Doccica

日本通信さんが「Doccica」という新しいプリペイド式の3G通信を提供されることが発表になりました。
非常に好感を持てるのが USBの端末に500分の通信をセットした初回購入が14800円という価格であること。
有効期限が90日と多少短いのですが、月額コストも掛からず使える3G通信が1.5万円で提供されると言うのは かなり安価な選択となるような気がします。
一応、動画、P2Pには制限がかかることやパケット量増大の際には切断するなどのことは最初に謳われています。
ただ、1000円とかの小さな単位での追加が出来ることは非常に便利な物となる事でしょう。
例えば、普段はE−Mobileで通信できないところに行ったときにチャージして使うというような使い方も出来ます。
無線LANのHotSpotの利用にも対応しており、その際は一度接続すると24時間の利用で30分(約300円)で使えるようになっているようです。
面白い制度としては、300円の追加を払うと現在のチャージを30日伸ばすことができることで 手続きさえ忘れなければ 毎月300円の固定費用プリペイド式に使った料金のみを先払いしてゆくといった使い方も選択できそうです。
これは、欲しくなる感じの通信手段ですよね。
 
少しだけ気になる点があるとすれば、ハイスピードインターネットとか書いてありますが通信仕様が何処にも書いていません。
書いてあることを丸呑みすれば 「3G」としてしか書いていないので 384Kリミットと言うこともいえなくもありません。
追記:その後 7.2Mが最大と情報サイトに上がっています。
HSDPAは表記的には「3.5G」と言われることが多いので・・・
まあ、そんないびつなことはしないとは思うのですが、Layer2での提供を受けているとの事なので 通信段階で帯域制限を書けることも容易になったと思われますので 速度はある一定以上で無いように制限を掛けられていると言う可能性は高く思われます。
 
HSDPAで〜Mなんて、私も喜んでベンチマークを行って書いていましたが 正直海外で同じほどの速度が常時提供されている国を あまり知りません。
価格あたりの満足度から言えば かなり良いものになるのではと思っています。
 
プレスリリース:http://www.j-com.co.jp/news/release/0903.html