マイナス要因を上げてもしょうがないが

WindowsPhone7の先行きは必ずしも順調な物では無い。
I-Phoneと初めて比較手出来る タッチインターフェースの「電話」であると私個人としては思っていて 非常に多くの期待をしているというのはここに何度も書いた通りです。
ただ、私の期待と市場の反応はやはり大きくかい離したものであることは 今までの歴史が物語っているわけです。
 
まず、アプリケーションの問題。
もともとガラケーからSmartPhoneへの移行の時にも話題になっているが いままでのアプリケーションはどうなるのだという問題。
図らずしもというか 政策のまずさが露見するわけですが 端末に紐づく課金形態をとったガラケーのアプリケーションは 端末変更で常にリセットされることから
端末の買い替えに合わせた アプリケーションの移行が事実上不可能だったという事は 必ずしもSmartPhoneへの移行に関して 障壁を下がることに関しては働いたと思います。
そして、キャリアなどに支払うべきコストを意識せずに開発が出来るという事でAndroidアプリkなどは思いのほか速い動きを見せています。
i-Phoneに関しては 単一の電話として考えると 驚くべき数量を出荷している電話です。
それ用のアプリのメリットは言うまでもありません。
故に比較的 代替えになるアプリが揃っていたわけです。
その上、Googleのサービスなど WEBサービスを積極的に使える仕組みをベースにしているので 例えばGoogle Map等のサービスを有効に使えているわけです。
 
じゃあ同じことをWindowsPhone7に関して考えて行こう
まず、アプリケーションですが 海外の物はそろっているわけですが
いまは みんなに「作ってくださいねー」と叫んでいる状況です。
GreeやNavi Timeのアイコンは昨日の写真から読み取れたわけですが いま私の端末で両者を検出してみても 出てこないわけです。
昨日のストリームでも出ていましたが Greeに関しては登録アプリ0の状態のようです。
つまり、今のこの状態ではアプリケーションが 絶対的に他の二社に対して不足しているわけです。
じゃあ、買い替えを検討したときにいまの穴埋めをするべきことに対しての答えが無いわけです。
精々あとひと月ではガイドブックに並べるアプリケーションを用意する程度でしょう。
WEBサービスに関しても 残寝ながらマイクロソフトGoogleとコンテンツサービスの分野では対抗する関係にもあり
前述したGoogle Mapに対して MSNMapという風に異なるコンテンツを用意しています。
これを現行のHD7で見ると私の住んでいる大阪では 恐らく 市単位の案内だけで道路は国道の幹線だけ程度の地図です。
拡大したらさびしい状況となるわけです。
これに関しては対応の問題だけで 実際にはPCから見ればきれいな地図は見えているので これを適用するのですが
地図を表示するだけではありません。
今日、アップデートが出ていましたがGoogleMapには 音声でガイドするNavi機能が無償で提供されます。
ストリートビューという 移動中の道を実際の写真で見せる機能もあります。
経路案内や 一部地域では渋滞情報が出たりもするわけです。
それらのコンテンツは 少なくとも日本向けには今のところリリースされていないわけです。
 
インターフェースが良ければ WindowsPhone7をユーザーが選ぶのか?
AndroidAUなどという 強引な広告を成立させた AUですから実のところ広告にも期待しているわけですが それだけではスタートダッシュだけで終わってしまう可能性があるわけです。
 
実は日本上陸当時 i-Phoneも販売台数が伸びずに苦労していた時期があります。
その際の販売方法は 「ゲームが出来る・・・・」だったわけです。
WindowsPhone7には、XBOX Liveに対応するという利点があります。
例えば、モンスターハンターのようなメガタイトルが発売と同時に対応したらどうでしょう?
それをバンドルして出たらどうでしょう?
若しくは海外のゲームが 新しいOSに対応した形で同時に登場して 日本でも買えるようになったらどうでしょう?
間もなくでてくる PSP携帯より速く手を撃てば XBOX初の携帯ゲーム機という地位は確保できるかもしれません。
解りやすくて 買いやすい そしてパケットの消費の期待できる端末となるわけです。
 
インターフェースとしては 最もやさしい部類に入ると私は思っています。
恐らくガラケーの代替えとして使えるということでは最も早い選択にはなりえるかと思います。
その代わりとしての機能は十分に持っています。
残ったガラケーの層を拾い上げるための なのか、ゲーム機としてなのか、それとも旧態依然としてビジネスだと言い張るのか
少なからず商業的には海外でも成功していないものが 珍しく日本から出てくるわけです。
その動きは日本国内のみならず 気になるわけなのですが
私の期待はどうなるか?
written by HatenaSync