セキュリティ警告って知っていますか??

最近、WEBの閲覧中にプログラムのダウンロードに関して警告が出るのを多くの方はご存知かと思います。
IEの場合はツールバーの下に、プログラムのダウンロードに関する警告が出てきます。
これは意識せずに悪意のあるプログラムを自動的にダウンロード実行して、ウイルスなどが侵入しないようにするための処置です。
そして、プログラムのインストール時には プログラムに書き込まれていればなのですが 製造元やセキュリティ認証などに関する情報と共にインストールの可否を問うダイアログが出てきます。
 
面倒くさいと言う事もありますが
一つは悪意のあるプログラムが増えたのが原因で、「昔は鍵なんか掛けなくてもよかったのに」と言うのと同じで 人並み以上に悪意のある方が増えた以上身を守る為のコストが発生するのはやむ終えないところなのです。
そしてもう一つは悪意は無いものの ToolBar等広告を伴ったりユーザーを増やす為に プログラムのインストール時にコバンザメのように引っ付いて勝手にインストールされるプログラムが増えたことにも原因はあります。
名前を出すとあれですが、フリーのアプリケーションをインストールし続けると FireFoxやGoogleToolBar、Yahoo Tool Bar等が知らない間にインストールされていたりすることでしょう。
勿論、インストール中にそういったことは書いてあるのですが 「次に」というボタンがあまりにも魅力的なのでつい よく読まずに先へ進んでしまうからでしょう。
インストールされて困る物ではないのですが、ツールバーなどは何十種類もあり 各自がデフォルトで出てこようとするので画面が狭くなったり ブラウザーなどが重くなったりします。
常駐するアプリケーションもシステムそのものを遅くしたりと実際の動作に影響を与えます。
複数のプリンタが繋がっている人などは 言うとおりにインストールしていると常駐するプリンタ監視ユーティリティが 屋外に持ち出したときにプリンタがないと探し回ってくれて知らず知らずに 無駄なパケットの消費と無駄な速度低下を招いてしまいます。
もちろん、家に置きっぱなしという事であればインクが切れたとか、紙がつまったなど教えてくれて便利なのですが・・・
 
まあ、とにかくそういったことを考えて 無駄に多いと思われる警告にも意味があるわけです。
マイクロソフトなども不評を覚悟しての実装なのではないかと思いますし、設定によってはそれを消すことも出来ます。
VISTAにおいては、システムにおける設定を変えるたびに 画面を真っ黒にして教えてくれるので 児童アップグレードをアプリケーションなどで証明書の無い物などをインストールしていると 確認に行くたびに 確認すること自身の可否を問われて画面をフラッシングさせることと成ります。
故に、この機能を停止するTips等がWEB上でも良く見られるわけです。
私は、画面がフラッシングする程度なら止めないほうを選ぶわけなのですが XP時代のアプリケーションの中には止めないと動かない種類の物もありますのでこのあたりは互換性と言う意味で微妙なところです。
ただ、保護する為の機能で 無い寄り合ったほうが良い種類の物であることは確かだと私は理解しています。
 
昨日、とあるソフトのアップデートをするに辺り 普段は見ないチュートリアルなるものを見ていました。
まあ、具体的に言うとこの画面なのですが・・・・

インストール時の注意です。
ダウンロードする際の説明は割愛していますが、インストール時の警告画面をこのように表示しています。
勿論、大手のソフト会社の製品ですし 所在もちゃんとメーカーサイトからダウンロードしたので間違いないものだという理解はしています。そして、インストールする意思があるからダウンロードしたわけなのですが・・・
上記のように、とにかく情報を表示し それに対する確認をした上で先へ進むべきものなので何のメッセージかも確認せずに(字は消したわけではなくて 最初から線でした)無条件に「次へ」を押させるのは いくらこのボタンが魅力的だからといっても行きすぎな気がします。
この二つの項目は、インストーラーと言うプログラムの実行の可否と プログラムをインストールすることに対する確認のダイアログの画面となっています。
いくら大手ソフトメーカーのアプリケーションとはいえ、初心者に判るようにはしょったとはいえ
ソフトメーカーが、セキュリティダイアログをないがしろにする様では
初心者であるユーザーにセキュリティの大事さが伝わらないと思うのですが・・・どうでしょうね?