報道で気になる点

先日の中国漁船の衝突事件の映像がYoutubeに流失して問題になっているわけですが・・・
やはり、仕事上で得た情報を 外へ漏らすという事は元来あってはいけない事だと思うので 流出した人は罪に問われるべきだと私は思うのです。もちろん、漏らした人はその罪をかぶる覚悟で 漏らしたという事なので立派な人だとは思います。
それはさておきなのですが・・・・
 
当初は、機密事項では無かったわけでそれが漏れたタイミングによって 罪の重さが決まるのだとは思いますが
現時点では「機密事項」と国が宣言した後の事でいうと
Youtubeは現在では多くの人による 再登録で広まってしまったので止めようはないわけですが おそらくYoutubeにあるだけであれば精々数千人程度の閲覧数だったと思うわけです。
それが、数十万人どころが1億人を恐らく超える人が一部分としても見るに至った経緯は マスコミがそれを面白おかしく報道したことによるものだと思います。
マスコミが黙っていれば、アングラな世界で静かに流れるだけで 大きな問題になる前に食い止められた可能性があります。
恐らく中国や海外のメディアがコメントを出すほどの事はなかったでしょう。
今日もニュースを見ていると どのニュースでも僅か5分ほどのニュースの背景にさえ あの映像が流れています。
国が機密事項扱いした映像を 数時間に一回どのチャンネルも、国営放送ですら毎日毎日流し続けているわけです。
 
確かに報道の自由はあると思いますが、著作権のある映像を 不正にダウンロードして再配布している行為は明らかに法律違反とはならないのでしょうか?
ましてや、国益に反すると国が判断した映像を配布しているわけです。
視聴率という 会社を支える数字を稼ぐためにで それは個別の会社の利益のために他ならないわけです。
個人でYoutubeに上がっている著作権で保護された映像を ストリーミングはOKで ダウンロードすると罪に問われるわけです。
TVで放送した番組の 無断の再配信は罪に問われるわけです。
この再配信が罪に問われるかどうかに関しても 注目してみたいと思うわけですが きっと無かったことになるのでしょうね・・・・・