Hybrid W-Zero3内覧会 大阪

Hybrid W-Zero3内覧会 大阪に行ってきました。
開催者様には非常に申し訳ないのですが、実はかなり(30分程)遅刻してしまいました・・・すいません。
故に、本当の商品に関する大事な話を聞きそこねたので あまりためになる話ではないかもしれないのですが・・・それでも「来た・見た・触った」とユリウス・カエサル並のレポートでもできたらと・・・
 
Hybrid W-Zero3ですが、2005年のWZERO3からの5世代目のデバイスです。
途中に入るモバイルPCも含めてすべてシャープの手によるものです。
今回のモデルは その中でも「新しいスタイと新世代のパフォーマンス」を目標に作られたデバイスだと言うこと。
今までの伝統を崩すテンキー配置で、フルキーの無い端末ですし、XCRAWLの採用、新UI(携帯電話と同様の操作性を採用)の実装などが新しい点として上げられるとのこと。
もちろん、GPSの装備、5Mのカメラ、WM6.5 OS採用等もありますが 個人的にも最も大きなポイントは通信方式のサポートが増えたと言うのが大きな点でしょう。
今回の展示の中では、もちろん3GのSIMも刺さっていて、WILLCOM 3Gによるデータ通信も体験できましたが、展示の中にはW−SIM型のGSMモジュール等もあり このあたりは実はかなり面白い(展示はないだろうと思っていたので)展示となっています。

今回の 端末ではUI以外には独自のアプリケーションを多用するよりマイクロソフトのLiveサービスの採用を行い、Hotemail、MyPhone、MarketPlaceアプリ等を標準のサービスとしています。
勿論、WindowsMobile6.5の端末ではすべての端末で利用出来るわけですが、初めてLiveサービスを利用する方にも 加入の手続きを簡単に行えるようにしてある点も大きなポイントとなると思います。
今回は内覧会と言うことで、おおよそ少なからずスマートフォンを触った方ばかりなのでこういった点はあまり注目されませんでしたが 初めてSmartPhoneにチャレンジするような人にとってのこの手の作業は敷居の高い物なので個人的には評価されるべきものかと思います。
また、この登録で未だ登録数は少ないながらも マーケットプレースからのアプリケーションのダウンロードやインストールが可能になりますので ここの敷居を下げたのはI-Phone等の使い勝手を検討したものかと思われます。

このあたりから 文章で言うところの箇条書きなのですが、商品に関する一問一答形式で話は進みます。(かなり、私的な解釈が含まれていますので、悪意を引いて御覧下さい)
 
この端末のターゲットは?
正直、どうも不明な話でした。
もちろん、話されていたことは普通に「若いビジネスマン」等と言葉が並ぶものの実際の人物像の見えない話でした。と、言いますのはいままでのシリーズと狙っているターゲットが同じように見えたからです。今回のコンセプトから もっと明確な今までのターゲティングと違う何かがあっての大きな変革だと思えば 同じ言葉を聞いて変化が無いと言うか分からないように私は理解したわけです。

新料金プランについて
このあたりは、既にサイトに後悔された通り 新料金プラン 基本使用料 月額1450円+パケット通信料(定額+PCで利用しても定額で使える)が採用されました。
PHSの通話料金の安さ(Ip電話網への接続なども含め)とDOCOMOの通信エリアの広さなどを統合して利用できてこの価格と言うのは高いと言うイメージはないでしょう。
ここも私感を入れさせてもらえるとするなら、他社が変だと言うべきでしょうが 〜円から〜円割引して結果〜円という金額と同等なら、いきなりその金額が出てくると言うのは 真面目だと評価しますが、実際のマーケット的にどうかと言う点には疑問があります。
 
この先、少し面白い展開になったのですが・・・・・

テンキータイプとなったのは何故か
開発には5種のプロトタイプデザインが出て、マーケティングの結果このデザインになったと言う説明で 普段は見せられることの無いプロトタイプデザインが・・・
では と、みんなにアンケート。
「この中で どの形状が好きですか?」という質問。
一つずつ手を上げて行くのですが、人気のあったのが私のNOKIA E71や BlackBery等と同じ形の正面にキーボードのあるタイプの端末、ADES型の端末となっていました。
個人的には聞いた相手が悪かったとは思うのですが、この結果では聞かない方が良かったのでは・・・・
勿論、一般層に話を移せば 携帯電話売り場で人気のあるタイプと言うことであればおそらくスライド携帯となったのでしょうが、マニアやファンよりも大多数の一般層に向けた商品づくりをしてますと言いにくい場なのですから(笑
 
色は二色というのは?
色はシルバー、グリーン、ピンクと現在採用されている 黒・ゴールドなのですが・・・
これも 黒が多かったので良かったのですが、ゴールドよりもグリーンが多かったというのにも 沈黙・・ どうすんだよこの始末。
 
タッチ&トライは?
1月14日から ビック、ヨドバシ、ウイルコムプラザ梅田でタッチアンドトライがはじます。
まもなく、こういった内覧会でなくてもお目見えと言うことです。
勿論、内覧会ではないので アプリケーションのインストールやSIMの入れ替えなどはダメでしょうけど。
 
最後のアンケートでは「この端末欲しい人!?」だったのですが、
絶対買わないという人が約二名 これも困ったものです(おそらくネタで結局買うんじゃないかと・・・)
私的には この時点で買うかどうかに関しては 五分五分な感じです。
料金プランが3年縛りなど、やはり気になる点が多くもう少し販売面での検討をいただけたらと思っていたりするわけです。

この後、質疑応答へなだれ込みます。