携帯電話はファッションの一部です。

このキャッチコピーはご存知でしょうか?
コピーとしては有名なもので よくこういった教科書に乗ったりします。
勿論「携帯電話」ではなく 「メガネ」となるわけなのですが
 
低価格メガネが出てきたときに、一人に一つと言われていたメガネを複数個買ってもらうような宣伝を考えて作ったコピーだそうですが
今までのイメージを切り替えて複数個持つのが当たり前という印象を付けたというのが素晴らしかったようです。
CMでは、「このメガネはレジャー用、このメガネは仕事用」と メガネを変えるだけで(実は服装や背景も変わっているので当たり前ですが)変るイメージの大きさを売りにしたのです。
実際に売れたかどうかは知りませんが、店頭でも「このメガネはレジャー用で・・・」なんて言い方で薦められたりするので 浸透したと言ってもいいのでしょう。
同じように、そろそろ携帯電話もファッションで使い分けるようなスタイルとなるのかもしれません。
 
今日、書いてますが(L-04Cから書いているので短くて 結論が速いのですが)L-04Cを購入しました。
「白ロム」と言われる セコンドハンドなのですが、実際は店頭で開通を行っただけの新品です。
本体の箱から一切手を付けられていない形で届きました。
それで、5500円という価格です。
メガネの価格が最も安い広告のもので5000円ぐらいなので メガネがそうなら携帯電話もTPOによって使い分けることはそう不自然でもありません。
例えば、女の子の好きな「デコ電」なんかは 営業やっている女の子には場所によってはマイナスになってしまいます。
それを抑えて持っているなら、レジャー用と仕事用に振り分けて レジャー用はデコでもなんでもできるようになるわけです。
仕事用は 白いソリッドな電話や ピンクの小さなものなどを使えば印象も悪くないものです。
就職試験でも 「どんな携帯電話使っているの?」なんて質問が出たりするようですから そういう意味では就活用なんてのもあるかもしれません。
男の子なら、勝負携帯電話として NOKIAのヴァーチュなんて ちらちら見せつければ・・とかあるかもしれません。
 
携帯電話は個人用のもので 個人の秘密が詰まっているので入れ替えが・・・・なんて困りそうなものですが これがAndroidだと実はあまり困らないのです。
SIMを入れ替えるたびにGoogleのユーザー名とパスワードの確認があるものの それさえ入れれば 携帯のメールをすべてGoogleメールに集中させておけば(転送も含めて)受けることは困りません。
SPモードだけなら一度登録しておけばSIMを差し替えて使ってもそのまま来ます(同じSIMなら)
予定表はGoogleカレンダーに自動的に同期しているはずなのでそのまま、もちろんアドレス帳もそのまま来ます。
写真も結構便利なのでPicasa連携していて こちらに勝手にアップされているので これでOK等という訳です。
アプリケーションは流石に困りそうなものですが、有料で購入した物であれば マイアプリケーションに入れば一覧に出てくるので そのなかから必要なものを選択するだけの事なのです。
無料のアプリに関しては やっぱりメモの必要がありますけどね・・・・
つまり、基本的にリアルタイムで変更されるのはアドレス帳や予定表なので 使い分けているという事ならそうそう日もたってないのでそんなに更新に時間のかかるほどの事は無い訳です。
あとはどうしてもというなら マイクロSDカードも一緒に動かせば音楽などのデータもそのまま移動となるわけです。
つまり、携帯電話を入れ替えるのに特別な儀式などは必要ないわけです。
私も、そうであるからこそ コロコロと電話を入れ替えてもそう困らず使っているわけです。まあ、私の場合はExchangeを使っているのでGoogleのサービスだけという訳ではないのですが・・・
昨晩届いた電話を、今日から普通にメインの電話機として使えるのは そのおかげなのです。
Googleのサービスだけに特化させれば もっと手順は簡単というか別に何の手続きもいらないので 実は誰にでもできる簡単な事なのです。
 
仕事中は二つ折りの携帯電話で、電話がかかってきてもどこからかお客さんに見えないように
OFFになったら 小型の小さなピンクの携帯電話に可愛いストラップとかって もしかしたら彼とおそろいの・・・なんて使い方も簡単に出来るわけです。
そうなるためには価格の問題があるわけですが 前述通り新品クオリティの携帯電話がこの価格で購入できるなら当然こういう使い方もありなわけですよね。
巷に白ロムというのが当たり前のように売っていて 最近では電気街を歩いていると どの店も当たり前に書いてあったりすると まるで海外で携帯電話を見ているようで
SIMロックのおかげと言って良いのか 同じ機種なら国際価格から2〜3割は安く手に入ったりするので これはこれで・・・なんて別の文化も生まれそうです。
written by HatenaSync