マイクロソフト Office2010の連携機能

新しいOffice2010の新機能の中に Office Liveとの連携がある。
Office Liveはマイクロソフトクラウドなサービスで、ネット上に個人用のストレージを作成し そこに保存したファイルに対して Office関連のファイルであればビューアーで閲覧することができ、グループ内で共用したりもできるサービスです。
それなら ただのネットワークストレージとなるわけですが 今回のサービスの良さは連携性の良さです。
私は複数のPCを使うことが多く 仕事関係であれば1台のPCをどこからもリモートデスクトップで使うのでファイルはひとつで済んでいるのですが、こと私事となるとそうでもない。
例えば、MBookを持って 思い付きをつらつら書き始めたり、イベントに参加してそこでその場で書き始めたりすると 結構な文章量になってしまいます。
ついつい、メモのつもりだったのですが・・・・
特にMBookはメモリーにもパフォーマンスにも余裕のあるほうではないので メーラーは設定せずに使わない方向でやっています。
PC用のメーラーの場合高機能さが逆に邪魔になってしまうこともあるからです。
で、打った文章はというと 大体がWEBメーラーで添付して送るのですが これがなかなか厄介。
どのそういったサービスも ちょうど登場のころから使っているので もうSPAMまみれなわけです。
おかげで@の前は同じものを使えて便利なわけですが その分そういったものも多い。
添付してメールを送ると、家で受けているOutlookは1/2ぐらいの確率で自分のメールをSpamとして分別してくれたりします。
あと、意外に遅くて 添付して送るとしばらく到着しなかったりと(おそらくサーバー側でウイルスチェックとかじゃないかな??)結構癖があるわけです。
 
Officeが2010になって 最初の利用はテストもかねてMBookで リボンが邪魔にならなくて使いやすいとか書いていたのですが その延長線上でこの連携機能も使えるようになりました。
Skydriveにファイルを保管するわけですが、最初に設定さえ行っていれば Hotmail(MSN)のアカウントを登録すれば5Gのストレージが無償で用意されています。
そして、Wordなりの保存時に「保存と送信」-「WEBに保存」という項目メニューに保存してくれるようになっているわけです。
ローカルのHDDのあるフォルダのように保存されるわけです。
いまのところ比較的小さい文章しかやっていないわけですが インターネットへの接続速度が確保されているとそれなりにワードの文章ぐらいなら数秒の待ち時間で十分運用できるわけです。
現在は、基本的にOffice Live Workspaceに保存して 外でも中でも共有しているわけです。

UMPCなどモバイルPCをもって動いていてOfficeを使っているなら 2007も追加機能で連携可能なので 連動すると楽に使えるわけなのですが・・・
唯一不満があるのが Office 2010 Mobile
こちらは現在 Widows Mobile(Phone)向け マーケットプレイスでWM6.5のユーザーには無償で提供され 私もSC-01Bに入れたわけですが
せっかくのこの連動機能が使えない・・・・
SharePointに接続機能があるのかもしれませんが 残念な限りです。

written by HatenaSync