体験版ソフトウエアの配布

PC用の体験版ソフトウエアのインストールは少し悩むところではないでしょうか?
気が付いたらレジストリが一杯になったり速度低下の原因となるためにそう簡単にインストールできません。
ましてや、SqlサーバーやIIS環境が必須だったりすると、その環境を設定するのに手間がかかってしまって嫌になってしまいます。
今回もマイクロソフトさんに、ForFrontClient Securityの評価セットを頂いたのですが
Windows Server 2003 R2(180日限定評価版) Disk2枚
○ForFrontClientSecurity(120日限定評価版) Disk 1枚
○SQL Serer2005 (180日限定評価版) Disk 2枚
の構成です。
当たり前なのですが、評価の為にはOSをインストールするところから始めましょうといわれると、空いている機械を探してインストールか・・・・と思ってしまいます。
もちろん、その設定も伴うので気が遠く・・・・
 
その点、我が家では仮想環境があるので適当に仮想環境を作ってそこにインストールすれば・・・・
となるのですがやはりインストールはめんどくさいものなのです。
なのですが、それでもめんどくさいのが正直なところ。
仮想PCの中に落ちている適当なサーバーにインストールしてみようかと思うのですが
そういう時に限って、SQL Serverも入った機械なので設定が違っていてかえってめんどくさい事になって後悔するパターン。
 
昨日も書いていたのですが、Windows7というOSでは Bussinesというエディションのモデルが流行るかもしれないと書いたのはXP Modeが使えるからなのですが、そうでないエディションでも仮想環境が作れないわけではありません。
最も廉価なCPUの一群でも 例えばATOM ZシリーズやCerelonの最新モデルではVT(仮想環境支援)をサポートしていますし
ハイパースレッティングの仮想マルチ環境や、マルチコアもほぼすべてのCPUで適用した今 仮想化そのものは重たい処理では無くなっています。
モリーの問題だけで・・・
それも4G搭載するなら問題なく何とかなるレベルとなります。
今回の話であれば、Windows Server 2003r2にSQL Server 2005、ForefrontをインストールしたPCのHDDの利用率は可変サイズで設定されているならCD1〜2枚程度でバックアップされるサイズ。
5枚のDiskキットで送ってくるより小さくなります。
インストールの必要はなく、仮想PCとして起動すれば動いている環境がすぐに手に入る。
評価を終えれば消すだけでそのまま無くなってしまいます。
インストール後の環境ですから、その期限などは簡単に管理できます。
 
これはマイクロソフトでは既にやっているのですが
それ以外のメーカーではどうでしょう?
ゲームソフトでもよいでしょう。3Dの物はともかくロールプレイングなどではOS付きでうごかせば環境が変わる事もありません。
事務ソフト等ではもっと効果的でしょう。
サンプルデータ入りのアプリケーションを起動しても、自分のPCの環境を変える恐れがありませんので試してみることがより簡単になります。
マイクロソフトの評価版OSの配布条件がどうなっているかは知りませんが それさえクリアできれば簡単にできる事です。
だとすれば試用版を試すのが持っと楽にできるようになるわけです。
これって嬉しくないですかね?
 
現状、Xpでも不可能な話ではありません。
しかし、ソフトウエアエミュレーションでは速度もかなり遅く 仮想PCもかなりスペックの低いもののエミュレーションででした。
サードパーティ製に迫るかと思われるほどWindows7やWindows Server 2008R2の仮想環境はよくなってきました。
今後のPCの導入の容易さを強調するなら、この辺りの環境をマイクロソフトが整えてゆけば
Windows OSのアプリケーションの多くは試してから購入できるという仕組みができるでしょうし
仮想環境そのものに起動後の動作期限を埋め込む仕組みを作ってあげれば、度のアプリケーション開発メーカーも非常に簡単にこういったデモ環境を提供できる用意なることでしょう。
もちろん、仮想PCのなかからデータを抜き出せない制限があれば フル機能のアプリを動かして試してもらっても何も困らないという事なのですから。