ポメラキラー

最近家電量販店に行くと ちょっと気になるのがPC等を除くと電子辞書のコーナー
各社、なかなか意欲的な商品を出していて、2mぐらいのカウンター一つに並んではいますが中に入っている辞書をそのまま書籍で並べるとそのカウンターの幅より広いとか。
辞書も一般的な国語辞典などだけではなく各言語辞典、薬などの特殊辞典、現代用語の基礎知識などの現代用語辞典、etc・・
思わずそれは何だ?というものまで混ざってます。
はたして今までこれほどの量の辞典を見たことがあるのか?と聞かれてもおそらく見たことがない。
嘘だと思うのなら中クラスの書店で辞書コーナーを見てみればわかると思います。
確かに棚一枚は辞書コーナーですが 英和・和英だけで1ライン、漢和、国語辞典で1ライン。
残りは他言語の物が数冊づつという構成ではないのでしょうか?
興味もないからかもしれませんが、今まで無くても困らなかったものがたくさん入っているとも言えますし
知識欲を満たすものが今まで無かったのに対して、こういった対応がとられたと思えばそれは良かったかと。
気になるのは価格で、それほどの量を搭載しても ビギナークラスが1万円台半ば、ミドルクラスが3万円程度、ハイエンドが6万円と非常にリーズナブルな価格です。
高いと言われるかもしれませんが、同様の辞書をPCに搭載すると それはそれはすごい価格となるのです。
一度お調べください。
辞書によっては1冊(1ライセンス)1万円を軽く超えるものまで含まれていますのでそれが必要な人にとっては抜群のコストパフォーマンスを誇るわけです。
ましてや、PCからデータを参照できるものまでありますから そう考えれば十分なパフォーマンスです。
 
たとえば、挨拶状を出そうと思った時
私の会社の経理の人等は 電子辞書を覗いています。
Word等にも支援機能はありますが 電子辞書には挨拶状を作ったりする機能があったりします。
要件に合わせて自動的に生成された文章をそのまま流用するという方法は生産性の向上には効果があります。
もちろん、打ち変えたりするわけではなくそのままテキストに保存してPCで張り付けて使うわけです。
極めて効率的な作業に驚かされます。
逆に言うと、礼は失しないかもしれませんが実は感情のこもらない文章なわけなのかもしれません。もちろん 書く人がちゃんと修正しているでしょうから決してそんなことは無いと信じているのですが・・・
 
で、思うと電子辞書はかなり賢い文章作成ツールだということが分かります。
もちろん私のように自由な文章を 礼すら考えずに書いたりしているのには役に立たないのですが 多くの場合これの支援機能はかなり有効に働きます。
おおよそのビジネス文章には役に立つことでしょう。
だとするとなのですが、ポメラという起動するとすぐに文章の打てるツールと比べてどうでしょう。
実はかなりの部分で用途的にオーバーラップしてくるわけです。
ポメラは昔のワープロのようなメモ帳というイメージ。
文章に関してもそう気取った修飾ができるわけでもないのです。
キーボードの錬度に関しては 比べるべくもありませんが、逆に支援機能については比べるべくもないが逆になるのです。
どちらが便利なのかは使う人次第というところ・・・
そして、価格的にはローエンドがオーバーラップするというところ。
Wifi等が付いていてデータ交換は楽なこともあります。
 
お昼になると、電子辞書は音楽プレーヤーになりワンセグテレビとなっています。
結構な多機能なツールだと思うのですが。
キーボードが豪華なものが出れば十分に・・・ともあるわけなのですが。
多機能すぎるツールというのは往々にして単機能ツールに駆逐されたりするのですが これはどうなのでしょうね?
もちろん、別分野の商品としては依然存在するのでしょうが
インターネットもメールも見れるかなり高機能なものなんですけどね