VISTAからVISTA(仮想PC)へのデータの移動

CoreDuoのディスクトップがやっているのはメールのフィルタリング。
一日に数百通来る(95%がSpam)メールを携帯電話に妥当に転送する為にPCが転送を行っています。
そのPCが暑さ負けしてしまったわけなのですが・・・・
 
昨晩気が付いて、Pentium4のfanで追加冷却しながら 他のfanの部品でとりあえず動くようにした状態で立ち上げ温度を管理しながら転送を行います。
常時50度なので総長くは続けられません。
仮想PCにその役目を移動しました。
先日も書きましたがVISTAにはPCのリプレイスを楽にする為の転送ツールが標準で装備されています。
それが、「Windows転送ツール」です。
基本的にWindows XPからVistaへのアップグレードの為に用意されたものですが バックアップとしても利用可能な便利なツールです。
今回もそのアプリケーションをつかっての移動です。
 
操作方法は簡単で、
スタートメニューから
「全てのアプリケーション」→「アクセサリー」→「システムツール」→「Windows転送ツール」
を選択するだけです。
あとは、メニューの指示通りに選択すれば環境がそのまま移行できます。
選ばなければいけないのはネットワーク接続なのか、USBケーブル接続なのか、外部記憶装置を介して移行するのかです。
外部記憶装置の中にはCD-ROMやDVDも選択できますので、最初にセットアップした環境を残しておいて クリーンインストール後このメディアを使って初期設定を行うということも出来るわけです。
また、ユーザー登録まで修了しておいて、移動後の環境でユーザー名を変更したりすることも出来ますので 個人の設定を一枚の設定ディスクで同じ設定にすることも可能なわけです。
ディスクトップやワードの書式登録等。
サンプルファイル等を同じ環境に転送することも出来ます。
 
今回は、オプションで選択してオフィスの環境だけの移行を行いました。
Office2003からOffice2007への移動もかねていたのですが、このあたりに関しても何の問題もありません。
唯一、先日も書きましたが振り分け設定のフォルダーがデフォルトでは認識されず、一度振り分け処理を「編集」の画面で何も変更せずに登録を押すだけで回避できることを確認はしております。
恐らくユーザー名の変更で見かけ上のディレクトリー名は同じ物の、レジストリに書かれている実ディレクトリーの場所が異なる為だと思われます。
小さな問題ですので、たいしたことではありません。
メールアカウントやパスワードまで移行できるのは便利な機能です。
 
転送の作業も含めて約2時間で転送が修了しました。
手動でやったら・・・・想像するのも恐ろしい限りです。
こういう部分をもっとユーザーにアピールすればよいとは思うのですが・・・
そういえば、移行ツールもたくさん売ってますよねパソコンソフト売り場で。
マイクロソフトは配慮しているわけなのでしょうかね??