SmartPhoneの不具合

SC-01Bにおいては、不具合報告をすることとなっているのでがんばって検証しています。
今のところ再現性のある問題として キーの取りこぼしなどがあるとは思っているのですが・・・
 
私の端末で取りこぼしているキーは 「a」、「i」、「o」辺りなのですが 実は少し自信が無い。
私の場合、こちらに書いている文章でもわかる通り ほぼ出来ることなら日本語で表記しています。
どうしても繋がりの悪いものは時折 アルファベットでそのまま表記していますが、小型の固定式の日本語入力機を長らく使っていた特性上
日本語と英文の間には切り替えキーがあって 切り替えなければ正しく出てこない。
PCの場合長い英単語を表記すると途中で自動的に英文モードに切り替わる事があって 画面を良く見ていないので気が付いたら一行ぐらいおかしなローマ字表記になっている
等と言う事がよくあり 体が自動的に使わないことを選択してしまうわけです。
ただ、日記の特性上 固有名詞に英文表記のものが多く困ったりするわけです。
それでも絶対量が少ないので たぶん「V」など打ってないキーがある気がします。
そして、見てわかる通り 上記の文字三文字はいずれも「母音」となるキーで 日本語で文字入力を行えば1/5の確率でめぐってくるキーなのです。
利用頻度が高いから 取りこぼしに気がついたのか それとも このキーが特に取りこぼしを発生させるキーなのかの切り分けが今のところできていません。
もうひとつ、先日も書いていました
SC-01B Customizer(前回結局リンク先を書き忘れていたので)
http://blogs.shintak.info/articles/SC01BCustomizer.aspx
AtokHelper(こちらも前回結局リンク先を書き忘れていたので)
http://d.hatena.ne.jp/KOTETU/00000118
ATOKとともに使うようになって激減と言えるほど取りこぼしが減ったような気がします。
だとすると ソフトウエアの問題ではないのか 前に繋がる文字列の流れによって発生するべきものなのではないのだろうか?
なんていう事を考え始めると 気になって気になってなのです。
現状どうだと言えば 我慢できるレベルで改善が必要なのか?に関しては「良くなればいいなー」という状況ですが ハードウエアだと判ってしまうと 逆に救いが無いことを思い知らされてしまうわけです。
 
「自分の流儀と異なる」ことを不具合と言うならこれも疑問がある
例えば、現在絶好調不満続出中のヘクサメニューなのですが、誰一人良いという人がいないものであればこれは採用されるはずが無いのです。
指の太さが太い外人がターゲットとなる問題なので、日本人向けにはここまでする必要が無かったのかもしれませんし、APPLEとの特許状の問題だったのかもしれません。
飛躍して言うなら 現在のSC-01Bには採用されなかったのですが 真ん中のボタンの部分が高額のセンサーとなった場合を考えてもらえばそうなのですが
上下左右は 真ん中のセンサー部で選択し ハードウエアキーは斜め方向に動くキーだとすると じつは驚くほど操作性が向上するのかもしれません。
Xperia X1では両方装備しているのですが 結果的に両方を上下左右に使う事が多く 同じ目的のデバイスが二つ付いていて無駄な部分が少なくないと思われるからです。
所が機構とコストの面で ハードウエア的に採用されなかったので 今のような状態でインターフェースが浮遊したのかもしれません。
 
じゃあ不具合って何なんだとなるのですが 私にとってはパケット通信Bluetoothヘッドセットが同時利用できない事のほうが十分不具合だと、それさえ治るなら前の二点など気にもならない問題なのです。
勿論、パケット通信を情事に近くつなぐ設定なので ActiveSyncをPCと出来ないのもたいがいだと思うのですが・・・・
 
よく比較となるI-Phoneという端末もありますが、じゃあOS的に比べてどうなんだというと私はあまりI-Phoneに触るタイプではないのですが
I-Phoneそのものがすごいとは思ってはいません。
登場した時のその操作のイノベーションはすごいと思うのですが いまのところ他のOS(例えばAndroid)などでも近いことはできています。
そして、OSその物で出来ることはやはり限られている部分だからです。
どちらかと言うと、音楽プレーヤーとして登場して追及されたインターフェースの洗練度と配信システムによるアプリケーション入手の手軽さ、アプリケーションの登録を一括で管理して 基本的なインターフェースなどを統一したあたりが 非常に素晴らしいのではないかと思っています。
どのアプリケーションをいれても それなりにすぐに使いだせます。
これは、今例に出したAndoridのアプリケーションでは 異なるものがある事から このあたりが1メーカー主導な部分で素晴らしいところだと。
ただ、清濁併せのむという部分で これから苦戦をする可能性もあります。
その点、WindowsMobileは開発サイドも 今までの流儀や慣例からスタートする部分なので その域を出ていません。
Twitterアプリケーション等に 操作感がまったくI-Phoneなどと同じものがありますが それでもそうではなくキー操作中心なアプリケーションを好む人たちもいます。
現に、フルキー付きの端末が出てこうやって盛り上がっている訳ですから。
アプリケーションの導入が難しいという点は 実はI-Phoneのように強制的に初回に登録させればMarketplaceで簡単にと言えるのでしょうが
LiveだったりMyPhoneだったり全てが独立した仕組みで 機器登録を行えば全部自動的にうごくとかそういった仕組みにはなっていません。
そんなことをユーザーに意識させないのが I−Phoneで意識して使わなければ何も始まらないのがWindowsMobileではないかと。
で、意識して使ってしまう私にとって(これをおたくとかいうのかもしれない)OSが駄目とかいわれても 判りませんし
「初めての人が使えない」なんて言われても WindowsXpの入ったPCを目の前にポンと置かれるよりもマシでしょうと。
 
これからも努力が必要で、だれでも使えるようには基本ですが XPぐらい誰でも使えるというならユーザーフレンドリーが必ずしも必要なのかという点に疑問が無いわけではなく
いっそのことWindowsXp Phoneにインターフェースもしてみたら 判らないと誰も言わないでしょう。
使いやすいかどうかははるかに違う問題なのですが、きっと三日で投げ出しそうな気はします。
 
少なからず、毎日再起動しなければ使えないこともないですし
アプリケーションも MarketPlaceさえつなげば安心してインストールできるアプリケーションが操作も含めて出てきます。
日本語入力も、どこかのOSで ことえりが使えないので 大多数がATOKといってるのとあまり変わらないと思っています。
難しいのならともかく アプリケーションのインストールで全てに近く問題が解決されるアプリケーションも登場して 敷居は決して高くないと思っています。
じゃあ、不具合点は??
 
不具合かどうかは別として、
私が携帯電話を取り出すと 多くの普通の人の反応は
「それなんですか?」
なわけです。勿論、良く知った人で オバマ大統領の使っている・・・ というような反応。
じゃあ、店頭で「それなんですか?」を携帯電話として選択の範囲に入れるでしょうか?
I−Phoneは なんと言っても登場の時点で 電話としてのPRをマスコミの取材も含めて劇的にやりました。
だから 全面液晶の平たく横幅の広い 音楽プレーヤーを 「違うもの」という優越感を与えながら実は電話として認識させることに成功したわけです。
「それなんですか」 を「優越感を持って 違うものとして感じて 電話として認識させる」という程の広告は打てていないような
それが出来ないとダメなのに、すでに新しいWindowsPhone7は違うと マスコミをあおっているようではシェアの低下もやむ負えないと。
その方針が一番の不具合の気がしてきた・・・・


written by HatenaSync