モバイル機器って何台?

モバイル機器を括ってゆくと 大はノートPCで小は沢山の種類となります。
一般的には 携帯電話とノートPCとなることでしょう。
人によってはそれに複数のSmartPhoneが・・・
勿論、携帯用ゲーム機などもその範疇に入ることでしょう。
既に、携帯電話でほとんど全てと言って良いほどインターネットのブラウジング機能を持ち、限定されたアカウント(一般的には、キャリアのメールのみ)となれどもE-Mailクライアントとしても機能します。
実際には機能的に制限はあるものの、PCでしか使えない機能もあるのでこのあたりは使い分けで両方を持つこととなるのでしょう。
それ以外の機器に関しては、その機器にしか出来なかったりする機能の利用のために別途持ち歩いていると言うこととなります。
 
携帯電話の特徴はそのコンパクトなサイズとお手軽さ。
本体内に外部との通信装置を持っているという点が最も大きな特徴で、インターネット網を利用出来るようキャリアのゲートウエィを経由して通信出来る機能が実装されている点。
常時少なくともキャリアとの通信が確保されているので、メールなど到着した点で知らせてくれる いわゆるプッシュ機能やRSS等の仕組みを利用した 常時更新を管理してニュースなどを更新する仕組みが本体だけで成立するわけです。
ところが弱点もあり、バッテリーとサイズで制限されるべき機能と 利点でもある小型であると言うこと。
入力や操作に妥協と独自性を求められる事となります。
 
PCに関しては言うまでもなく、こういった機器において出来ることのほぼ全てを叶える機器で 何でもできる箱なのです。
種類もサイズも自由度が高く、入力装置出力装置において自由なために 入力や閲覧を重視する事に重きをおいた選択や 軽量化に重きをおいた選択など自由に選べます。尤も、あまり後者を追求するとそれこそ携帯電話とオーバーラップしてしまうと言うことにもなってしまうわけなのですが・・・
欠点としては、複雑な機能を有するために比較的大型化し ポケットに入れて出して直ぐにという使い方がしにくいのは サイズともうひとつの問題 起動などに時間がかかること。
つい先日までは(といっても1年前まではぐらいのレベル)バッテリーの持ち時間も問題に成っていましたがここ最近ではその問題もかなり解決しています。
で、前述の携帯電話で書いた利点の通信機能ですが、やはり自由度の高さが幸いし極端なまでの消費が可能であるが故に 制限事項の付加された回線しか使えないことが多く 内臓ではなく外付けの通信装置を使うことが多くなっています。
通信に関しては、携帯用ゲーム機なども同様です。
 
最近、海外では携帯用機器の新ジャンルとして電子書籍ビューワーなどが出ています。
白黒の消費電力を極端に抑えた液晶パネルと、フラッシュメモリー、通信装置の組み合わせで 書籍の内容は電子書店で購入し通信機能を利用してダウンロードして見るようになっています。
考えようなのですが、商品を送付する際にかかる送料と思えば その際に使われる通信量も経費であり 海外では通信料金込の書籍価格で販売されています。
月額の基本使用料等はなく、閲覧する書籍を購入すれば自動的にダウンロードされつかえると言うのは非常に便利であろうと思われます。
考えてみれば非常に効率の良い点は、「白黒」の書籍でフォントが内蔵されていれば 英語であれば2000文字の文章であれば 幾分の修飾は付くもののおおよそ200Byte+α程度のデータ量で済むこと。
昔、ワープロ専用機が全盛であった頃によく使われた FD一枚に書籍〜冊分の文字が・・・と書いてあったように実はデータ量はたいしたことが無いのです。
最近の話であれば、1ギガ程度のメモリーを持った電子辞書が 何+冊もの辞書を小さなボディに持っていることからもわかると思います。
新聞、雑誌を読むために今まで鞄に数冊入っていた書籍をこれ一つにできるのであればずいぶん軽くなるとオススメなわけです。
日本で言えば、通勤中の雑誌や新聞は駅で処分され(捨てられ)荷物になって思いと言うことはないのでそういった層には受け入れられないとは思うのですが・・・
 
電子ブックビューワーなのですが、実はと言わなくても昔から携帯電話でも使えますし当然PCでも使えます。
会社名を出してどうかとは思うのですが、記憶にある限りGUIのOSを搭載して以降のシャープのPCにはなんだかずっとそう言うのが入っていた気がします。
携帯電話も速い機会からあったのですが 実はあまり注目されない。
このあたりは通信量と言うこともありますが、携帯小説などのヒットもあることから全く無いわけではないものの あの小さい画面で文字を読むと言うことに 書籍そのものを読む中心層には受け入れにくいと言うのが実際のところでしょう。
老眼でなかったとしても、小さい画面の中の文字を追うのにはやはりストレスは高いようですし ましてや揺れる車内などでは余計につかれてしまいます。
よくある車酔い、船酔い等は 小さい字をおっていると起きやすいのは目で行う揺れの補正と 体が感じる揺れの違いによって発生しますので、体で感じられないほどの揺れに対して(字が小さければ小さいほど影響を受けやすい)も目は補正を行いますので こういったことに強いひとにも負担には成っているはずです。
画面の大きなと言うことであればPCでも良いはずなのですが、これも操作の複雑さ等から受け入れられないものが多いようです。
結果的に専用機が使い易いと言うことなのでしょう。
 
じゃあとなると、携帯電話、携帯ゲーム機、PC、ブックリーダーと例を出して全部持っていると仮定するなら問題になるのは通信回線。
まあ、携帯電話は良いとして 例えばPCはどうしましょう?
内蔵かUSBのモデムを使った通信を別契約で・・・となると結構なコストとなっています。
そして、あと二つ。
そういえば!! と最近登場したあの機器が便利に使えます。
モバイルWifiルーターと言う機器で、携帯電話の通信回線を使ったパケット通信Wifiで提供する装置で本体を持っていればその周囲数メートルでWifi付きの機器すべてで通信を可能にしてくれます。
勿論、接続される機器たちが無線LANの機能を付けていると言う前提であればなのですが・・・
これで、どの機器でも通信が可能になって便利に使えた・・・となるわけですが不自然ではないですか?
もし、こういった機能で数台の機器に回線の利用を許可するぐらいであれば 実は直接提供した方が速いのでは・・・
例えば WiMaxのように300円足すと一台追加可能としたほうが利益確保がしやすいわけですから。
同時に利用出きないが一人当たり5台まで1契約で登録可能と言うやり方です。
 
モバイルルーターの最大接続台数が5台。
WiMaxの同一回線、登録台数の制限が5台。
上記の組み合わせで4台となっているわけですが、想定すべきモバイル回線のもう一台は何なのでしょう?
というか、現在の書いた4台ですら無くなるものと想定されているのでしょうか?