香港三日目

おおよそ ここを定期的に見ている 方の半数は期待していると思う「やらかす」をまたしてもやってしまいました。
 
取りあえずお客さん(見ている人を意識しすぎな今日) 香港$の交換レートが驚くほどに 0.1・・・にまで来ました。
実際には銀行で変えると・・・で町の両替屋さんでは そこまで楽しくはないのですが
例えば、携帯電話がHK$3700と書いてあれば 3.7万円かとすぐに頭の中で・・・変換してはいけないのだ!! それは死を招くのだ。
 
今日はその話を 少しだけ恥を忍んでしてみよう。
電気街にいるのも仕事だが 愛護とも終わって 少し自分の物でも見てみようと思って 夜の街を放浪していた時の事です。
一応、期待しているのではと 旺角でないことは書いておきましょう。
シャムシュイポーという昔々、私が大学に入る前に旅費を足してでも来てコンピューターを買う方が 当時のPC98を買うより安くて PC98に無い486のCPUとグラフィックアクセラレーターという未知のパーツを付けることができるという触れ込みで来たころにメインとなる電気街だった 黄金電脳などがある場所です。
ここには昔ながらの中古も少なくなく、Palmセンターもここにあります(最近時間が遅いので 行ってもいない・・・)
9時ごろには閉まってしまうのですが 露店には面白いものが
そして、わざわざシンセンに行かなくても ここでシンセンの最新の(笑 SmartPhoneなどを見ることができるわけです。
目的は、山根さんが紹介されていたDual SIMの3Gフォン。
その通りのものはしばらく歩き回ってもありませんでした。
でも、1社が出たという事は・・・と考えるのは 中国と一度でも仕事をしたことのある人ならだれでも考えることです。
取りあえずメモ帳に 「3G Dual SIM」と書いて聞き込みを始めます。
それに答えたのは 若く無茶苦茶頼りなさそうな兄ちゃん。
これは・・・とお店の中に入って交渉を始めるわけです。
 
端末は天星というメーカーの端末で 型番はA800というもの。
ただ、これぐらいでは信じないのがここまでの付き合いの長さ。
まず値段を聞くと HK$1600という結構笑えない価格です。1万円ぐらいならネタで良いのですが・・・
「高くない」と言われるかもしれませんが、
また、「こんな値段で買ったやつがいると自慢している」と書くやつがいて 不愉快な思いをするので書かなかったのですが(それでむちゃくちゃアクセスが伸びて腹が立っただけで 実際のその言葉に腹が立ったわけではありません) 昨日はモデムとして Optimus x2を買ったのですが 30分かけて値切って
二手をHK$2450で買っているので そのおかいどくかんのない部分が解ってもらえると思う。
300万画素ぐらいの 600hZの端末に1.6万円と言われれば 値段なりと思えるのですが 事香港だという条件を加味すると 中古だとはいえ 2.4万円で1Ghz(私のは改造品で1.2Ghz)のものが買えるのに・・・と思うわけです。
それでも、Blogのネタ充実のためには仕方がないかもしれない・・・・ 今月はお昼ご飯を水だけで過ごせば何とか・・・・とか考えるわけです。
 
山根さんにも何度も言われていますが 実機で確かめるのは忘れません。
自分の持っているSIMを刺してテストをします。
まず、一番怪しいのは 「3G」と言っていることで HSDPAとは言ってないのです。
300Kで通信できる端末であってもしょうがないわけです。
SIMをいれてアクセスポイントを設定して アクセスするとちゃんと「H」が着きましたのでHSDPAは遅くてもしているようです。
まあ、これで条件がそろったわけで 上記の価格は値切り後の価格だったので 値切り後上記の価格に。
先達でHK$1680(これは後で見た)だったので まあ、妥当な価格です。
この値切りにはカードで支払ってもこの価格にするというような交渉も含まれています。カードチャージを取られることが多いので。
最終この値段に決まった時に、兄貴分の店員が近づいてきて 実は新製品が とそっと見せてくれます。
画面は4インチになって カメラも解像度が違うという自信作。
自分も持っているし、今対応している客もこれだと もう一台新しいのを出してきて目の前に置いた。
そして、今なら裏蓋を1枚サービスだ(値切り交渉中と思っていたようです) そしてクロックが800Mhzで何故か入っている アングリーバードも普通に動いています。
「なぜそこでそれを出す!!」
となるわけですが もちろん少しでも高いものを売りたいからで HK$2080との事でした。
さあ、どうする!!
勿論、これを買うと来月までお昼ご飯は水だけになる(笑
どころか明後日に お出かけsる時に一緒にご飯を食べるお金も残らない・・・それでも欲しい。
 
大阪の子です。
そこで一言もほしいと言わずに、A800のテストをすると知らんぷりをしました。
これは正しい行為で、ほしいと思わせるのは損ですし、さっき書いた通り 今のお客の前で値切ったものが今のお客からも値切られることぐらい 買う側も察してあげましょう。
テストをすると言いながら 色々と弄り回して 時間を稼ぎ今のお客が帰るのを待って。
「OK」と買うそぶりを見せながら 
「でもHK$1900だったら 新しい方を買う」
と宣言してみました。
相手も此方もここで本気の交渉に入ります。
電卓と帳簿を見ながら計算を初めて・・・・それでもHK$2050が限界。
じゃあ(じつは値切ることよりこっちが目的)余らせていた中国元を まともなレートで引き受けて(これは銀行レートを見せた それに対してほんのわずか程度のUpde交換することに応じた)その差額のみをクレジットで払うという2段階の支払いすらも認めさせたわけです。
相手にとっては、どうせ仕入れに行くときは中国元なので 少しぐらいレートが悪くても・・・ですし、私は ちょっと両替しすぎたお金を回収して せめて来月の・・・なわけです。
苦いかををしながら OKがでたので 支払いの準備を始めたが チェックが終わるまでサインはせずに「Now チェック」と頑張ったわけです。
SIM1と書かれたスロットに3のSIMを入れて
ちなみにA800は日本語のロケールがありましたが 新型にはなかったので英語で APNの設定をして・・・・
繋がらないわけです。
SIMマネージャーでデュアルSIMなので、どちらを使うと設定が入ります。
OSバージョンの違った A800では何と Wireless&Networkに2つの Mobile Network Settingがあったのですが 新型はSIMマネージャーというソフトでメインの回線を指定して データ回線も指定して繋がるわけです。
勿論Mobile NetWorkに接続情報を書く必要もありますし ネットワークをアクティブにする必要もあります。
めんどくさい作業を 一つづつしてようやくWEBに繋がったわけですが GSM接続です。
あれ? ネットワークで2Gを指定したかと思ったけどそうでもない・・・・
すったもんだして ようやくSIM1は2GでSIM2は3Gという事に気が付いたのは 兄貴分の店員です。
「Wait!!」
ここで私は声を荒げます。ここを間違えると めんどくさいことになるわけです。
やはり頼りなさそうに見えた店員は頼りなく思われているようだったので メモ帳とその店員を指差して 
「He Sayd Dual 3G Network Ready!!」
睨み付けたら 兄貴分は香港の人にしては珍しく
「Sorry」と一言だけ言って うなだれました。
他に無いのかと聞いてみたが 無いからこれでどうだと 進められたが 日本ではGSmは使えないとひとしきり説明して 相手はあきらめた。
返金してもらい サインを待っていたカードの書類はボールペンでバッテンされました・・・・
サインをする前で良かったと このときは本気で思いました。
私のサインが無い限り 有効ではないからです。
もしお金の引き落としがあっても戦えますので(笑
じつは 着信SIMによって 画面の色が変わるなど面白機能満載でしたが・・・・
と、いうわけで 今回はあきらめることに。
 
まあ、誰かの教訓になってくれればいいなと 恥をさらします。
サインをする前に 完全にチェックをしましょうという事と 店員を信じてはいけませんという事で。
その後、レートが思いのほかよかったので 日本円をご飯を食べるために香港ドルに換えるのをやめて 中国元で今回はしのぐことにしました(再両替しました)
露店で 次回のためのSIMをHK$198をHK$160で(素直に値引きしたので 失敗したと思う 3のプリペイドです 来年12/31まで有効)と荷物を分散させたかったので 肩掛けのおばちゃん曰くHK$300のカバンを値切ってHK$100にしてもらって(鬼だな ごめんなさい電話の事でイラついてました・・・)投げつけられて買って帰ってきました。
まあ、やらかした未満という事で・・・
written by HatenaSync