Xperia X1用クレイドル

香港で、Xperia用の怪しい電池を購入したついでに Xperia用のバッテリー充電器を注文したらクレイドルが出てきました。
この場合は私の説明が悪いので(単純に言葉が通じていないので)近いものが出てきたと解釈するべきでしょう。
モバイルプラザで販売されているものと非常に良く似た形をしており、充電とSyncが出来るとのうたい文句です。
本体をおいてUSBケーブルを差し込むという手順は正直ありがたくないので日本で購入することは100%無いのですが この間違いを修正する難しさと 思っていた充電器の価格とクレイドルの価格にほとんど差が無かったこともあり 本体だけではなくバッテリーも同時に充電できるので最悪バッテリチャージャーでも良いかと重い購入を決めました。
店を出たときにかばんに入っていなくて、あわてて引き返したくだりは一昨日書いたあれです。
 
PDAクレイドルは必要か?
なんて、昔は書いていたこともありますし Palmで育った私としては家に帰るとクレイドルに突き刺すという行為は 充電を忘れなかったり 持ち出すのを忘れなかったりというよな効果があり歓迎されるべきものです。
ところが、最近のコネクタの形状がmini USBになったこともあり 本体を差し込むのに向いた端子形状でなくなってしまっています。
USB端子は深く、抜けにくく強度を確保するために台形を少しへこました端子形状の為に勘合性が高く端子としては良いのですが ことクレイドルに付けると抜き差しのたびに端子を左右に振るようなスライドをさせないと摩擦抵抗が高すぎて抜きにくいという欠点もあります。
本体を固定してしまうクレイドルのような機器が そぐい難い端子ではあるのです。
がんばって真上に引き抜くことを要求されます。
そのルールを破ると、本体の端子でも簡単に壊れてしまいます。端子の勘合性が高い事があだに成って基盤の半田付けや樹脂のピンで固定している程度の勘合が負けてしまうわけです。
故にクレイドルが徐々になくなってきたわけです。
もちろん、使う側もケーブル指すだけで良ければそれで言いわけで、WifiBluetooth接続でPCとの接続まで賄えるのであれば 無理に充電以外の用途も持たせたかった端子に毎日接続する必要は無いのです。
 
今回のクレイドルは、「充電・Syncクレイドル」なのでUSB端子から充電もPCとの接続も行ってくれるつわものなのです。
バッテリーの充電も。
買って帰ってみて少し疑問がわいてきます。
何の疑問かというと、先日東京での話です。
PCに繋いだXperiaのバッテリーは徐々に減ってゆきあっという間に使えなくなって一日使えないまますごしたという日がありました。
PCからUSBケーブルで直結しても充電されないXperiaが、PCと接続することが出来るということでUSBケーブルをPCに挿せばどうなるでしょう?
思いついたらとやってみました。
ついでに、買ったばかりのばったもんばってりーも乗せてみました。
PCからの充電の場合、Xperiaの電源インジケーターが点滅を始めました。
どう見ても無理だということがわかります。
充電インジケーターも微妙な色合いに・・・・・
 
で、2Aを誇るUSBチャージャーのUSB端子から電源をとると給電が始まりました。
ただ、両方にするとばったりー単体のほうはほとんど充電されていないようです。
おそらく本体を優先的に給電するような仕組みとなっているのでしょう。
外部電源が健全に余裕のある電力を供給してくれればこのクレイドルは使えるということがわかりました。
めでたしめでたし・・・・といいたいところなのですが 個人的な気分としてはそうも行かない。
なぜなら、、「充電・Syncクレイドル」と書いてあるからです。
クレイドルの目的はお手軽にデバイス管理が出来ることで、PCとの接続や充電が簡単と言ってほしいところなのですが
「給電するときは専用のACアダプターをお使いください」

「PCと接続するときには、クレイドルのケーブルを抜いてPCからのケーブルに差し替えてください」
ということになるわけです。
だとすると、
本体にケーブルを抜き差しする時は 繋ぐべきケーブルを一度挿すだけで
クレイドルを使うと、本体にクレイドルに乗せたときにケーブルを差込 クレイドルに刺さっているケーブルを接続するほうに差し替えると二度手間になってしまいます。
結論から言うと、
クレイドルを使うとめんどくさいぞ!!」
ということのようです。
当初にお話したように、私の目的は「予備電池の充電」で 予備電池だけだとPCからも充電されることが確認できました。
そして、常時ACを接続しておくなら本体の充電も問題なく可能です。
ストラップをつけなければ・・・・
ストラップが下になるので、ストラップが大きいと乗っからないのです。
もちろん、形が変形しにくい形状のものなども嫌われます。
 
私の場合、どの障害も障害にならないために机の上において使い始めました。
まあ、なんかあるだけで安心してしまいます。
おそらく、モバイルプラザで売っているものは昇圧回路が内蔵されていて PCからの給電でもちゃんと動くからこそ、「充電・Syncクレイドル」として販売されているのでしょうが 香港などで形が似ているものを買ってくるとこういう感じなのでしょうね(笑)
まあまあ、そんな感じのことでした。