MBookのポインティングプログラムを追加した

Nu-Rというキーボードによるマウスエミュレーションソフトで MBookを使うと小型デバイスで解像度の高いタッチパネルを使いにくい場面で大活躍します。
Ctrlキーを併用して方向キーでマウスカーソルが動くこともさることながら 右クリックボタンがCtrl+Lで使えたりするのは正直ありがたいわけです。
もう一つ、キーボードから手が離れないのも便利で、特に左上隅などは必ず本体を持ち変える必要などがあったので手が離れないだけでもすごいものです。
大変便利で これで完結と思っていたのですが・・・・
恐らく、私のような使い方をする人が少ないと思いますので 誰も問題にしなかったのだとは思うのですが
私の利用用途として VPNを貼って リモートデスクトップで使うことがあるわけです。
 
つい昨日の話ですが SmartPhoneにメールが転送されてきました。
内容は詳細は当然仕事なので書けないのですが まあ、簡単に言うと十数分ルーターの通信が停止しており その間の障害を検出したというものです。
この回線は 障害が発生した時の予備回線としての用途がメインの回線なのですが 一部業務にも使っているのでほっとくわけにもいかないという内容です。
当然、私が会社を出ているぐらいですから ほとんどPCを使っている人もいないはずなので 至急性は低いものの 土曜日のうちに動ければ月曜日に困ることもない訳です。
既に家族と合流して 食事に向かう途中の話です。
とりあえず気にはなるので 家族には悪いのですが食事を注文してくるまでの間に 流石にB5ノートを広げるのも気が引けるので ちょうど持っているMBookを出して VPNをはってリモートディスクトップで操作を始めたわけです。
ちなみにこの回線は光回線なので この障害の影響は受けていないわけです。
接続してリモートデスクトップを開いて ルーターの管理コンソールをブラウザから開いて LOGを見たり 現在の接続情報やVPNの履歴を見たりといそいそと調べて まあ、急いでないかしなければいけない事もなしというか すでに復旧していて今は正常なのですることもなしという状況でした。
 
作業中に気が付いたわけなのですが、リモートデスクトップというのは こちらのキーボードの入力をキーコードとして送って向こうのキーボードのエミュレーションを行っているわけなのですが、この場合Ctalを押したという信号は行くものの マウスのエミュレーションはMBookがわでしか行われないので リモートデスクトップがわではマウスが動かないわけです。
タッチパネルでの操作はできるわけなのでそちらで処理したわけです。
でも、前述通りこの画面で解像度では操作が非常につらいわけです。
実はMbookの購入前から気になっていたプログラムがありまして
「TPN2TPD」というアプリケーションなのですが、気にはなっていてもMBookのスクリーンドライバーを直接叩いているので他の機種で試すことができなかったもの。
中途半端に時間が余っていたこともあって試してみたわけです。
 
「TPN2TPD」というプログラムなのですが、名前通り画面のタッチパネルを ノートPCのポインティングデバイスであるタッチパッドのように使わせるためのアプリケーションなわけです。
画面上でたとえば右に指を滑らせればマウスカーソルが右に動くような挙動をします。
タッチパネルと違うところは 指を動かした距離よりカーソルの動く距離を短くできるので細かい操作が 言葉通りタッチパッドを操作するのと同じレベルで可能なわけです。
通常こういったノートPCをタッチパネルのないPCで使っているので同じといえば同じなわけです。
そして タッチパッドをノートPCのもっともメジャーな入力デバイスにした機能に 右サイド、下サイドをスクロール操作の入力に使うという機能もちゃんとエミュレーションしてくれているわけです。
もちろんマウスキーがついていないので タップをマウスの左ボタン、タップ&ホールドで右ボタン。
選択範囲を決めたり、画面を動かしたりの操作は ダブルタップ後の操作となります。
 
では、気を取り直してリモートデスクトップなのですが やっぱり予想通り「TPN2TPD」はマウスのコントロールとして使えます。
で、何が嬉しいかというと いまだちょっとだけしか使っていないのですが Nu-Rと共存できることです。
たぅちパネルをマウスとして使いながら、Ctrlキーとの組み合わせで選択したりもできるわけです。
DELL Latitude E4300でもそうですが マウスのコントロールを二種類ついているのと同じこととなります。
時と場合によって使い分けできるというのは非常に便利なわけです。
実際、ポインティングデバイスがついていないというのは紛れもない 最も大きいかもしれないMBookの欠点の一つです。
しかし、両ソフトの作者さんは その欠点に負けず下手をすると使いにくい位置に付いた出来の悪いポインティングデバイスにもまけない操作をソフトによって実現したわけです。
見てから思っていたのですが タッチパネルをタッチパッドにしてしまったアイデアは秀逸かと思います。
両作者様には感謝しきりなわけです。
 
ちなみに、この日記ですが実はMBookで書いています。
もっと実はなのですが お昼にコーヒーショップで書いていたら何かの操作を間違えて飛ばしてしまった内容なのです。
家に帰ってからテレビを見ながら思い出しがてら修正を入れて書き直しているわけですが。
お昼に書いていたときには 十数分でこれを書いたわけですが それなりに打てるキーボードです。
「−」がFnキーとのコンビネーションで変態度は低くはないのですが もう慣れっこでこれを一般的評価とするには難しいかもしれませんね・・・
でもこれぐらいの文章なら なれれば普通に・・・は本当ですから。
ちなみに 手は小さくないですよ(笑





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