バランスが狂う価格

液晶テレビの価格が大暴落を起こしている事をご存知でしょうか?
まあ、よくご存じだとは思いますが 地デジへの移行で今までのアナログテレビは使えなくなるので 強制的にテレビの入れ替え若しくは チューナーの追加が要求されたわけです。
勿論、テレビを見るならばという前提条件で・・・・
 
テレビの視聴者は順調に減少しているようで 特に、NHK等は直接受信料を取っているので そのコストを考えて 新しいテレビを買うぐらいならやめる選択もあるという層が出てきているというのは凄い話です。
じゃあ、実際にどうだというと WEB上のテレビサービス(これも有料)を考えると アダルトチャンネルを年間契約するのとNHKの受信料はそう変わらないわけです。
どっちを選ぶかというと・・・・ いや そっちを選ぶという層が出てきても不思議では無い訳です。
WEB上のサービスであれば SmartPhoneでも見ることが出来ますし 出先でもと思えば こっちの方が便利という話もあります。
いや、アダルトチャンネルでは無くてってことですよ。
というかホテルにでも泊まれば テレビは受信料を払わなくても見れますし、ご飯を食べに行っても無軌道に流れていたりします。
WEBでは Youtubeのように見たい時間に見たいものを見ることもできます。
ニュースは無料で動画を視聴する事も出来るので 教養番組とバラエティとクイズ番組と何よりCMを見るのを諦めれば それはそれでありという事なのです。
 
昨年から地デジ化すると テレビが全部使えなくなると言わんばかりの広告をして、チューナーを付ければ見れるとか言うが それをどう取り付けるかなんてビデオをテレビにつなぐ事も出来ない層に出来るかどうか考えもせず 推し進めたわけですから、本当に困る高年齢層では買い替えるしかなかったのです。5000円のチューナーを無料で設置に来てくれと言ってもダメですからね・・・
おかげさまで 3Dテレビも含め家電業界は昨年は大躍進を遂げたわけですが 今年の売上どころか来年の売上までも先に食べてしまったので 今の売上が無いというのが現状です。
テレビの売り場は半分になり、店によっては1/4になっているのですが この時期に薦めた大画面化のおかげで 見栄えのするテレビは60インチという大型の為に 売り場の縮小も進まず困っているのが現状のようです。
一般の家庭用の32インチのテレビ(最近は36〜40インチぐらいが普通らしい)は2万円台の半ばに突入していたりするわけです。
価格COMでは2万円台後半でしたが 店頭では型遅れなども見ることが出来ます。
 
現在は主戦場を求めて家電業界は彷徨っているのですが、電力消費の多い暖房家電も家庭のエネルギーの電気への一括化のエコキューとも出せば笑われかねない状況。
ガス暖房器具や石油暖房器具のラインナップと確保に血道を上げています。
と、同時に省エネ関連の器具の販売を進めてゆくわけで その最たるものが照明器具で 基本的に家にいる時間が朝と夜だけの勤勉な日本人には 照明は大目に使うエネルギーなのです。
よくよく考えれば 電力消費のピークには家にいないのですから それはそれでいいわけですが なんとなく変えなければいけないという 焦燥感をあおっているわけです。
家電量販店でもLED照明器具のコーナーがあるぐらいですからかなり力を入れているわけです。
シーリング型というのが現在の一般的な照明器具の入れ替え型で 天井についているスクリューロック式の照明器具専用コンセントにそのままつくタイプの器具です。
カバー型の円形の器具が一般的で いまは欲しさ―クラインと呼ばれている蛍光灯をLEDに帰るようになっているわけです。
これも価格COMで調べてみると4畳半ぐらいのやつで3万円から上ぐらいの価格です。
4畳半ぐらいですと 2500lmぐらいの明るさの物となるわけです。
 
日本は昔から夜が明るい国です。
部屋の中でも どの場所に行っても書きものぐらいは平気で出来ます。
海外に出ると アジアはともかく西欧では 明かりの下以外では字を書くのはかなり苦しいわけです。
白熱球の文化だからなわけですが、そこまで明るくなくても言う感じでもあるわけです。
キーボードにバックライトが付いているのも そりゃーいるでしょうという感じなわけです。
今の日本ほど明るい必要があるのかというのも少し疑問があるところではあるわけです。
 
で、この液晶テレビなのですが すごく軽くて薄くなっていて 壁に簡単に取り付けることが出来るようになっているわけですが、もしこれを天井につけたらどうなるでしょう?
実は 明るめの物でも1000cdぐらいで光量的には不足するのですが 少しぐらい暗くてもいいと妥協するなら こういう物でも良いわけです。
天井に取り付けて 白い画面を表示していれば むかし 電気を消してブラウン管の明かりで 落ち込んでいるシーンを表現するドラマなどがありましたが あれより今はずっとあかる明かりを提供してくれるわけです。
欲しければSDカードに画面全体を 赤とか黄色一色のデータを作って切り替えれば部屋の色を変える事すらできるわけです。
そしてその価格は 販売数が少なく未だ希少のLED灯具に対して 販売数が多く在庫が過多になり 処分に近い価格の液晶テレビなら何故か価格的にいい勝負になってしまうわけです。
 
未来の照明は・・・
何度か書いていまっすが 壁そのものが光るのが効率が良く良いと私は思っています。
そして、それも単色では無く 色がいろいろ変化できるようになって 指定した場所がそのままモニターになるという物が一般的になると思っているのですが 小さいながらその未来形が今なら叶える事も出来たりするわけです。
勿論、テレビも見れますし(笑
今なら安いので そういう先進的な照明もなんて思ったりもするわけですが 照明器具の写真を替えれば 部屋の照明器具もまるで変ったかのように・・・・

written by HatenaSync