メモリーカードが重くなってきた

最近の小型のPCの消費電力は驚くほど低下してきた。
モバイル用途の小型PCで8時間持つものも出てきています。
長ければ12時間などというPCも出てきています。
今までのPDAなどのレベルから考えても驚くほどの消費電力の低下と、バッテリーの向上によるものです。
そうすると重くなってくるものがいくつか・・・
 
CPUとチップセットは消費電力が大きく低下したことはよく記事にも出てくるところですが、しかしあまり変わらないものもあります。
十分に低下したものの、DDR2からDDR3に対応していないCPUとチップセットからすると 512Mから1G、2Gと変化すると消費量は倍、4倍と増えます。
これがどれぐらいというと、スタンバイモードで消費されるバッテリーの殆どがメモリーの消費電力ですから低下したもののバッテリーの1%程度を消費します。
HDDに関してはかなり下がっています。
最も大きな変化はSSDの登場となるのですが、SSDフラッシュメモリーといわれる電気を与え続けなくてもメモリーの内容が消えないメモリーを利用しているわけですが、これも実はすごく消費電力が下がる域には至ってない。
実際のところ、それに拘れば消費電力を大きく下げる手段がない訳でもないのですが 当然のごとくSSDはHDDより高速だという前提になっているので 高速のタイプは触ってみてもわかるとおり かなり発熱を生むことになります。
熱は基本的にエネルギーの無駄遣いです。熱は無しに機能だけあればいい訳ですから。
電気を与えなくてもメモリーの記憶内容が減らないということは物理的に変化しているということなので書き込みに大きな消費電力を使う訳事になるために 書き込みばかりする処理を行えば当然商品で力が増える訳です。
Wifi等も最近では物理的なスイッチが付いて切り離すことができるようになっています。
 
あまりにも小さいものなので気にする方がおかしいのですが、最近のPCについているメモリーカードリーダーが気になります。
多くのPCについているこのスロットですが、メモリーカードが入っていても入っていなくても電力を消費し続けます。
多くの場合、基盤内部でUSBのポートにメモリーカードリーダーのチップが付けられており 場合によっては直接コントローラーチップがつながっています。
では、コントローラーチップの仕様を見てみると 10mWぐらいを常時使用するようになっているようです。
だらだらと使ってなくても消費を続ける訳です。
これもスイッチを付けて切ることができればと・・・・
そういえばメモリーカードのスロットはプッシュロックの形状になってますから そこにスイッチを付ければ完全に遮断することも・・・
って、よく考えれば メモリーの書き込み中にそんなことしたら・・・そんな恐ろしい仕様のもの出せませんよね(笑
とりあえず、USBポートにさしっぱなしの人。
USBコントローラーに名が出る電流量も付加されますので、消費電力を考えれば・・・ってせこすぎますかね?
Everunにもviliv S5にもそういえばついてませんよね・・・・