香港での通信環境

今回の香港では電話機は三台でまわしました。
1台は日本でも使っているXperia こちらは日本国内で利用しているDOCOMOのSIMを抜いてCSLのSIMを
今回は活動一日なので HK$88のSIMを入れました。
一日のブロードバンド利用にHK$50ですので、後は日本に1時間弱の通話ができるという非常に便利な状態。
これさえあればOKなSIMだと思っています。
二台目はモトローラー V1100という電話
過去にHSDPAモデムとして BT2.0を使うということだ考えれば非常に便利だと思って購入したものの、失敗して忘れられていた端末です。
忘れられていたのですが おもむろに韓国旅行で思い出し使い始めた電話です。
この電話にはモベルのSIMカードが入れられています。
モベルは維持費無料の、通話しただけ分請求されるという維持費の安い海外旅行用のSIMカードとして有効です。
三台目はNOKIA N71でVodafoneのが日本にいたころのもので、これも非常に感度がよく愛用しています。
これにはSoftbankローミングSIMを入れています。
 
Xperiaは活動中大活躍でした。
基本的に適度にバッテリーが持続する端末であれば何でもいいといいたいところなのですが 私の使い方でどれか一台といわれれば現在はこれを選択せざる得ないという状態でした。
当然、i780もその範疇に入るのですが、今回の場合出先でPCでのアクセスの必要な場面があり リモートで非常に使いにくく日本語入力が実質難しいという状況においてもリモートアクセスが可能かそうでないかという違いは大きく 正直八面六腑の活躍だったかと思います。
メインの使い方は
○LogMeInFreeにて、自宅PCを経由してのPCアクセス。
○WEB閲覧(入力はだめでした・・・Operaだからですが・・・)
○メール受信(Exchengeよりの転送)
○電話
○地図
○つぶやき
○テレビのニュース閲覧(digizonといいたいところですが SlingPlayer利用)
○PCモデム
とこれだけを一台でこなしていました
ご褒美に、予備バッテリーとクレイドルをおごってあげたわけなのですが・・・・
 
モトローラーは実はかなりの頑張り屋さんで 何がって言いますとバッテリーが持つのです。
実はいくらバッテリーに安心感があるといっても上記用途に音楽再生が加わっていないことが見て取れると思います。
もちろん、仕事中にしているわけではないのですが 移動中は雑踏が苦手なので常にしているような状態です。
ゆえに、ここまで負担させると具体的には3時間も音楽を聴くとそれだけでバッテリーのかなりを消費します。
もしかしたらBluetoothだからかもしれませんが・・・
ゆえにその役目をその場の思いつきでモトローラーV1100に肩代わりさせたらびっくりするような結果だったのです。
 
Xperiaでしか実は見たことがないのですが、Bluetooth Audioにはいくつかのビットレートのサポートがあります。
Xperiaでは4段階のうちから選択できます。
○Low Audio Quality
○Medium Audio Quality
○High Audio Quality
○Excelent Audio Quality
の4種です。
そして、サンプルレートは
○44.1KHz AC44
○48KHz BB80
おそらくなのですが 一般的なSmartPhoneは耳で聞き比べる限りMediumQuality相当なのではないのでしょうか?
これも想像なのですがQualityを上げてゆくと当然CPUのパワーが消費されると考えられますので あまり高くすることに意味がないと考えるのが普通でしょう。
ところが、携帯電話では専用のチップを搭載しているのか結構音がよいことが多く 件のV1100もXperiaのHigh Qualityぐらいではないかと思われるぐらいの迫力のある音を聞かせてくれます。(もっとも 環境が悪いので聞き比べずに判るかといえばわからないのですが・・・
もちろん、他のタスクがないのでなんとなく遅くなったりのようなずれも感じられません。
まあ、ここまでは携帯電話のプレーヤーでは比較的当たり前なのですが バッテリーのもちが驚くほど。
二日目の話なのですが いつものSony DRC-BT15を使っていたのですが いつも夜にはバッテリー切れを起こすのですが バッテリー切れを起こした段階でV1100のバッテリーメーターは一本たりともとも減っていない。
で、夜のうちに充電した筈だったのですが、コンセントにスイッチのついているタイプでスイッチが入っていなくて充電がまったくされていない状態で
それでも10時の飛行機まで7時にホテルを出たのでその間鳴らし続けても結局バッテリーがメモリを減らすことはありませんでした。
正直、機能的に取り立てて珍しいことはないのですが という以前に日本語がだめですがこれはこれでいいかなと思わせるような動作をしてくれます。
おそらく、今後の旅行の友となりそうです。
 
NOKIA N71は最後まで結果的に使われることもなく(香港市外からでなかったので)唯一私を朝に起こしてくれる程度でした。
シンセンに入るときは通信手段としていままでも生きてきたのですが・・・
 
i780は持ち込めなかったのは正直設定が鬱陶しかったので、国内線用に固定しておきたかったことと
パケット通信時を利用するアプリケーションが多く 全部の設定を変えて回るのが大変そうだったという話もあります。
かばんの中には入れていて、液晶保護シート(お店のお勧めでプライバシーフィルタータイプ)の張替えもお願いしました。
 
しかし、やはり香港はいい国です。
本当に小型デバイスの在庫が豊富で 価格的にも安く入るものが少なくありません。
新しいものも古いものもそれなりの値段で取引され、少し古い日本のデバイスもおそらくこちらに持ってくれば値段がつくのではないかと思われます。
また、SIMカードなどの入手が簡単で、ちょっとした手続きで定額のブロードバンドが使えます。
HK$50は600円ほどで、WifiのHotSpotの利用よりも一日中どこでも使えるこちらの利用のほうが便利だと私は思いますし、空港や展示会場の中ではFree Spotがあり通信環境に不自由することはありません。
地下鉄の中も通信エリアですし、予備電池も安価なのでバッテリーの残量もあまり気にせずにいられます。
詣でたい国のひとつですね。
 
しかし、香港 東九龍で電脳祭をやっているのだったらそっちを目指すのだった・・・・