ネットワークHub名人

インターネット回線を経由して使ったり、家の中ではリモートデスクトップなどの運用をしているので
DELL T105は自宅のサーバーとして活躍しています。
Windows 2008Serverに搭載されている Hyper−Vの仮想環境を利用して VISTA等を起動しています。
移し替えたり、データをごっそり持って行ったりという使い方ならかなり面白い。
もちろん動画の再生やゲームには少しつらいところ。
それでも、メールの仕分け専用のOSなどと贅沢な使いかたをすると すごくうれしくなる。
使いもしないOSすら入れてしまいたくなる・・・・・
 
ところが美点ばかりではなく欠点も少なくない。
パフォーマンスは実働では十分ですが、画面にかかわるものでは・・・
それと何より困るのはその作動の自由度で、一番困るのがUSBの端子が無いこと。
我が家で何より困ったのが プリンター
そんなはずないと思っていただけるのはうちの日記をよく読んでいてくれる方で 我が家のプリンターはHPのオフィスジェットでネットワークに対応したものです。
故に、ネットワークは作動する仮想環境のOSでは何の問題もなく使えるはずなのですが実はそうは問屋がおろさない。
何が困るといって、インストーラーの途中にUSBのハードウエアを確認に行きそれが無いとインストーラーが止まってしまう。
他の機械のプリンターを共有したいところなのですが、他のPCといえばVISTA64かWindowsServer 64でどちらも共有プリンターに32ビットドライバーをインストールできないという困ったちゃん。
結果的にプリンタが使えないという状況。
メールを受信するのに使っているので、受信したメールが印刷できない。
印刷するときにはWEBメーラーを開き、ExchangeのOutlook WEBアクセスを使う始末。
何か間違えていると・・・・
 
ところが、先日WEBを見ていて見つけた「ネットワークHub名人」。
この商品は、ネットワーク上にUSBHubを置き専用のソフトで仮想的にUSB端子として見せるものです。
本日届きました。店頭で見ることができないのでAmazonで注文したら約一週間。
待ち遠しかったのですが 到着。
箱を開けると通常のUSBHubと同じサイズで5Vの電源を指すとインジケーターが点灯し動き始めます。
DHCPでアドレスを習得し動作を始めます。
あとはPC本体に付属のソフトをインストールするだけです。
USB Serverという名称のアプリケーションを起動すると自動的にネットワーク上の「ネットワークHub名人」を発見して接続をします。
USB機器を「ネットワークHub名人」にせつぞくするだけ。
画面上に接続された機器が一覧で現れます。
そして接続したい機器にカーソルを合わせて接続ボタンを押すと動作始めます。
 
とりあえずUSB HDDは動作OK(結構遅かったですけどね・・・)
メモリーカードリーダーもOK
そして、バーチャル環境のPCの大きな不満点の音が出ないという欠点があるのですが、USB Hub名人に試しにUSBサウンドバイスをつないでみました。
これも問題なく(少し追いついていないような動作はしますが)動作しました。
おおよその機器は普通に動作するようです。
念のために 少しとがったデバイス、アイ・オー・データのUSBワンセグチューナーなどをつないでみたのですがこれは駄目でした。
かなり特殊な事をしているようで、いきなりブルースクリーンに。
これは駄目だと・・・・
ネットワークカメラなどはOkでした。
 
これで仮想環境が快適に・・・・と締めくくりたいところなのですが 実はそうじゃない。
今のところ環境がすべて整っていないので仮になのですが インターネットVPNでの接続も可能でした。
だとすると、VPNの環境だけを用意すれば、屋外から自宅のUSB機器を動作することも可能に。
たとえば咲くほどのネットワークカメラ。
クライアントを入れたPCさえ用意できればUSB機器として動作させることが可能に。
他には、USB接続のミサイル発射機器なども接続すれば ネットワークカメラで確認してミサイル発射ということも可能です。
まるで、自宅が秘密基地のよう。
VPNが可能であれば、「ネットワークHub名人」経由でUSBでActiveSyncも可能。
7980円で帰るのであれば・・・・・寝室のActiveSync用にとか・・・・