Sbp Mobile Shell(V3)を使ってみよう。

株式会社ネクステッジテクノロジー(URL http://www.shareEDGE.com)のSbp Mobile Shellを使ってみました。
日本でのサポート・販売は上記 ネクステッジテクノロジーのこのアドレスから購入可能です。(URL http://www.shareedge.com/modules/shareware/view.php?lid=20090413-001&gid=5)より入手することが可能です。
体験版もありますので ぜひお試しください。
では、インストールですがネクステッジテクノロジーより体験版をダウンロードしてインストーラーを実行するだけでインストールが自動的に行われます。
私は SonyEricssonのXperia X1にインストールしました。
画面の解像度が高く、WVGAで3インチの画面のSmartPhoneです。
もともと、独自で拡張されたX−Panelというインターフェースを持ち、そのPanelの選択肢の中に任意でインストール可能なSbp Mobile Shell(V2)が存在するために旗手としての相性が非常に良いという事も選択のポイントでした。
詳細な仕様や画面のキャプチャーに関してはすでに多くの詳しい方々がアップしてくれているので 私らしい実際の自分の使い方の合わせたz紹介で進めてゆきます。
 
まず一日の最初にチェックするのが本日の予定。
SmartPhoneでは設定次第ですがTodayと呼ばれる画面に予定表を表示する機能があるのですが Sbp Mobile Shellにもその機能があります。
「プロフェッショナルレイアウト」というインストールしたときに表示される画面がその画面となります。
日にちと時間、設定していればその地区の天気。
Outlookメール、SMS、電話の着信、着信音のプロファイルの設定のアイコン。
そして予定とカレンダーの画面が表示されます。
このあたりは、OS標準のTodayとそう変わるものではありません。
少し違うのはその下にランチャと表示されるアプリケーションの起動画面と連絡先を表示するためのアイコンがあることぐらい。
もちろん、ショートカットとして表示されたアイコンを起動に使えば便利なのですがそれほど変わるものではありません。
特に連絡先などは 標準のTodayにおいても右側のアプリケーションボタンに割りつけられているのでワンボタンで選択可能だからなのです。
「何だ・・・」と ここで思うあなたはせっかくのSbp Mobile Shellの機能を理解できないまま終わってしまいます。
ここから先がSbp Mobile Shell
の機能なのです。
画面の各機能をタップしてみましょう。
さっきに出したアプリケーションキーですがSbp Mobile Shellではそれが無くても操作できるように つまり画面のタッチだけで操作ができるように作られているようです。
Xperiaは標準の操作では ボタンが足りなくて・・・ということを言われているのですが このインターフェースを使っている限りは必要ないようにできているようです。
まずは天気のアイコン。
これは一週間分の天気を表示してくれます。
時間のところでは複数の国の時間とアラーム設定。
メールやSMSはOutlookを電話は通話履歴で・・・という風に画面のタップで各機能が呼びだされます。
もちろん、標準のTodayでも画面のタップで各機能は呼び出されますがOutlook以外の機能は各操作画面においても標準のものではなく独自に作られているものです。
それぞれに独自の工夫がなされていて 使いやすく作られています。
最も良く作りこまれているのが予定表のところで、曜日毎に時間順に予定が画面に見える限り表示されます。
特に解像度の高い端末では月毎の表示や 週毎の表示などがありますが 曜日毎に織り込むことのできる予定表表示は狭い画面で効率よく予定を表示するための手法として大木の予定表拡張プログラムで昔から使われてきたものです。
「ランチャ」ボタンを押すと Startボタンを押したときに出てくるメニューを画面いっぱいのアイコン表示にまで拡張したイメージのもので画面いっぱいに表示されます。
ここまで使っていて 各操作に最後の例などがわかりやすいのですが
本来Startメニューの表示を3インチのWVGA画面で表示したら縦の長さが約二ミリ。
二ミリのアプリケーションを指先で選択・・・・となると選択できないのです。
画面いっぱいのメニューが出てきてようやく指先で普通に選択することが可能なのです。
また、度の画面からでも画面の左下のボタンを押すだけでメインメニューに戻るという基本的に統一されたインターフェースは非常にわかりやすく映るはずです。
どうですか? 使いやすくなったことがわかっていただけると思います・・・・
なんて、これだけでSbp Mobile Shellが良いなんて少しいすぎな気がします。
ただ、このシンプルなメニューと操作感で日中のビジネスの用途に関しては十分なのではという機能は網羅されています。
「これ以上何が必要なんだ??」と言われても困るわけなのですが・・・
 
いや、職場ではこれても良いのですが 一歩職場を出たらそうはいかないのである。
こんなメニューでは楽しめないのである。
そういう時なのですが、あなたがSbp Mobile Shellをインストールしているのでしたら指先で 上でも下でもよいので画面をめくってみてください。
全くイメージの異なる画面が出てきます。
この画面、標準では全く予定表もなにもない。
時計と転機とバッテリーのアイコン。
控え目に表示されるのが半透過に表示される メール、SMS、電話ボタン。
「ライフスタイルレイアウト」と呼ばれる画面に切り替わった訳です。
仕事を「オン」とするとこちらは「オフ」の画面というイメージです。
時計もデジタルから大きなアナログ時計に切り替わっています。
こちらこそがSbp Mobile Shellの本領と思われる画面です。

あまりにもシンプルな画面を味気ないと思っているのであれば大間違いです。
ためしにこの画面であれば 指を左右にスライドさせるようにページをめくってみてください。
左側にはアドレス帳画面(後ほど説明)
右側にはミニメディアプレーヤーやワイヤレスマネージャーのアイコンが。
一枚の画面に拘らない配置でレイアウトされた訳です。
会社から帰るのに電車に乗ろうとした時に雑踏が鬱陶しいと思い音楽を聴きながら帰ります。
まず画面を右側に切り替えてワイヤレスマネージャーでBluetoothの機能を起動します。
そして、Bluetoothヘッドフォンの電源を入れます。
ミニメディアプレーヤーをタップするだけでメディアプレーヤーが立ち上がりここでライブラリーから聞きたい曲を選択し再生します。
音楽を聴いている際に曲名が気になればHome画面に戻っていても確認できます。
オフの用途に向いた仕様なのです。
でも、たったこれだけの事で・・・って言われても困るのでもう少し追加を。
先ほどから使っているアイコンなのであるが、これは実は自分で張り付けたり動かすことができるのである。
このアイコンは「ウイジェット」と呼ばれるアプリケーションパッケージでWindows Vista等のサイドバーの「ガジェット」やOperaブラウザーやNetFrontの提供するものと同様の仕組みなのである。
「ライフスタイルレイアウト」の画面全部がこの「ウイジェット」を張り付けるパネルとなっているのである。
そして、ウイジェットには 通常のアプリケーションやコントロールパネルのアイテムも貼り付けることができます。
そして、これが最も特徴的なのは そのサイズや置き場所を制限なく動かすことができます。
 
例えばアドレス帳の登録されている名前すら同様の扱いで よく使うアドレスをよく使う順にサイズを変えて画面に配置したりも可能としています。
箱入り娘といわれるパズルがありますが、あれと同様にパズルのようにサイズを変えたアイコンを画面に配置することにより自分仕様のページを作ることができます。
画面に自分の使うアプリケーション、電話をかける相手、設定などをペタペタはりつけて自分の端末を作るのが楽しめるわけです。
私であればTwitterクライアントやブラウザーのブックマーク、Blog更新用のアプリケーション等も貼り付けてみました。
自分の自分のための端末を作る喜びがそこに生まれたわけです。
そして、やはり画面操作には タッチパネルだけで完結したのである。
スライドキーボードの端末などでは 操作を行う時にスライド操作を行わないと出来ない操作があります。
もちろん、ソフトキーボードでは効率の下がる文章の入力などは別としての話。
それを極力少なくするインターフェースを提供すること。そのために必要な周辺パーツをそろえて、基本機能はこの「Sbp Mobile Shell」内でできる限り済むように。
他にも人気のある拡張機能を追加し、そして自分仕様に仕上げる手伝いをしてくれる。
Sbp Mobile Shellというのはそういうアプリケーションだと ようやく理解しました。