資本主義ってそういう物なのか?

日本から香港に行くと 自由経済ってなんだろうと思う事が多い。
日本に居て自由経済を語ると、今の日本がそうだと 解らないならわからないと言ってくれたらいいのに 解ったような返事をされることが多い。
別卯に私が理解しているわけでも無いので それはそれで追求する事も無い訳ですが・・・・
 
自由経済というのは基本的に他の事態に縛られす 商品を自由に取引できるという事を言うのである。
その上で国による法的な規制などがあるので 例えば麻薬を販売してはいけない(所持もダメだって)等となるわけです。
まあ、法に触れなければ 何をいくらで売っても構わないわけです。
逆に、〜は〜円で販売しなさいという規制を引くことは罪となり これは罰則があるわけです。
じゃあ、お店に行ってジュースを買おうと思うと ペットボトルは150円、缶ジュースは120円と値段が決まっていて・・・なんでそうなる?
勿論、スーパーに行くといろいろ値引きがあり それでも 98円がペットボトルとかイオンであろうがダイエーであろうがそう変わらないのです。
メーカー側からすれば 市場価格が下がることは歓迎されるべき事態では無く 販売店に対して安い値段で入れるから安くせずに売って利益を取ってほしい。
そして、棚の今他のメーカーの商品の入っている場所を 私のところに譲ってほしい・・・・と言ったらこれで罪に問われます。
ですが、店舗の方が安く買ってもその分安く売らなければならないという理由もなく 利益率を上げるためにメーカーが編住する事は罪にはならず このあたり法的な規制の難しい所なのです。
 
じゃあ と 香港に行くともうモノの値段は自由自在に決められるわけです。
例えばコーヒーを飲みに行ってもそうで 今回展示会場などに行ったのですが 罰所によってはコーヒー一杯600円ぐらいの所もありました。
それに対して、街を歩いている最中に サンドイッチ屋さんのコーヒーを頼むと100円ぐらいと6倍の価格差があるわけです。
私が貧乏性だからでしょうか ご飯を食べて便でビールを飲んて 支払いはHK$62でしたが 同じ会社の人が 中国語の出来る人とみんなで食べに行ったご飯は 三日間で一人が代表して払ってみんなで分担する書類に(私も台湾でのホテルを立て替えてもらっているので一覧表を見た)でみるとHK$466、HK$177、HK$638とかなってました。
私も最後の夜はごちそうになったので 申し訳なくも解らないのですが 恐らく高い方ぐらいには行っていたと思います。
この辺りは 私の趣味の部分もあるので 高いから良いとか安いから悪いとかじゃなくて 食べている時間があったら見て回りたいとかもあって ささっと食べれておいしいとなると ハンバーガースタンドよりTwitterで上げている 排骨飯とかのほうが有難かったりするわけです。
その時間があれば人にあったり、お店を回ったりと もっと楽しみたいわけです。これは、仕事も趣味も含めてなのですが・・・
話がそれましたが、簡単に言うと食事などはk軽く10倍ぐらいの差は普通にあるわけです。
 
最近、発売になったi-Phone 4Sですが 恐ろしい事に私が帰る前日に昨日発売になったものが その夜には販売が成されていました。
恐らく飛行機でハンドキャリーとかでしょう。
故に、20万ぐらいと言われても・・・なのですが 真面目に買おうとしている人がいたわけですから そっちが驚きです。
じゃあ、その価格なのですが 定価じゃない事はお分かりですよね。
人気のある機種が高くなるというのは 当たり前なのです。
そして、定価を越えてはいけないというのは日本の国内だけの事です。
勿論、オークションなど一部の場所は別としてです。
逆に人気の無い機種は 一気に値段が下がって私のOptimusのような事になるわけです。
飲み物一つにしても コンビニなどはまあまあ同じ価格ですし 観光客が来るところではそうなのですが
例えばペットボトルの水は 露店ではHK$3〜4から売っていて、コンビニではHK$7、空港ではランチを購入した人だけの特価でHK$10、展示会場ではHK$20なわけです。
流石に日本ではここまでは無いでしょう。
コンビニを二本と同じ普通の価格とするなら、空港や展示会場での価格は明らかにぼっているわけです。
ただ、そこに店舗を出す権利を得るためにかなりのお金を使っているので この価格で無ければ成り立たないのです。
 
人の足元を見ているとか、業界の足並みを乱しているとかいう話となり下品だとか日本では言われているわけですが
例えば ヤマダ電機ビッグカメラなども 今までの代理店を経由して購入するという業界ルールを無視して 大規模店舗なので仕入れが多い事から 直接メーカーからの仕入れに変っています。
勿論、ヨドバシカメラもそうです。
故に大手家電は他社に比べて安く提供できます。
今では、ここでしか入手できないモデルや 優先して商品が用意されたりもします。
こういう店舗もスタートした当初は 業界では仲間っはずれにされたりしていたわけですが 今では家電量販店と言えばこれらの店舗となってしまったわけです。
中国でもこの手の販売店が増えているわけですが、いまさら何か文句を言う人はいないでしょう。
 
今までのルールを崩すのが良いとは言いません。
ルールを公的であり、私的であり守るというのは 日本人の良い所だと私は思っています。
それが 例えば仏教等の教えを守っていて 列に並ぶとか基本的な人としてのルールを守っていけているのだと思っています。
ただ、それ故に閉鎖的で、実は自由でもなんでもない競争を行っています。
例えばパケット代金でも 三社のキャリア全てが同じ金額なんて 三社がカルテルでも結ばなければ無理なわけです。
少し前に 電線の販売価格でカルテルがあったと新聞記事にもなりましたが じゃあ、清涼飲料水やパケット代金はカルテルが裏になかったのか?なんて アメリカでは記事になることでしょう。
これで 自由経済と言うのかというと ちょっと自信が無い。ただ、悪いのかというとそういう事でも無い訳です。
 
香港に行って思う事はここは別の国。
電車もうかうかしてると いくら待っても乗れない。
バスなんか、下手をすると降りれない(笑
そして、角を曲がった向こう側で買えば半額だったのに・・・・なんてざらにある話。
例えば電話のケースなら シャムスイポーで買う方が安いけど ふた月に一回ぐらい壊れるな(笑 とか
これは HK$60とHK$30ぐらいの差がありますが やはり先達の物の方が質がいい場合が多い。
勿論、これらは当たりはずれがあって 確率的に先達の方が私の買った中では長持ちしています。
まあ、落ちて壊れるわけではないので 大体5個ぐらい買っておくと半年ぐらいは持つなという買い方となるわけですが・・・・
勿論、サイズ合わせも自分で行いますし 機種名から直接ケースが探せたりしないめんどくささもあってですが・・・
私的には なんとなく 買い物も肌に合って良くて これが自由経済って気がするのですが
資本主義と共産主義、対立する二つの思想の 対局側に資本主義の象徴自由経済を感じるのも不思議な話で・・・・

written by HatenaSync