帰ってきたDigizon Pro

先日、台湾に行った際に台湾で修理に出したDigizon Proがようやく治って到着しました。
輸送コストをどう見るかですが、修理そのものは無償という日本のメーカー並みの対応です。
おおよそ二週間は長いような短いような。
 
再セットして起動してPCから見ると見えない・・・・
やっぱり治ってないかも?!と思ったりもしたのですが 向こうで動作確認の設定がなされているままの可能性があったので ファクトリーリセットをすると購入した時の状態に復帰しました。
ここでわかったのが、私の物そのものが修理を終えて帰ってきたこと。
機器IDが変わっていなかったことです。
 
念のために、今回の故障はファームウエアのアップグレードのトラブルです。
通常の利用においてはおそらく起きなかったとは思うのですが 当時Windows7でそれも保障対象外の64Bitで実行したのでそちらに問題があった可能性も否定できません。
と、いうのは64Bit(Vista)環境からはネットワーク設定が正常に完了しない事もあり、ついつい使えるつもりでやってしまったという可能性が高いので決して壊れやすいというわけではありません。
今後、説明書に「32Bit Only」という言葉が付け加われば私のせいです すいません。
ただ、通常に視聴することにおいては64Bit、それもWindows7環境の私のPCでも出来ております。
 
今回の目玉はどちらかというとPC用のアプリケーションのアップデートというよりも、WM用のアプリケーションのアップデートを試してみたいという点です。
最適化され速くなったという点です。
さて、とりあえずキャプチャはできないのでカメラで撮った写真を見てください。

どうですか?かなり鮮明になっているのがわかっていただけると思います。
拡大すると

こんな感じなのですが、QVGA相当にはなっていると思います。
Diamondの液晶なのであらが目立ってしまうようですが かなりきれいに見えています。
実際の動画の静止画はアナログの場合おおよそ良くてもこの程度なので。
 
ではこの画質でSmartPhoneで再生できるのか?という事なのですが、スムーズに表示され続ける訳です。
ビットレートは256K程度をうろちょろする程度です。
3Gで少し辛いけど HSDPAならOKというレベル。
β版ながら改善しているようです。
といって特殊な技術を使った訳ではなさそうです。
 
DigizonではPC版でもそうなのですがビットレートに実に細かい設定ができるようになっています。
その設定の中で今回のSmartPhone版では 画質をQVGAにして 秒間のコマ数を15〜10ぐらいに落とすチューニングをされたようです。
最上級の画質にするとコマ数が増えて苦しくなることからもそのように見えます。
つまりなめらかさを捨てて解像度をとったという点が今までと違う点ではないかと思われます。
確かにハードのスペック上の余裕がなめらかに見せてくれます。
この辺りは想像なのですが・・・・
 
SlingBox ProHDを購入してPCで見た場合にはやはり見劣りはします。
同じ圧縮方式で、片方は2Mが最高のビットレートで もう一方は8Mまで行くこと。
ソースが片方はS−Videoでもう一方はコンポーネント端子であれば喧嘩になりません。
しかし、Z520等のネットブックであれば SlingBox ProHDにおいても速度の点でVGA相当まで画質を落とす必要があります。
その状況であれば機能の少ないDigizon方式の方が快適にはなります。
同様にSmartPhone向けもハードウエアでの対抗というか違うチューニングをしてきたというイメージです。
私的にはSmartphoneならこちらの方がきれいに見えるのですが、やはり外部チューナーのチャンネルが変えれない等の問題がありますので どちらを使うかというと・・・という問題も。
 
もし、試したい人がいれば 左のメールフォームから連絡いただければ問題のないレベルなら対応します。