時間課金とパケット課金

時間で通信料がかかる、今回B-Mobileの話を聞いて久しぶりに思い出しました。
はっきりいってそういう課金の通信手段を かなり前からしていなかった自分に気がつきます。
 
通信料に紐づく課金だからと最適化されたものがあります。
例えば、Exchangeと同期するダイレクトプッシュと言う仕組み。
常時繋ぎっぱなしで使っている人なら、理論的には150時間のプランで一週間で使い切って4万円のコストで一週間と効率の悪いことと成ります。
(実際には1時間毎に切断されます)
例えば5分に1回の接続設定だとすると、1分単位の課金だとすれば接続したけれども受信するデータがなくすぐに切断したとしても 1時間に12回接続に行き 24時間に288回の接続となります。
単純に一日288分の接続だと考えると 意外にも4.8時間の接続を行ったことになるわけです。
そうすると約一ヶ月で使い切ってしまうという使い方と成ります。
これは最も考えなしに使ったパターンの使い方となります。
 
しかし、これが携帯電話と併用する使い方で携帯電話にメールの全てを任せて 業務に使うんだと成った場合。
1時間あたりの通信速度が今までの128kから3.6Mに上がってますから データ量的にはぐっと音区間が増してきますし 添付付のメールの送受信等使っていて良かったと言う使い方になります。
勿論、ダウンロード等にも向いています。
 
「接続ソフトを使わずに接続できるかも?」つまり、SmartPhoneなどに入れて使えるだろう
という期待が高まっていますが、実際のSmartPhoneの使い方では動でしょう?
短いスパンで接続と切断を繰り返すような使い方ではメリットが出にくく、大量のデータのやり取りに向いているプランです。
SmartPhone向けかどうかと言うと「???」なプランと成るかも知れません。
勿論、ブラウジングを中心に使う使い方なら全然OKで、一時間に1回ぐらいのメール受信であれば多分問題のないところでしょう。
考えればパケットの課金に慣れて、使い方がいびつになって規定からのような気がします。
時間課金の時にはそういうことをもっとシビアに捕らえていたような気がします。
 
逆にストリーミングでテレビを見るのに使った場合。
かかる課金は 4万円で購入したとして 1時間270円弱なので そういったコンテンツを覗いたと思えばまあ妥当な額の課金量で楽しめると言う考え方も有ります。
ですがここで注意しなければいけないのは、1時間に1回必ず切断されると言う仕様の部分。
ストリーミングの場合は切断されてうまく行けばレジュームがかかるのですが、VPN経由でのリモート接続等の場合は動でしょう?
複数のパスワードと認証を抜けて接続するのに 1〜2分。
そして繋がってから、アプリケーションを操作して・・・・
煩いシステム管理者がいる会社では、切断方法が順序を守った物ではなく 強制的切断を繰り返す不良ユーザーの烙印を押されてしまうことでしょう。
 
色々な課金方式が出てきて、色々な利点や欠点があります。
各利点を使った利用方法こそが理想なのですが・・・・
なかなかそこまで仕組みが判る人もいないので それなりに困ったことが起きるわけです。
パケットで課金を行うときには、時間は短いのに大量のデータ量で思いもよらない課金が来ることもあるでしょうし 逆もありえると言うことをちゃんとみんなに説明できているのかしら?
いや、ユーザーが賢くならないと駄目なんでしょうね。