Live Mesh Mobile

あちこちで話題になっていますが インターネット上のストレージサービスである、LiveMeshがモバイルデバイスに対応しました。
もちろん、WindowsMobileをOSにしたSmartPoneに限られる訳なのですが・・・
 
多くのWEB上のストレージサービスがあり、私はここ数カ月はA-Driveの有料サービスを利用していました。
WebDAVのファイラーを使えば、まるでWM機のストレージであるかのように振舞うので 必要なデータのコピーなどはここを通じて行っていたわけです。
もちろん、インターネット側への回線速度 たとえばHSDPA等の速度に制限がありますが 有料サービスの多くはストレージ側の帯域を制限していないのでHSDPAの速度がそのままストレージのアクセス速度となり小さなファイルであれば まるでデバイスの中を見ているかのように操作できたわけです。
無料のサービスの多くは、クライアントにブラウザー上のJAVAを使っておりお世辞にも高速ではない JAVAインタープリタを装備したWM機で快適にはというところです。
 
LiveMeshもサービスインしてからブラウザでのアクセスはWm機で出来ていたので使えなかったわけではないのですが、ユーザー名とパスワードの入力が必要であり パスワードマネージャーのようなものを使っても プルダウンボックスで選択する場所があり覚えてくれないので毎度入力するとなると使う頻度が減っていたわけです。
今回のモバイル対応には、クライアントアプリケーションがリリースされて そのアプリケーションを通じてのアクセスになった点が大きく異なります。
一度登録したユーザー名とパスワードは記録され、アプリケーションを起動するだけで接続されます(もちろん回線ありき)
これで、標準登録されているブラウザ経由で普通にアクセスできるようになりました。
 
今回、インストールして使い始めて意外とこのアプリケーションの使い勝手に驚いています。
PC版と同様にフォルダーを登録すると、このアプリケーションを起動している限り指定した時間毎に同期をとってくれるようになっているという機能です。
ということは設定ファイルなどをたとえば「setupfile」というフォルダに入れて同期させておけば 新しいデバイスを購入しても、まずLiveMeshクライアントをWEBからダウンとロードしてインストールして Wm機にそのフォルダの同期をとれば セットアップファイルは時間はかかるでしょうが自動的に同期してくれます。
このサービスの良いところは、複数台のSmartPhoneを持っているときに同じフォルダを同期しているとすればたとえばアプリケーションのリビジョンが新しくなったときなど Meshの内容を更新したら全ての機器のセットアップフォルダが更新されます。
リビジョン管理も簡単になります。
 
初回同期は時間がかかりますがそれさえ終われば・・・・・
あとはPCで後で入れようとダウンロードしたアプリケーションも、ここに入れておくだけで知らない間に同期されてはいるわけですから・・・
楽しいと思いませんか!!