Evernote For AndroidアップデートでSkitch対応

先日、SkitchをEvernoteが買収したという話がありました。
手書きメモのアプリケーションで便利なSkitchでEvernoteへの連携が取れると期待したものです。
 
Evernoteはメモツールとして私は使っています。
とにかく何でも投げ込むメモツールとして便利で、それがSmartPhoneに対応して ああ、使えるんだと本格的に使い始めました。
良くICレコーダーを持っていて、何かあるたびにメモしている人がいますが あれのSmartPhone版だと私は思っています。
ただ、違うのはメモの種類が豊富で、カメラで撮影したものをそのまま張り付けたり、前述通りの音声メモも、もちろんテキストで入力したものも記録できるわけです。
データは基本的にクラウドに置いているので、記録したものはPCからでもSmartPhoneからでも確認できます。
端末の二台持ちであれば 両方とも同じデータを共有していると思って間違いが無い訳です。
ただ、ちょっとだけ不満点がありました。
テキストでメモを取るときに、ソフトウエアキーボードで入力する事となります。
これがあまり得意でない私は、めっきり録音ボタンを押すわけです(笑
同じことを思う人が少なくないようで、手書きのアプリで作成した画像を そのままEvernoteに連携するツールなどがあり それらを適当に使っていたわけです。
まあ、データの種類が比較的私的(仕事の面も含めて)なものであることから、あまりフリーなアプリも使いたくなくて 導入に踏み切れなかったというのが実際の所でした。
このあたりは Androidのアプリは正直信用しきれていないところが私にはあって・・・・
作る人が正しくないと思っているわけではないのですが ツールの脆弱性などが見つかると 意識しなくてもいきなり・・・ということもあるわけです。
多くのソースが公開されている関係上 そのあたりは気になる点ではあるわけです。
 
今日、普段通り毎朝の儀式でAndroidアプリのアップデートを確認したら入っていたのがこのEvernoteのアップデート。
そして、それで出てきたメニューからSkitchを利用するとインストールされるという流れとなりました。
システムで連携した アプリケーションとなったわけです。
これが買収の効果という物でしょう。
もともと、Evernoteにも使われるアプリケーションとして評判の高かったSkitchですので 対応はうれしい(もともと有償アプリ)限りです。
ガジェットを置いていると、そこに増えたSkitchボタンで手書きのメモが挿入できるので これが非常に便利なわけです。
別のアプリケーションからの転送という訳ではないのです。
これでEvernoteを使うきっかけがもっと増えたわけです。
 
もっとも、まったく不満点が無い訳ではありません。
一つは、画像として記録されること。
Skitchで作られたデータはDrow系のデータなのです。
つまり、イラストレーターなどで書かれたのと同じ 線画データなのです。
その書き方などで選択して修正したりすることもできるデータなわけです。
これがいったんEveronoteに記録された瞬間に写真などと同じ画像データとして記録されるようです。
故に、もう一度開いても修正できないデータとして開かれるだけなのです。
もちろん、メモという性格上そうそう修正する機会があるわけではないのですが ここは連携機能として動いているなら対応してほしかったなと・・・・
 
もう一つはこれは不満点として言っていいのだろうか?
メインの端末としてL-^04Cを使っているのだが この電話ではほとんど使えないのである。
言い方が悪いですね
まず、画面の解像度と画面サイズが足りないのです。
画面を横向きに置いても 4文字とアルファベットですらかけないのです。
二行にしたところで6文字ぐらいではメモにならないわけです(笑
同じことを、HTC Evoでやると十分なメモになります。
ただ、キーボード付のストレート端末となると 画面サイズもそんなに大きいはずもなく、同様の感じとなるわけですが
こういう端末こそ Evernoteが活用できる端末となって なんとも痛痒い感じがしなくも無い訳です。
このあたりは ハードウエア的な問題なのでソフトの問題ではありませんが・・・・
 
そう言えば、EvernoteDocomoの端末を持っている人なら1年間プレミアム会員権を使えるセール中です。
Android端末を入手したらEvernoteをインストールして(まあ、入ってますが)起動してユーザー名とパスワードを入れるだけなのですが ども端末IDか何かで管理しているようで 新しい端末を入手して登録するたびにキャンペーンが適用されるようです。
つまり、L-04Cをこのあいだ5500円で入手したわけですが それでそこから1年分使えるようになったので Evernoteの一年分の回避を正規で払ったと思えば端末代はただ・・・という話も。
まあ、とにかくメーカーがせっかく便利に使ってもらおうと無償で用意した物なので 是非、便利に使ってあげましょう。

written by HatenaSync