AUのハイブリット通信カード

KDDIさんより AUのハイブリッド通信カードHID03をお借りすることができた。
とりあえず、本体からアプリケーションのインストールまでを順を追って紹介しよう。
 
まず、本体であるがサイズ的にも最もわかりやすいと思ったのはD25HWなので並べてみた。
長さ方向に関しては同じぐらいで横幅は当然細い。
スタイルは素晴らしくシンプルで好感が持てます。この中にWiMaxWiMaxのUSBアダプターは妙に大きなものが多い)とCDMAの電話が共存していると思えば素晴らしい限りです。
ただ、気を付けていただきたいのが、このモデムに限ってなのかは解りませんがSIMスロットらしきものがありません。
いわゆる羽目殺しタイプの端末なのでしょう。

横から見ていただければそのシンプルさもよくわかるでしょう。

USb端子は折りたたまれているタイプで 写真のように直線になるような180度のところでもL型になる90度のところでも固定できるようにできています。

 
ソフトウエアに関しては 最近のこのタイプの端末らしく USBのドライブとして認識され内蔵されたフラッシュメモリーからアプリケーションおよびドライバーはインストールされる。
念のためと言いますか、Windows7で試したのですが アプリケーションは既に対応しているようで そのままインストールが可能でした。
ドライバーはアプリケーションインストール時に一緒にインストールされるタイプのようで アプリケーションのインストールを拒否するとインストールは勝手にはなされないようです。
AutoRunで自動起動するインストーラーなのですが、Windows7では起動を指定しなければいけません。
ドライバーのインストールに関しては画面が暗くなる認証の画面を経由してインストールがはじまります。
このあたりは細かいことを言うより画面を順番に見てもらえばよいかと思います。









ここまででインストールは終了します。
画面の指定通り再起動がかかります。
 
再起動後に 専用の「DATA01〜04専用ユーティリティ」というこの通信カード専用のアプリケーション起動時に順次ドライバーがインストールされます。

この画面まで来るとインストールが終了してデバイスドライバーが認識されています。
そして接続ボタンを押すと・・・・

そう、AU.NETへの接続をして良いかどうかを確認してきます。
AU.NETはAU携帯電話のデータ通信用のプロバイダーサービスです。
他にも、光ファイバーの接続などを契約しているのであれば そちらを経由して繋ぐこともできるかもしれませんので探してみましょう。
私の場合はお借りしていますので、とりあえずAU.NETを使うように指定しました。

接続後の画面が二つ並んでいるわけですが この違い解りますか??
最初はWiMaxへの接続で UQ Wimaxに接続されており、後者はUQ Wimaxの圏外(これは無理やりそう認識させました)となり自動的にAU網に接続した状態です。
切り替えは、突然遅くなったので気が付きましたが切り替わりに気が付くようなものではありませんでした。
二つのネットワークとして認識されているようで 意識することなく接続が切り替わるのは好感が持てます。
ただ、VPNやストリーミングを行っている最中に切り替わった場合には恐らく切れると思いますので ご注意を。
同じ状況を作り出すことが出来なかったので未検証です。


現在のユーティリティのバージョンは下記の通り

設定項目は比較的少なく、この二画面程度しかありませんでした。


 
基本的にモデムであると意識させられるもので エリア内に入ると自動的につながるWiMaxのような使い方ではなく ちゃんと接続ボタンをおして繋ぐ
もしくはインターネットの設定などで ネットワークの接続を自動的に行うような設定を書いて繋ぐ方式のように思われます。
消費電力はやっぱり電源の容量の少ないUMPCなどでは不安定なLEDの点滅を行う事があるので 不足しているのではと思われる場面もありました。
特別自動的に切断されるようなことはありませんでした。
何度かWiMaxに関することで書いていますが WiMaxはパケットの制限もなく高速で使い放題な利点があり、移動など電波が安定しないときをAUでカバーし いざどこかに腰を落ち着けて仕事をするときにはWiMaxが使えるという使い方なら非常に快適に使えることでしょう。
もし、自宅がADSLWiMaxの圏内だと間違いなくわかっていれば ADSLを解約して ノートPCだけというならこれ一本に絞って使うことも十分できる性能だと思います。
持ち運びも出っ張りの無いスリムなタイプで仕事向き?という感じの商品のように思われます。
あとはもう少し使ってから 続きを・・・・

written by HatenaSync