AUから新たな端末が発表されました

型番とかは多くの人が書いているのでそちらはお任せなのですが
一点 クラムシェル型の端末がイメージとしても期待していたものかと思ったりするわけです。
いわゆる、NetWalkerのOSがAndoridでWAN機能を持ったものと。
 
クラムシェル型の小型の端末は 以前はWindows CEというWindows Mobile OSのベースとなるOSのものが少なからず登場していました。
HandheldPCというジャンルの商品たちです。
日本では最後はおそらくSigmarion3でしょう。
そして、その中でも数台は持っていたこともあり 当時ノートPCのバッテリーがあまり持たず、重かったことからも重宝したわけです。
Let’s Noteはじめ1Kを割る重量と 5時間を超える駆動時間、そしてなによりユーザーが少なかったことから開発が縮小し世界的にも ほぼ無くなってしまいました。
近いものはNOKIAのE90とか、HTC Universalなどがそれに該当するものとなります。
最近であれば、M−Book等のPCが近いと言えるようなものです。
そして、NetWalkerとなるわけですが・・・・
 
実はNetWalkerの立ち位置にかなり疑問があって、POMERAがあったとはいえ世界的にも縮小しきった市場に 信じられない販売目標を持って投入したこと。
そして、思った以上に完成度が低かったこと。
何故、今まであった多くなブランドを無視して 新しい名前である必要があったのかなど・・・
既にLinux Zaursで実績のあったOSもありますし その延長線上であれば一定量のユーザーを上乗せしたうえでのマーケティングとなったはずなのです。
尚且つ、電子手帳としてのであれば兎も角 知っている人はわずかであるから 旧来の製品であるというブランド継続による商品イメージの刷り込みも無くて済んだはずなのです。
もちろん販売目標台数に比してささやかな広告など。
それが、AUと共同の今回の端末の為のPre Marketingだとすればさもありなんなわけです。
 
クラムシェル型が標準となるなら、このスタイルのAndoroid端末は今後幾つかの商品が登場うすると思います。
タブレット型なのかクラムシェル型なのかに関しては賛否両論あるものの まだクラムシェルが有利なのではないかと思っています。
で、そういった端末ですが 動き回る事が多いビジネスマンにとっては便利となる事でしょう。
ノートPC未満 SmartPhone以上のものです。
タブレットはもうすこしパーソナルユースから ビューワーとしての(これはビジネスも含めて)用途がメインになるものと思ってます。
そして、そのOSとしてGoogleのAndoridが採用されることは非常に素直な話で いままでもLinuxなどライセンスFreeで使えるOSはありましたが
業務利用となるとライセンスが時別に必要だったり、付帯するアプリケーションが有償だったり 提供者が異なっていたりという問題がありましたが
いまだ提供されていないもののGoogle IME等も含めて考えると 
WEB・メール・Officeアプリ・地図・予定表等PIM機能全てを一つのパブリックパッケージとして用意したうえで ライセンスフリーで使えるものが珍しいわけです。
それ以外に、かなり積極的に展開しているようでARM系のCPUに関しては CPUそのものは安価に提供されるものの その機能を使うためのドライバーパッケージ部分のコストが高いようで そのあたりもOSが特定されてくることにより必ずしもチップメーカーのライセンスの必要なものだけではなくなってきたようです。
そのコストが無くなると、一気にそちらに傾く可能性があるわけです。
屋外で 電源を入れると1〜2秒で使えて 機能的には限定されるもののPCのように使える。
高度に使う時には 回線を繋いでクラウドサービスのクライアントとして使えばPCと同様の操作感となるわけです。
ビジネスの屋外で使う用途程度であれば十二分にその能力を発揮してくれるわけです。
基本的に大賛成なわけなのですが・・・・
 
AUの発表によるところによると
「携帯を持っている人の二台目の端末」とか「若い人のコミュニケーション端末として」とか
大体 ブランドのISそのものが「私が私たちに出会う場所」との定義で デザイナーとの賛同で作ったというボディなど方向性が見えてこない。
LISMOの対応も 二台目の携帯とするならともかく必ずしも必要なものではないのではと・・・
1台目の携帯電話は通話専用でSMSとまあ使ってもMMSしか使わないで 基本料金の中にその二つは含まれている。
逆に二台目はパケット専用で定額化されていて使い分ける という使い方を想定しているとすると
クラムシェルなこの端末を持って、休みの府に音楽を聴くために持ち歩くんでしょうか?
アルバムを変えるのに クラムシェルをあけて画面を開いてコチョコチョ弄る音楽プレーヤーを誰が持つのかと疑問になってしまいます。
もちろん、座って動画を見るのならこちらでしょうが。
海外でNOKIA E90を持っている人を見ますが 明らかに腰掛とは言いませんが事務をしているような女の子が持っているのを見ることはありません。
そういった子たちはI−Phoneだったりピンクとかのかわいい形態だったりを日本でなくてもちゃんと持っています。
E90をつかっているのは結構激しく打っているビジネスの人だったり、女性でみるのは かなりやり手のイメージの人。
AUの言うところのイメージとは対極に思えるタイプの方々です。
 
新しいものは破壊の後に登場するというのは歴史的な流れですが、今回のようなものは過去からあるものです。
法人用途に将来性がないと、法人専用ではないものとして登場させたわけですが 法人とマニア以外は
明らかに女性の持ち歩きには 最も遠い端末ではないかと思ったりもして・・・・
といいながら喜んで持ち歩きそうな人たちをたくさん知ってはいますけどね



written by HatenaSync