なるほどそう来たか・・・・

Windows XPには 組み込み機器などの利用を想定した Embeddedというバージョンがあります。
例えばプリンタに繋がっているRIPサーバーなどのOSとして使われていたりします。
これは用途を特定した内容の為のOSで汎用性のある XP HomeやProfesionalとは一線を引くべき内容の物です。
また、必要のない例えば極端なはなし GUIを無い状態で員巣t-るしたりも出来るように必要な機能を個別に入れたり入れなかったりする選択も可能になっています。
必要のない機能を入れて、組み込み用に必要のないリソースを要求する事のないように作られているわけです。
例えばネットワーク機能の無いWindowsXPなども作れるわけです。
こちらに関しては 今のところ販売は継続されているわけです。
 
で、ロジテックさんなのですが
2016年までWindows XP PCを販売すると書いてあるのでなんなのかと見てみると なんと驚く勿れ
Windows XP Embeddedを搭載したPCを出荷しているわけです。
ライセンス上、専用機用のOSとして許可されているもので 汎用性のある一般的な用途には使えないはずと カタログを読むわけです。
って、そんなことを気にする奴はいないと思うが・・・・・
そうするとライセンス上は特定用途向けOSという分類に入るようで、特定用途はKIOSKやサイネージ機器という普通に思いつく用途だけだと思ったら 企業内における業務用端末も含まれるようです。
いわゆる、業務用アプリケーションの動かす機械用に利用することが出来るようです。
なるほど・・・・なんて思った訳ですが、ダメなこともあります。
汎用と思われるアプリケーションのインストールが出来ない事で、良い例がOffice Suite等は入れられません。
本物の業務専用機でないとダメなようです。
ただ、業務を行う上で出力先などとして指定されているアプリケーションのインストールは許可されていて、例えば業務アプリケーションがExcelファイルで出力してPCで確認する作業が必要ならExcelのインストールが可能で、データをE-Mailで自動的に出力する機能を持っていると Outlookのインストールが可能なように出来ているわけです。
ちなみに、XPのバージョンとしては 全部のコンポーネントを入れるとProfessional相当なので サーバーへのログオンが可能なドメインへの加入が可能なわけです。

まあ、微妙な感じですがこれもありなんだと思った次第です。
2016年まで企業用途なら変えるというのはそれはそれで うれしいかな?
ダウングレードとまた違う方法ですので・・・・・
written by HatenaSync