自宅環境の移行中

現在、DELL Power Edge T105にはWindows2008Serverがインストールされています。
しかし、このサーバーは単純にクライアントのベッドとしてある物で 実際にはそのサーバー上にHyper-Vで構成されたクライアントソフトを利用しています。
 
4つのコアのCPUがあるので、クライアントOSは現在3つインストールされており 近々もう一つ増やされて4つのOSが動作して完成系となります。
テスト用なので、無駄が多いのですが仮想環境の便利さを感じています。
昨晩、現在の環境の一つをそのクライアントの中に移動しました。
WindowsXPから、若しくはWindows Vistaからのデータの移動に関しては 標準で用意されている環境移動ツールで行えます。
Officeの設定やディスクトップの設定。
アカウントの変更にも対応しますので(メールの仕訳フォルダーがアカウントを変えると変な動作をしましたが)移行はらくらく(時間さえ言わなければ)。
メールのアカウントから仕訳の設定、署名まで勝手に移行されます。
デスクトップやマイドキュメントの内容まで圧縮して転送されます。
 
ルータガ非常に安くなりました。
ギガのものも先日書いたように 2万円以下どころか1万円以下で買えてしまう。
それで速度は100Mを軽く超える速度でルーティングしてと良い事だらけなのですが、外部からの隠せ巣も考慮して使うとそう喜んでいてもいられない。
我が家にはギガビットのルーターが3台、100Mのルーターは10台近く埋まっています。
100Mの方には過去に使った性能の低い物も混ざっているので 正しくあるとはいえないとは思いますが それでも一般家庭よりは本の少し多めにあります。
比較的ダークなことも好きですが、安全性の観点からP2Pはほぼやっていません(ほぼなのは 仕組みとしてそれを使うものもあるので・・WEB動画再生アプリケーション等で)
それでも、外部からのアクセスが数種類繋がって 内部も複数本繋いでという状況が続くと ルーター内のバッファがオーバーフローしたり、熱暴走したり、DNSのストアに使うメモリーをルーティングに使ったりといろいろと面白い動作を行います。
そして、現在のルーターは古い接続を順番に削除していってくれます。現在アクティブなネットワークだったとしても。
で、繋がらないPCが発生します。
順序は、PCよりもSlingPlayerのような機器がこけることが多いようです。
ことによると、その対象はPCで 接続できないPCにデータなどがあると外部からのアクセスが出来なくなってします。
ネットワーク障害なので、メールの受信や転送に失敗するということになって 先日の東京でのメールが受信できずに慌てる事件となったわけです。
 
では、サーバー上に置かれたクライアントPCでそれをやっていたらどうでしょう?
勿論、ルーターが熱暴走するパターンは論外として(他にもモデムが熱暴走・・・・これはなとかしてほしい)ルータが生きていて サーバーの接続(データのやり取りが少ないので比較的切られにくい)さえ生きていれば その管理コンソールからの操作は可能なわけです。
クライアントPCが暴走していても リセットや再起動もネットワーク経由でサーバー上だから自由自在なわけです。
動作不安定なプログラムを仮想マシンで実行し(ひどい話だ)クライアントPCを暴走させて見ましたが サーバーOSには影響が無かったのは確認しました(全部のパターンではないでしょうが)
ルーターのコレクションはいまだ増えそうですが(業務用のを買えという噂も)おそらく私でなくても今後はその問題を抱える人が増えるでしょう。それによって ルーターの品質が上がればとおもうのですが・・・・
 
仮想PCというのは、あまり一般的では今のところありません。
現在の私の環境では
4コア 2.1G CPU、メモリー6G、HDD 1.08T
と言う使い方では CPUのコアを一つづつ割ってメモリーを1Gづつ割ってもクライアントが成立します。
HDDは各クライアントあたり 128Gを割り当てています。
デスクトップPCであれば 各クライアントもそれなりに色んな部分が高速なのでそれでも嫌なほど待たされるわけではありません。
4つのOSが動いたとしても手も目も一組しかないので そうそう負荷をかけることもできないのでそれなりの速度で動くわけです。
そして、現在のクライアントはVISTA 64の単体動作版があるのですが、そこに設定した仮想PCに環境丸ごと移したりも出来ます。
企業等で複数のユーザーを1台のPCにまとめていて負荷が高まったときに もう一台のサーバーを用意して単純なエクスポートとインポートで移すことも出来るわけです。
もともとUSBが使えないなど、環境に制限があるがゆえに 環境そのものも変化が無く移動で環境を移すことが出来るわけです。
 
未だ環境を用意するためのコストは馬鹿にならず、とても家庭で使うのに実用的とはいえませんが ネットワークチューナー等の周辺機器が揃えばマルチメディア系にも困らなくなって・・・・と思うのは私だけでしょうか?
マイクロソフトさんは 最近評価版をたくさん出してくれているので 色々と試すことには困らない いい状況になっています。
ちなみに、いまもう一台のクライアントをVISTAで作りかけています。
これは、外部からのアクセス用です。
オフィスアプリ等を入れて、800x480の環境に最適化すると・・・
そう、速度の遅いことが悩みのEverunもリモートで使えば・・・