Duckで思う

土曜日はDuckに出かけました。
これは既に 書いているのですが・・・
 
これは地域的なものも、集まった方々の好みの問題が一番かと思いますが 驚くほどにi-Phone比率がDuckでは低かったのです。
集まった中では一人のみ。
その方はi-Phone4を持ってられたのですが、PocketGamesさんが持ち込まれたi-Phone4と並んで 実はスピーカーの方が一人体調を壊されて空いた時間を タッチに振り替えたのですがi-Phone4では時間が持たないというか 「だれか見てみたい人?」という問いかけに誰も反応しないという状況に陥りました。
これは、一つは多くの方が何らかの形ですでに触られていたことが大きな点で、この場でタッチするほどのこともない というのが実情でしょう。
 
私個人的な感想を言わせていただけると、画面はきれいで動きはずいぶん洗練されています。
AndoridはNexus OneとXperia X10を持ってこられている方もいらして一緒に比較すると 拡大縮小も含めて決してAndorid勢が遅いというわけではないのですが スムーズさに欠け拡大中もなだらかにというより途中で引っかかることがあったりと 微妙な動きを見せます。
もちろん、ブラウザの性能かもしれませんが 両端末の魅力の多くを含んでいる標準状態のブラウザの性能は 当然端末の性能の評価の大きな部分を担っていると思います。
正直、解像度の向上もマルチタスクも私にとってはあまり魅力的に感じません。もちろん使ってないからですが
既にi-Phoneの解像度は画面サイズ比でいいバランスのところで 良ければよいでしょうが不足しているほどとは感じていませんでした。
SC-01Bにおいても必要最低限と思っているレベルだからかもしれません。
また、アプリケーションの対応そのものがいまだなされていないので、ソフトの対応していないハードなど 私個人的には大好きなのですが一般性という意味ではまったくとは言いませんが意味が理解されないと思います。
同様に、マルチタスクも多くのアプリケーションが対応しておらず、タスクを切り替えるとほとんどのアプリケーションが終了してしまうと 何のための機能かと首をかしげてしまいます。
両社ともソフトの対応を待たなければ 評価すらできない現状ではないかと。
自分撮り用のカメラも、同じi-Phone4を用意して Wifiで接続して初めて使えるというレベルでは実質使えないのではと思ってしまいます。
このあたりもアプリケーションが他にそろってどうだというところでしょう。
 
悪い点ばかり言いましたが、実は商的にどうかで 商品としては非常に正しい進化を遂げていると思います。
解像度も高ければ高いほど良いわけです。
まるで モックの写真かと思われる発色の良い液晶は屋外でも見やすくなったことでしょう。
CPUのクロックアップはこれからのアプリケーションに大いに期待が持てます。
ラブプラスというゲームでの比較画面があったのですが こちらに関してはずいぶん良い動きをしているように見受けられます。
なぜこんなものを例に出したかというと やはりこれからの使い道に関して期待が持てるからです。
例えばカメラで撮った景色に マーカーを置いて3Dのオブジェクトを表示するARの技術に関しても ラブプラスというゲームで使われています。
そのあたりはさすがに3GSのCPUでは能力の使い切りとなっているわけですが このあたりが 例えば二人登場させたり三人登場させたりという使い方ができるようになります。
ゲームの利用だけでなく 観光地や美術品の説明などこれから期待できる技術の一つです。
自分撮り用のカメラも、例えば自分の顔を映して 前述のゲームでは例えばARでほっぺにキスさせることも可能ですし、PS3のようにカメラのモーションコントロールでゲームをコントロールしたりもできるわけです。
自分の顔がコクピットに写っていて、レーシングゲームなどで大きくジャンプした瞬間に 顔が大きく上下に揺れたりするのを見れば臨場感も一気に上がるはずです。
もっと言えば、何かにぶつかれば顔から血が出たりの画像に変るのかもしれません。
これも、オンラインショッピングで 自分に服を合わせてみたり、アクセサリーを合わせてみたりと自分撮り用のカメラとCPUの性能はi-Phoneの機能を一気に持ち上げてくれること請け合いです。
前述通り ソフトがそろえばの話ですが おそらくそう遠くない未来にこういったものはそろうでしょう。
 
じゃあ、みんな買わなきゃとなるわけですが・・・・
3GSを持っている人が買い替えるためには それだけのきっかけが必要です。
APPLEを愛しているとか、新しいもの好き、お祭り好き等の一般的でない(お祭り好きは一般的といえるかも 並んでいるから並ぶとかみたいな)ユーザーを除いたとすると 新しい機能が有効になるまではソフトが対応するまでですからしばらくかかるわけなので、発売即買い替えのきっかけというのはしばらくかかるわけです。
もちろん、バッテリーを交換できないという素晴らしいビジネスモデルは バッテリーの劣化を持って買い替えのきっかけとさせるなら別として 買い替えなければ使えない機能があってと 買い替えのきっかけを促すには少し不足します。
ほんの一部のファンだけでなく一般性といえるほどのユーザー数が現実あるわけですから。
同じ機能に近いi-Pod Touchにおいても3世代目の世代交代が必ずしも買い替えのきっかけになっていないことからも明らかなわけです。
新しい機能が有効になり、今の端末で使えなくなって その機能を使いたいから端末を変えるというところまでは時間がかかるわけです。
だとすると、初動は素晴らしかったのですが 面白みのない正しい進化はどれほどユーザーに評価されるかが心配です。
得てして正しい進化は面白みに欠け、評価が低いことが多いからです。
 
もう一つ、機能と速度の向上を理解しがたかった一つの理由が回線です。
回線に負けることのない速度になり始めた端末たちは素晴らしいのですが それ故に端末の速度のボトルネックとして回線が気になりだしました。
WiMaxルーターを持っていて SIMなしのi-Phone4だったのでWifiで繋いだのですが 
Softbankの回線を使ったi-Phone4とWifi経由のi-Phone4のブラウザの速度が違いすぎること。
レンダリングの速度だと思っていた遅れは 実は回線の遅れだったというところまでi-Phone4の速度は上がっています。
特にというわけではありませんが正直Softbankの回線が遅く感じられました。
このあたりも端末の評価に大きく影響を与えるかと思うのですが・・・・・
Xperiaに比べて遅いと思ったのはこのあたりも・・・・

written by HatenaSync