Symbian(UIQ)用日本語入力プログラム M-FEP3 公開

S60番では初期テストの末席などに 黙ってこっそりいたりしたのですが
ようやく認証が取れて公開となったようです。
思い起こせば最初にNOKIAを買ったのが 多くの人の影響でその中の1人としていらっしゃって
新たに購入したノキアなのですが
英語版で、フォントを入れ替えてOpera Miniで日本語ブラウジングして(JAVA版だったのでシステムのエンコードに依存しなかった)見ることが出来るようになり、とりあえずJAVA経由の入力プログラムで日本語の単漢字が入力できるようになりました。
両者ともJAVA上のアプリケーションだったので、ブラウザーに入力できずに・・・・と言う状態で
MFEP60(S60用)クローズドベータに誘って頂いた訳です。
 
ノキアのアプリケーションにとって最も高かった壁はセキュリティで、Symbianのアプリケーションとして登録した証明書つきのアプリケーションしか実行できないという部分でしょう。
つまり、自分で作ったアプリケーションを自分の携帯電話に入れても動かせないという事です。
まあ、日本語入力プログラムと言うのはキーボードの入力を受け取って日本語に変えて出力するプログラムですから 極論ですがキーボードの入力を受け取って随時インターネット上のサーバーに送ると言うプログラムも同様に出来て簡単に配ることが出来たら怖いと言う事はありますので あるていどは納得ができるのですが それにしてもきつい制限です。
アプリケーションの作成と言うよりも、この認証を取ることにかなりの労力を使われたことでしょう。
経過を見ていると、たらいまわしにする役所仕事を見ているようでした。
 
そして、その苦労が実ったのか M-FEP3の公開となりました。
私の海外版NOKIAを手にし、現行のE61X01NK)に至る道筋がその流れとなる物でした。
恐らく、S60版もそう遠くない未来にリリースされることではないかと思っています。
現在では J+等の日本語化アプリケーションも別途存在しますし、かなりの機種が日本語版で出てきています。
それでも、これしかないと思う機種が出たときに
異国の地の店頭にいる時にも拘らず、見えないまーさんの優しい手が日本からそっと背中を押してくれる瞬間があるような気がします。
 
アプリケーションのリンク
http://digilife.bz/wiki/index.php?M-FEP3

M-FEP3とは †
M-FEP3はUIQ3デバイス用日本語FEPです。デフォルトはQWERTYモデルとなっていますが、設定を変える事によって10キーモデルでも使用することが出来ます。現在対象としている端末は「P990i」「M600i」「W950i」です。ただしP990iのフリップの10キーはOSの仕様上、アプリケーションが別扱いになっていますので別途「M-FEP310FC」をインストールして下さい。


対応端末 †
UIQ3の端末
P1i
P990i(フリップの10キーは別途M-FEP310FCが必要)
M600i
W950i