思った以上に モバイル通信が苦しく・・・・

モバイル通信はかなりひっ迫した状況になりつつある。
これは一般的に報道されている以上にである。
一昨日発表のあった SPモードのサーバーの増強工事に関して尚である。
 
もう、名前を消して書くのもめんどくさいので じかに書くわけだが DOCOMOを例に出すとよくわかる。
まず、電話機が繋がったら 機器のIMIEと電話番号をチェックして DBに引き当てて認証を行う。
そして 電話としてのリンクが確立する。
データ通信の場合 この部分が成り立たないものが出てくるので データ通信専用では繋がらないものが出てきたりする。
アンテナマークが出ないものは、パケット通信をサポートしない地域もあり 電波が来ても必ずしも通信が出来るとも限らない事から 音声の接続認証を終わった回線しか電波強度を表示しないようなロジックがあるものでは電波強度すら表示されないのである。
 
接続は確立したので その後はパケット通信の接続の確認である。
Mopera等のプロバイダーと接続されて、そことまた電話番号で認証が起きるわけです。
これでパケット通信もできるようになったわけです。
ここまで済ませれば SPモードはイントラネットで外部から侵入不可能なネットワークで インターネットはその網内のゲートウエィを通じて通信されるわけです。
故に、Spモード内でしか使えないアプリケーション等があるわけです。
この増強は ひとつは先日から 急激に増えたユーザー数にこのサーバーの負荷が堪えられなかったわけで 障害が起きたわけで
これじゃー大変だと急遽の増強を行うわけです。
この増強はパフォーマンスを上げることも必要ですが、今後のi-MobieのSmartPhone対応の為でもあり このネット内にいる限りi-Modeのサイトが見ることが出来るように将来的になるわけです。
これは、もう行わなければいけない状態に入っていて ガラケーと言われたフューチャーフォンがSmrtPhoneに移行する事で コンテンツの収入は実は激減状態で 全体的にはプラスにはなっているが・・・という状況なのです。
キャリアとしての支配力を確保するためには、回線比較のときの利点を出すためにはどうしても必要なものなのです。
 
SmartPhoneになってパケットが増えたという話も良く聞きますし、電池の持ちが悪くなったという話も良く聞くはずです。
パケットが増えるのは当たり前で、例えばメール一つにしても 今まではキャリアのメールしかなかったので、メールの到着時にだけパケットが飛んでいたわけですが SmartPhoneでは事情が違う。
キャリアので無いメールは メールサーバーに確認に行かなければ到着が解らないわけです。
例えば5分に1回とか15分位一回とかメールの確認を行う必要があるわけです。
そのたびに接続して パケット通信をして切断するという事をやっているので パケットの消費もありますし バッテリーの消費もあります。
デスクトップ上には天気予報とニュースが標準で貼り付けられていて SmartPhoneならではの機能として TwitterFaceBookの連携機能などを画面に貼り付けている端末が殆どです。
Evernoteもキャリアが使いましょうと推奨しています。
いずれもが 数分に一回とかデータの確認を行いに行っています。
 
モバイル通信は思った以上に不安定で、特に大容量のバッテリーを取り付け 大画面を付けて磁界的にも決して有利でないSmartPhoneはどうしても指向性の穴ができやすく 向けた方向によってアンテナ感度が下がるなどの 状況に陥りやすくなってしまっています。
故に、ちょっとした瞬間に接続中のネットワークが途切れたりもするわけです。
感度の高い端末と低い端末でバッテリーの持ちが驚くほど違ったりするのはそのせいもあったりするわけです。
と、いう訳でそういう形の端末の認証回数も増えているはずです。
 
接続開始時にある程度のキャッシュはありますが認証の仕組みは激しく動いています。
実際に流れるパケットの総量も問題ですが、認証系のサーバーの負荷はパケットの増大以上に膨れ上がっているわけです。
そして、HSDPAだのHSDPA+だのと 複数の規格を混在させていますし 電波状況 捕まえているアンテナの本数に応じて変化する接続形態にも 認証が起きるわけです。
MVNOに渡すデータと自分のt頃で処理するデータ・・・・・ とにかく いろいろな事が一気にやってきて ひとつに向けた対策では追いつかなくなってきてるわけです。
単純にアンテナが足りているからとか 帯域がどうかとかで済まなくなりつつあるわけです。
 
総量のように解りやすい軸を切り取って ああ、足りないというのが簡単でいいのですが
複合原因で 変な原因で発生した遅延は 見えにくく厄介なのです。
特に、SPモードでは速度が安定しなくなってきましたし Moperaに替えた途端というパターンもあります。
しかし、SPモードでないと出来ない事もあって・・・・
いくらWifiにパケットを逃がしても 携帯電話の認証が無くなるわけでは無く 効果があるのは増大したパケットの量だけで・・・
 
ここしばらくのDOCOMOの混乱は おおよそ多くの方が気が付いていると思います。
何故か アンテナ状況も良く 今まで速かったはずのDOCOMOのスペックが思ったほど出ていない。
Speedtestの数値が今までと違う とか。
DOCOMOからの発表もなく いま話題になっているのはVita用の通信スペシャルパッケージなんて 根本的な問題に対してはどうでもよいような話題。
恐らく回線の交換装置など根幹的な部分が苦しくなっているのではと思うわけです。
発表するぐらいですから 既にSPモードのサーバーの件という事で多くのサーバー増強に躍起になっている事でしょうし 今年の初めには気が付いていたことでしょう。
DOCOMOユーザーは おおよそ来年の春まで少し我慢を強いられるかもしれません。あくまでも根拠はありませんが
それまでは波状的に多くの発表がDOCOMOから行われることで 目をそらし続ける事に 躍起になるかもしれないので・・・・
 
全く根拠のない話ですよ!!
最近遅いからちょっとだけ 毒を吐いてみたかっただけです。
何の根拠もないので 明日にはやっぱりDOCOMOとか言ってるかもしれませんが・・・・
written by HatenaSync