やVISTA,かたやXPであれば体感速度も価格も雲泥の差に・・・・
このまま行くと ちょっとかわったねじれが起きそうな!!
もちろん、わかっていて軽量版のVistaの登場や XPの提供条件の緩和(Windows Rateの採用など)などもあるようですが結果はどうなるでしょう?
これからComputexに出かけるわけなのですが やはりAtom花盛りのようです。
長期の運用を進めると徐々に遅くなるWindows(これはほかのOSでも同じ傾向が・・・)が初期化状態でもたつくようなこととなれば それはそれでと思うのですが??
 
wintelと呼ばれた協調関係が このまま続くのかVistaの普及を進めたいマイクロソフトとAtomを勧めたいIntelのギャップが生んだねじれをどこで修正するのか?
それともカタログスペックでうかがえない性能がどこかにあるのか?
楽しみなところです。