Internet Initiative Japan Mobile D

IIjからお荷物が届いた。
業務用契約でのみ可能な、Mobile(D)という契約のモデムである。
型番は110FUというZTEのものです。
 
IIj Mobile(D)はNTT DOCOMOの回線を使い運用している MVNOの業者の一つです。
以前より、ACCA Mobileを利用していたのですが ACCAがE-ACCESSに変わり そのまま存在意義を見いだせないまま(E−Mobileもあるし)いつしかなくなってしまったので切り替えと言うわけです。
こういうのを書くことはあまりないのですが 今回はモデムが可愛かったので!!
まずはその姿

同じモデムでDOCOMOで最も良く使われていた A2502と比較するとずいぶんコンパクトになったことが分かります。
これで、7.2Mのモデムですから驚きです。
USB端子もコンパクトに折りたたまれて(正直、強度と耐久性は非常に心配。)どこに入れても邪魔にならないサイズです。
ちなみに、E5830と比較すると

横に並べたのは写真を撮る為で・・・・なわけです。
 
本体のフタを開けると

こんな感じで、外から直接はアクセスできませんが 中にはマイクロSDのスロットが内蔵されています。
最近の流行りで、「ゼロインストール」などとよばれる仕組みで 本体内にフラッシュメモリーが内蔵されており CD-ROMとして認識されそこからインストーラーを起動して動作する仕組みです。
専用のアプリケーションソフトと、ドライバーが内蔵されています。
丁寧なのは、.NetFrameworkのアップデータも内蔵されており そちらが適用されていないPCの場合にもここからインストールする事が出来るようになっています。
ただし、アプリケーションはアップデートが行われており、本体の箱にCD-ROMで納められています。
びっくりしたのは箱の中で、ダンボールに薄いビニールフィルムを貼ったものにモデムが挟み込まれていて、それしか入っていないこと。
このタイプのモデムには必ずと言って良いほど入っている USBの延長ケーブルやPCに固定するためのスタンドなどは同梱されていません。
あける楽しみは味わえませんが それはそれで・・・・・
 
じゃあ、と私のDELL君に差し込んでテストテスト!!となるわけですが・・・
本体を差し込んで、CD-ROMとして認識されて セットアップ画面でインストールを勧めると普通に動くわけなのですが ドライバーのインストールが終わった後 気になるメッセージが。
ちゃんとインストールされなかったので確認してくださいと言うようなメッセージがでます。
互換性などで問題のあるデバイスのインストールなどで良く出るものなので、いままではそれでもOKだったのであまり気にせずそのままに。
そして、指示通りアプリケーションをインストールして 自動的に起動がなされます。
そして、アンテナが立っていない・・・・
プロファイルの登録が必要なので、登録をしなければ・・・ごにょごにょとやってもデバイスが見えていないので やってもやっても結果ダメ。
バイスマネージャーから確認しても 全く見えていないと言う状況でした。
 
確認するところはそうはなく、IIJのHPで確認してみると Windows7対応になっています。
なら動かないはずはないと、あれこれ資料を作りながら作業するものの気ばかり焦って進まない。
ダウンロードした新しいアプリケーションやしょうがないからCD-ROMからもインストールしてやってみたりと。
嫌になった頃にもう一度IIJのHPを確認に行ったところ ありました。
「64Bit版は検討中」の文字が・・
私のDELL君は64Bit版のWindows7に入れ替えてあります。だから対象外。
ああ・・・と血が引いてしまいます。
ダメだったらどうするんだ!! 契約して二年縛りなのに・・・
何故か二枚目の写真の右側が気になったりして
すごくすごく気になったりして・・・
現在困ったちゃんまっしぐらです。
 
で、性能ですが 実のところWillcom 3Gと同程度のように思われます。
机の上でつなぐ限り600Kちょっとと安定した数字を示しているので 帯域を絞っているのではないかと邪推の一つもしてみたくなるような状況です。
もちろん、十分な速度かと思われます。
モデムに関しては64Bit版のOSの方は注意する必要がありますが32Bit環境がほとんどかと思いますので問題はないでしょう。
E-Mobileと並行して使っている私にとっては 良い子な気がします。