アイ・オー・データ機器 AVeL Link Player AV-LS700を使う

Twonkyを使う為の機器として AVeL Link Player AV-LS700をみんぽすさんよりお借りした。
もちろん、そのレビューに使う為ではあるのだが じゃあこれがなんであるかが解らなければ先に進まないので すこし紹介してみよう。
 
ともあれ、はるか古い日記を検索してもらえば 気の付かれる人もいるかもしれませんが実はAVeL Link Playerはここに書くのも使うのも初めてではありません。
AVLP1/DVDというもので実はこれは大変重宝なものなのです。
PC側にサーバーソフトをインストールする必要がありますが AVeL Link Playerをテレビに繋いでPCで録画した番組をテレビでリビングで見て楽しんだわけです。
問題が何点かあって、当時のCPUスペックだとちょっとサーバーソフトが重かったことと HDDがいっぱいになったところで古い番組が自動的に削除されるわけですが フォルダーだけが残りそれをAVeL Link Playerが読み出してきて ない動画がメニューの最優先で出てくるような仕様となっていました。
それでも、当時にしては珍しいD4サポートの出力機能は1080iの出力が出来たことからも とてもMPEG2程度の画質を再生するには豪華すぎる仕様でした。
それが時代を経て、DLNAという規格をサポートすることにより特別なサーバーソフトを利用しなくても使えるようになりました。
DLNAは、Windows7(他のバージョンでも使えると思いますが・・・)MediaCenterの機能で特別なソフトを必要としなくなったわけです。(これはTwonkyを紹介する際に書きますが かなり方言があって・・・・なマイクロソフトです)
 
では、まずは繋いでみましょう。
箱を開けると、こんな感じです。


非常にコンパクトで よく5000円ぐらいで売っている地デジ専用チューナーぐらいのサイズです。
基本的に電源コードとLANケーブルを刺せば動き出します。
もちろん、操作するのに画面が見えないとで着ないのでコンポジット出力(いわゆるピンコード)かD4端子のどちらかにテレビの外部入力端子との間のケーブルをつなぐ事で動き出します。
もちろんHDMIもサポートされているのでHDMIケーブルを刺すこともできます。
繋いで電源を入れると起動して・・・・・ 起動して・・・・ 起動して・・・・・
実は何度かの再起動を行って 「壊れてる??」と思ったら 受け取った機器のファームウエアが古かったようでアップデートが開始されました。
二度のアップデートと 数度の再起動

でようやく起動画面です。
 
起動後の画面は解りやすく

こういったアイコンがあって、リモコンの上下左右のキーで選択するだけです。
AVeL Link というボタンがあって 途中で解らなくなると迷わずこのボタンを押すとこのメニューに帰ってくるのは好感が持てるインターフェースです。
先代の初期モデルは 遅いのか固まっているのか区別がつかないことが良くありましたので・・・・
他の機能もあるのですが、私の家でホームネットワークを選択すると こんな感じでメニューが

左から ORBメディアプレーヤー、WindowsMediaCetner、Twonkyの三種が表示されています。
このどれもが同じPCに入っていますので再生するファイルは同じなのですが 私の環境では三種が選択できるわけです。
実際の使い勝手はともかく AVeL Link Playerとしては何もない環境で(といってもWindows7はあってMedia Centerが動いているという前提ですが)動くという事を見せる為という事であればMedia Centerしか表示されないはずです。
それしかないという前提で、選択をしてみましょう。
この前の選択画面のように、動画や静止画が表示されて 選択することができます。
あとは「決定」キーを押せば再生が始まるというものです。
私は地デジの録画をMediaCenter対応のキャプチャーカードで録画しています。
DTCP-IP配信機能を持っているので(これはインストールしたのかな?? 覚えてない)AVeL Link Playerから何の設定もなく見ることができたわけです。
 
では、この機器の使い方なのですが・・・・・
まず、大前提としてDTCP−IP対応の機器を持っている事。
例えばHDDレコーダー、レコード機能付き薄型テレビ、もちろんPC等を持っていて どれかで番組を録画しているという環境だったとしましょう。
例えば、お父さんはHDDレコーダーで自分の見たい番組を撮っている。
お母さんはキッチンの小型の録画機能付薄型液晶テレビで料理番組を録画している、子供は自室のパソコンにTVキャプチャーを付けてそれでテレビを見たり録画をしたりする環境にあるとしましょう。
リビングには大型の液晶薄型テレビが置いてあって 食事時などには一緒にリビングで食べているときに お母さんの作った料理が評判悪かったりして・・・
実はお母さんは、テレビの番組通りに作ったはずだと言って 番組を見せようと思った時に AVeL Link Playerの電源を入れてお母さんのテレビを選んで 番組を選択して
「この通りに作ったから まずければテレビの料理番組が悪い!!」とみんなの前で主張するのに使えるわけです。
同じように お父さんは教養番組を家族の前で見せびらかすのに使ったり、子供はアニメのテーマソングや欲しいおもちゃの出ているCMを見せてクリスマスプレゼントのプレゼンなどを展開したりできるわけです。
各自が見せたいときに見せたい映像を見せることができる 便利なプレーヤーとなるわけです。
その大前提として、メーカーを超えて 機器を超えて接続できるようにするためのDLNAであり そのプレーヤーとしてAVeL Link Playerがあるわけです。
 
以前は最初に書いた通りPCに専用のサーバーソフトを入れて・・・・とPCの知識が無ければできなかったことが 単純に電源を入れただけでつな繋がって使えるという点が素晴らしいのです。
操作も見ていただいた通り画面全体に10個ほどのアイコンがあるだけなので 難しいという言葉が出てくるという事が無いでしょう。
各自が各自の機器で使っている 録画方式やファイル形式は全く関係なくこの機器で再生出来たら・・・・というところまで来てないのが実際のところなのです。
例えば、地デジ番組の録画であればPCで 単純にMediaCenterで録画してそのままさっきのようにファイルを選択すると

見えにくいがこんな画面が出てしまいます。
この当たりはアイ・オー・データさんが悪いとかマイクロソフトが悪いとか(いや、少しは悪いかも もーちっと本気でやってほしい)ではなく 地デジに関しては何度もこの保護機能が変わったりして 非常にめんどくさいことになっているからなのだろうと思うわけなのですが・・・・・
ただ、「対応機種である」とう前提で話をすれば メーカーも形態も関係なく使える良い商品となるわけです。
 
実はこのAVeL Link Playerなのですが結構お安いのです。
2万円を割る価格で販売されているのです。
アクトビラやTUTAYAのオンラインレンタル等の機能も持っていて 今までのテレビを薄型液晶の高機能テレビに近い(画質はともかく)機能を持たせたりという機能もありますし、USBやメモリーカードを読んで画面に表示したりなど結構な事が出来る機器なのです。
もちろんTwonkyの端末としてもがっつり働いてくれるものですが単体でも便利に使えるという、Windows7をOSに使っているなら 何のソフトもいらないメディアプレーヤーとしてみれば少し興味が出てきませんか?
 


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