フルセグってほら・・・

ルネサスニュースリリースで 新しいプロセッサシリーズが出たようで
SH-Mobile MT1というチップ
携帯電話用のプロセッサーで、新しいデバイスを接続するスペックを持っています。
1920×1080画素サイズ対応の動画像処理やIP変換機能を持っている訳ですが・・・・
その解像度はどこかで見たことがある。そう、地上波デジタル放送等で例に出される デジタル放送の最大解像度で フルHDと言われるサイズの解像度です。
で、フルセグ地上波デジタルの搭載が可能になるわけです。
そして、その録画もD1サイズでサポートできる力持ちさんです。
もちろん、携帯電話だけを見ている訳ではなく 小型のデバイス向けというだけでカーナビだったりとするのでしょうがその性能は素晴らしい物です。
消費電力もぐっと絞られての話なのですから驚くなかれ。
 
携帯電話にその解像度が必要なのかどうかは分かりませんし、その受信となるとアンテナの問題も回避できない部分です。
本当に携帯電話に搭載する程度のアンテナでどうにかなるのかというと、どうにもならない訳ですから。
アンテナブースターに電力を食われるのでしょうが、それでも出来ればすごいと思います。
現在の携帯電話の少し画面がきれいで大きいとなるとWVGAと呼ばれる800x480ドット、事によればそれよりすごい解像度も。
普通でもVGA相当の解像度に対して、搭載されているワンセグは帯域をぐっと絞っているので QVGA相当の解像度レベル。
補完処理などできれいにしている訳ですが、あまりにもデバイスに対して綺麗でない放送なのです。
これがフルセグになれば・・・・・
テロップまでくっきり見えて、その上5.1chの音楽まで
さあ、これこそ持ち歩けるシアターだと。
 
ルネサスといえばFOMAの多くのアプリケーションプロセッサとなったCPUです。
また、同じように日本の携帯電話では今までのソフト資産が利用できるから使われるかもしれません。
だとすると 今年の冬モデルには・・・なんて
自宅のAVシステムが一年で革新的に入れ替える事はないので、それより立派なAVシステムとなる携帯電話なんて 皮肉の利いた冗談のようです。