Windows Vista On EM Oneα

先日より紹介しているLogMeIn HamachiでのVPNで自宅PCをリモートデスクトップでEM One α上で使っています。
正直、使えば使うほど驚くほどよくできていると思うわけですが・・・・
 
基本的に、現在EM Oneαは動画再生などのビューワーとWMWifiRouterを使ったルーターとしての作業がほとんどでした。
しかし、このアプリケーションの登場で用途がガラリと変わってしまいました。
ただ、この環境を用意できる人がそうそういないという前提での話なのですが・・・
 
用意する環境は、ホストとなるPCです。
アプリケーションというかOSの重さを意識しないのであれば Aeroの起動されていないVistaをお勧めします。
800x480の解像度は必要にして十分と言いたいところですがやはり画面としては狭い。しかし、Vistaが良いのはそこでは無くあまりにも解像度の高い液晶画面に表示されるアイコンが大きく指でもデスクトップ上のアプリケーションを選択できます
もうひとつ、IMEが新しいものなので予測変換入力をサポートしている点もポイントとして高い部分です。
そして、OfficeアプリケーションはMSの2007を使います。UMPCを意識しているのかメニューを隠した状態で多くの操作ができ画面を広く使えるのです。
基本的に、EM Oneαを使う上で使えるのはそれぐらいのアプリケーションで間違えてもCADなんかを使おうと思ってはいけません。
とにかく最低限では OSがあればOKでそれ以外には常時インターネットに接続されている環境と LogMeIn Hamachiというアプリケーションです。

クライアントは、EM One αが標準環境であればOKです。
パケットの消費は少ないものの、やはり定額の契約でないとできないことです。
ベータ版ではありますが、LogMeIn Hamachi Mobile が必要なアプリケーションです。
 
用意するものはこれですべてです。
アプリケーションをインストールするためには、いくつかの項目の登録が必要ですがメールアドレス程度で個人を特定するものではなく 難しい項目はありません。
Free版でしたら無償で利用することができます。
双方で同じグループに登録すればリモートデスクトップで使えるようになるだけです。

 
ただ、リモートでコンソールを利用するだけならそれこそLogMeInを利用する手もあるわけなのですが この接続の良いところは接続方法の問題です。
LogMeIn Hamachiを起動してリモートデスクトップを起動するのはアプリケーションをタップして接続を選んで・・・・・と手順を踏むわけなのですが、踏んで起動した後に「あっ、電車が来た!!」なんて時に EM Oneαの電源を切断したとしましょう。
その際に、再起動を行いアプリケーションを起動して・・・・都の手順を踏むわけなのですが LogMeIn Hamachiリモートデスクトップとの組み合わせにおいてはその必要はありません。
復帰したときには流石に画面にネットワークが切断された旨のワーニングが出るわけなのですが、それを消すと再接続のダイアログが現れます。
このダイアログは、告知のためのもので、操作を必要とするものではありません。
][
復帰後1分未満で、再接続がされてVistaの画面に帰ってきます。
つまり、その時点から操作画面に復帰し使えるわけです。
 
内部的には、WAN回線での利用を前提としているので 回線の切断に対して自動的に復帰する仕組みになっています。
ゆえに、インターネットエクスプローラーの接続と同様の接続で回線復帰が行われるので、HSDPAの回線へと復帰します。
リモートコンソールも同様の働きを行いますので、自動的に再接続を行ってくれます。
UMPCの起動時間はどれぐらいでしょう?
Wifiの接続などを含めると、起動時間と比較してもそん色のあるレベルではありません。
HDDのアクセスの収まるのを待つ必要もないことが大きな特徴となります。
 
先ほどもありましたが操作中に電源を切らなければいけなくなったときなのですが、いつはEM Oneαの電源をそのまま切断できます。
操作中のデータなど気になるところですが、ワードを使っているならそのワードはインターネットを経由した自宅のPCの中の話なので 途中でEM Oneαのをどうしようが実は関係ないのである。
再度接続したときに、切断した直前の状態が保存されているわけです。正確にはなんらかの処理中であれば 次に接続された時にはその作業が終わっている可能性があります。
たとえば、メールの送受信やデータベースの更新処理など。
LogMeIn Hamachiをサービスで起動するとせていしておけば再起動すらもが可能になります。途中で一度は切断されるのですが・・・・
 
実はEM Oneαの処理も負荷の高いものではありません。
普通に使っていれば、標準の大容量バッテリーで約3時間の操作が可能となりました。
非常に頭にくるのですが、実際にアプリケーションを使ってみるとEverunより速いわけです。
なにより、日本語の変換で Everunのように辞書の索引に引っ掛かることがあったり あまりにも語彙が少なくてイライラするWM6の日本語変換を使う必要もありません。
モバイルPCなのですが、Opteron のデュアルが割り当てられているわけなのですから・・・・・
もちろん、ローカルのPCにアプリケーションがインストールできなかったり、ネット動画を見ることができなかったり、何より電波の入らないところでは何もできない(笑)といろいろな問題はありますが、それこそ EM Oneαの単独の機能として実現するものでもありますのでそういう意味では困らない部分です。
それよりも、この軽量な端末をPCとして利用することができるのは大きなメリットです。
 
一昨日に実は車で名古屋に出かけました。
名神高速を一路名古屋に。
方法はともかく、名古屋に着くまでネット接続を行っていて その間瞬断が数度発生しただけで問題なく常時接続が可能でした。
場所にはよりますがこれだけの機能が用意されていれば・・・・と思うのは私だからでしょうか?