言葉をつむぐ

知識欲と言うのがあるのかどうかわかりませんが、好奇心と言う名の知識欲は比較的多いようであちこちと見ては感心するたちです。
多くの人が少なからずある感情で、その蓄積が知識と言う形になるからそうでしょう。
そして、得た知識を確認するように人に伝えたくなる。
伝えることにより新しい知識や理解を得られるようになるわけです。
その行為も楽しいので、教え好きといわれる人もいるわけです。
もちろん、その情報も小出しにしたり隠したりすることで、情報のひいては知識の価値を計ったりするということも日常的に行われます。
つまり、秘密にすることで多くの人が知りたいと思えば思うほど 収集した情報の量(質)が多いと確認できて 自己満足に浸れるわけです。
もちろん、金銭的な問題が関わらない世界での話しなのですが・・・・
 
知識を人に伝えるうえで大事なのは、その言葉の選択で
自分の頭の中では判っていても、人に伝えるとなると話は別。
知っている人に話すのであれば相手の知識レベルや興味のあることなどが判るのですが、知らない大多数を相手にするのであればどのレベルに合わせてよいか等と言うことが大事になります。
よくBlogなどで、伏せ文字等が多くて一元さんお断り等となっているのがそのレベルを上げていった姿でしょう。
新たに来た人は、会話の内容についていけないということになるわけです。
もちろん、愛は盲目とばかりに愛するが故に客観的な視点を失ってしまうと それも言いたいことすら伝わらないと言う形になってしまうわけです。
愛のレベル(スキル)も相手と合ってなければうっとしいだけとなるわけです。
 
その上で問題なのはどういった言葉を選ぶか。
話し方も大事な点で、硬すぎず柔らかすぎず等と言うのは勿論
テンポ等も読みやすさでは重要な点となります。
同じ言葉でも表現を変えるだけで、テンポは変わります。
例えばSmartPhoneなどの重さでも
「世界最軽量」という言葉はカタログなどではよく聞く言葉ですが 私がSmartPhoneの表現には使うことの無い言葉です。
話の流れの中で 口語で進んでいるのに突如漢字が五文字も並んだ文章が出てくると そこで目が止まってしまいます。
例えた表現で(使わないけど)羽のように軽いとか、普通の携帯と変わらない重さとか言い換えるわけです。
ところが、それも語彙がたくさんあれば可能なのですが 私などは毎度ワンパターンと思われる表現が続いてしまうわけです。
付く図区分省力に乏しいと思うわけで、頭の中のことは何割も伝えられていないと思ったりするわけです。
 
最近、SmartPhoneやそれに類する機器を使っていて 日本語版の物で普通に変えるものに入っているのがATOKです。
その変換効率に関しては そんなに長文を打たないので意識することは無いのですが
気になるのが予測変換の部分。
予測候補が鬱陶しいと思うこともしばしばありましたが、最近は予測の精度が上がってきたのか気にならなくなってきました。
というか、その予測に驚かされることが有ります。
自分の中で表現したいこと、当然頭の中に思い浮かんだ言葉をつなげて行くのですが、その言葉の途中で予測変換の候補の中に自分の頭の中に浮かばない言葉が出てくる。
そして、その言葉の方がリズムが良かったり より一層自分の思いを伝えるのに向いている言葉だったりすることが・・・
機会が人を超えたというには未だ稚拙で、偶然引き出された物かもしれません。
それでも、日本語入力補助プログラムと呼ばれたものが、日本語入力支援プログラムとなり、表現補助プログラムと変化していく過程のような気がします。
 
ATOKでとにかく便利に変換したい!」というキーワードがATOKプレゼントに関わると言うことでよくあちこちのBlogで見るようになり
お題として「最近、身の回りで流行っていて変換できたらいいなと思う言葉」となっているのですが
自分の中でで流行っている変換できたらいいなと思う言葉は、こちらの入力に対して先読みするように言葉をつむぎ出してくれる事って言うのは駄目ですかね?
そして、その機能が有効に働くようになってくれるなら 喜んで買いたいなと・・・・
夢のようですが、叶えてくれるといいなと思うのですが・・・