ジャンク漁り

ジャンクを漁るのは当然、電気街のジャンク屋さんというのもあるのですが 実はそれ以外にも店舗の改装や閉店セールなどの放出品もジャンクの部類に入ります。
先日の16ポートのギガハブもその部類で、どちらかと言うとパソコンパーツ量販とでも言うべき店舗の放出品だったわけです。
そこでは基本的に「いらないもの」が放出されるわけですが、その要らない物とぴったり合う部品などを持っていたりすると 驚くほどはまってしまう訳です。
一応書いておきますが、たまに話題になりますからこうやって安いものの購入の報告などをしたりしますが、「安物買いの銭失い」という格言は名言で 楽しんでこそいても実際に得をする事など稀であることは間違いありません。
実際にはそういったものをふらふら探して動き回る交通費たるや 笑えない額なので 特に私などは・・・
 
現在、大阪の量販店チェーンの一つは 他社の対抗も含めて決算セールを行っております。
もともとそんなに安くは無いのですが、割引率を商品によってあまり変化させないと言うこともあり メーカー製の消耗品などでは 他に比べて安いと思わせることもあり良く利用させて頂くわけです。
最近の傾向ですが、目を引く商品は安いけどそれ以外の商品を注文すると妙に納期が掛かったり実は凄く高かったりということも少なくありません。
と言う意味では善良でよい店だと私は思って通うわけです。
ただ、この景気からなかなか効果が上がってはいないと思うのですが 今のセールも前述のルールに乗っ取っており 「セール品(既に特価を発表している商品)」、「メーカーからの価格指導がある(在庫もメーカーの物だと言うようなパターン)」、「店舗で決めて除外した商品」を除く全商品が店頭の値札の15%引きと言うセールです。
つまり、液晶保護シート(主にノートPC用)であろうが プリンタのインクであろうが、冷蔵庫であろうが洗濯機であろうが 通常店頭で付いている値札から15%引きと言うようなせーるな訳です。
売れ残りのエアコンなどは50%OFFで3万円をしないものまでラインナップされていました。
十分に魅力的ながら欲しい物がなくてはしょうがないのでぶらぶらしていました。
 
店の中にいくつか置いてあるワゴンもこの店は注目点で、このワゴンこそがジャンクせーるな訳です。
多くは開封済み返品や、店頭で展示品として使ったものなどの処分品、旧機種だったり仕入先倒産などで保守パーツの入らなくなった機器などなど。
昨日も向かったのはそのワゴンのほう。
最初に購入したのは「Tristar」の名刺読み取りソフト。
最初にと言うのは、ワゴンで自分に関係のありそうなのはここだけだろうと思っていたので漁り終われば早々にお支払いを済ませたわけです。
さらっと流しましたが、名刺読み取りソフトは「名刺万能SE」という名前の物でこれが結構優れものなのです。
名刺万能SE 小型専用スキャナ付
普通の小型スキャナつき名刺読み取りソフトなのですが 大きな特徴が名刺のOCRのターゲット言語が数多いこと。
英語、中国語、ハングルも含めて13の言語の読み取りができると言うものです。
普段は困らない物の、外国で名刺を預かったときなど正直 報告書を書こうにも名刺になんて書いてあるか判りませんし、書いた字が正しいとも思えません。
また、ワープロに貼る事も出来ないのでいつもこういった書類は手書きだったわけです。
名刺さえもらってくればこれで何とか成るわけですから。
標準販売価格が18690円で通常販売価格が17800円
で、私が買った価格は1500円・・・
VISTA対応版なんですが・・・・・
勿論、他に目を引くようなソフトも無かったので今日はこれぐらいと思っていたのですが・・
 
電動歯ブラシなどを見ていた奥様のところに 見た目はともかく気分は5cmぐらい床から浮かび上がった状態で合流すると 電動歯ブラシや髭剃りの乗ったワゴンの中にも処分品ソフトが。
あまり期待せずに見ると、昨日も書いていた「高電社」の「トラベルウオーカー 中国」で
確か日記にも書いていたと思うのですが 発売時にモニターに応募していたのですが残念ながら外れて安価購入できずに迷ったままのソフトが。
勿論、量販店の店頭品なので新品未開封
マイクロSD同梱(ここにソフトが)版で標準販売価格12800円で少しためらう価格です。
トラベルウォーカー 中国
それが2000円という価格で・・・・ ん??
裏を見ると1000円に訂正してありました。
このソフトに関しては多くの人がレビューしているのでそちらにお任せと言うところで。
 
勿論、ソフトを作った人には失礼な話ですが かなり安くで手に入りました。
両方とも価格相応(勿論、もともとの価格ですよ)に高機能で 名刺万能は50枚ほどの名刺を試してみましたが ロゴ体の社名など以外はかなりの確立で読み取ってくれます。
これが中国語やハングルにおいてもそうなのですから驚くところ。
10件に1個ぐらい修正が1〜2箇所あるぐらいと今までの名刺ソフトに比べれば格段の進歩。
人の名前で最後の人字が「係」の文字の方がいらしたのですが 役職のところに表示されていたのはご愛嬌と言うところでしょう。
トラベルウオーカーはいつもWMのメモ帳と身振り手振りだけでタクシーに乗っている私にとって、私にはネイティブにしか聞こえない発音までするこのソフトにはびっくりしました。
電子手帳のようです。
 
なかなか、5000円を超えるようなソフトを買う機会が無いのと なかなか外せない(ダメージが辛い)という気持ちからなかなか手を出すことが無く、マイクロソフトのものに無難に落ち着くことが多いのですが
こういうチャンスで違うソフトを触ってみると 結構目から鱗な事が少なくありませんよね。
たまに、こういう物が手に入るから ジャンク漁りを続けてしまうんでしょうね・・・