Androidは振り向かない

i-Phoneの特徴として二世代でしたっけ OSのアップグレードが保障されているというような話があります。
それによって、端末そのものは古くなりますが 操作や出来ることは物理的にカメラの性能が足りないとか スピードが足りないとかを除けば使えるはずなのです。
今回、音声入力による検索に関しては新しい機種でしか対応しないのですが これはわざとそう言った制限をしているにすぎず実際は脱獄した端末では動くという事があちこちで報告されています。
つまり、年に1回機種を発売するなら 3年ぐらいは使い続けられるというような計算となります。
それって短いと思うか 長いと思うかは人それぞれなのですが バッテリーを外すことが出来ないi-Phoneを毎日充電し放電して使い続けると 大体それぐらいでというか下手をするともっと前にバッテリーの寿命が尽きてしまうわけです。
それがどうだというと まあいい頃だろうと思われるわけです。
 
ガラケーと言われる携帯電話を二本で見ていると まだこんな端末があったのですね・・・・みたいな端末をよく見かけます。
最近の端末の軽量薄型の構造と違い 肉厚も使われ方も見えない頃だったので 言いようによっては無駄に分厚いケースの端末、実際には丈夫で長持ちとなって持っていらしたりします。
2Gから3Gへの移行で 未だDOCOMOなどは何万人の古い端末の所在を報告されていますので それだけ古い端末が存在しているわけですが それらは前述のスケジュールからは外れてしまうパターンとなるわけです。
海外に出て、中古携帯ショップを見たりすると 同様に自動車電話と呼ばれていたころの物や 今は無きキャリア名の端末などがざらざら転がっていたりするわけです。
それを売っているという事はある一定のユーザーがいるという証拠でもあるわけです。
おおよそ3年どころが・・・・なわけです。
 
携帯電話の進歩はここまで一気に駆け上がってきました。
昨年度のモデルではできなかったことが今年のモデルでは出来るようになったわけです。
Androidもそうで1.6から2.1になった時に 大幅な変更がなされ その後2.2で全く違うものになったような印象です。
それが2.3になってマイナーチェンジというイメージで 3.0はTablet用の派生バージョンで 派生バージョンの利点欠点を入れて作り直した4.0へと進んでゆこうとしています。
が、2.2以降であれば おおよそ動かないプログラムは無いようです。
私の持っているOptimus 2xのようにじゃじゃ馬というかDual Core初挑戦という特殊事情で熟成度が足りない端末であれば このタイミングで大幅なリファインを受けたのでバージョンアップは好ましい変更だったのですが すでに2.2で満足して 安定的に動いている端末であればアップデートの価値はあまりなかったと思っています。
それでも、 4.0はOptimus x2にもやってくるわけです。
と、言う風に2.2以降のロードマップも実施中も含めて大体出ているわけですが そんなに胸躍らすようなドラスティックな部分は無いような気がしてきています。
ただ、端末の高速化はうれしいなという
 
じゃあ回線はなのですが 3Gから4Gに限りなく近いと言われている LTEWiMaxが端末に内蔵してゆくわけですが LTE内臓ももう数日で発売されます。
WiMaxはもう半年も前から市場にあります。
今後は速度の向上とバッテリーの消費の低減辺りがポイントでしょうが それ以上に恐らくユーザーが求めているのはアンテナ網の整備でどこでも使える事の方が 都市部で100Mで通信できることより重要なのです。
5Gや7Gと上限を規制されているなら 通常のWEB利用などでは回線速度をWEBサーバーの駆動能力を超えればそれ以上のデータは来なくて速い回線も宝の持ち腐れですし 早くに制限されるわけですから 必ずしも歓迎されるべき内容でも無い訳です。
 
速度はまだ上がるのですが OSはひと段落で回線も間もなくひと段落となった時にどうなるのでしょう?
速度は上がってゆくので マニアな私のようなユーザーは 情報を出し続けるわけですが 実際のユーザーはガラケーですら速度が上がってびっくりしたというユーザーはいても それが故に変えなきゃと思うユーザーはほとんどいなかったわけです。
ストレージもマイクロSDで32Gもあれば PC並の容量ですからそうそう無くなったりはしないのです。
だとしたとき 買い替えてくれるでしょうか??
くれなくてもi-Phone始め 「買い替えろ!」とメーカーは言っているわけです。
一昨年には 端末の寿命を延ばそうと 各キャリアはバッテリーを年に一回ただで提供してでも端末の寿命を延ばそうと 安定期に達したことを告げたわけですが SmartPhoneの登場でまた混沌気に入ってしまったわけです。
そして、同じように安定期に入ったとしても バッテリーの提供ぐらいでは維持持続は出来ないという状態に持って行こうとしているわけです。
少なくともAPPLEはそう言おうとしているわけです。
ですが、市場は安定期に突入しようとしていることを伝えようとしています。
 
「そんなことは無い」と言われそうなので例を出すと 3年前のAndroidを考えてください。
三年前と言えばつい先日と言われそうですが その時のAndroidと言えばHT-03Aなのです。
OSは1.6でそのまままったくアップデートされませんでした。
あれは、Googleの作ったリファレンスモデルに最も近い端末だったわけです。
トラックボールもついていたことを覚えている方はいらっしゃるでしょう そのキーで選択するという独特のインターフェースを当時は持っていたわけですが・・・・どうなったのでしょうね??
タイトルで「Androidは振り返らない」としていますが 無かったことというか 完全にみんなが忘れ去るように話は進んでいます。
まるでAndroidが Xperia X10から始まったかのように・・・X10はいま 乗り換えるとお得なセールをやっていて 乗り換えさせようと躍起になってやってられます。ただ、この端末でも 1GhzのSnapDragonを搭載したハイエンドモデルなのです。
これすらも、過去に追いやろうとしているのがたった二年前の端末です。
 
既に、SmartPhoneは珍しくなく 電車に乗って携帯電話を触っているという人の多くはSmartPhoneのような気がします。
そこまで普及すれば 普段触るような人はかなりの確率で変わったという事なのでしょう。
本当に電話機として使っている人は未だに・・・でそれらは金王としてそれで不足していないのです。
ゲームもオンライン化して 端末側に「通信」という負担をあまりかけられないという事が解ってきた今 大量のデータ通信を行い凄いパフォーマンスのゲームを行うというのは難しい事は解ってきています。
実際、PSPは初代のゲーム機で基本的に今のゲームが遊べているじゃないですか それよりも今のSmartPhoneは凄いんだと アスファルト6というゲームを動かしてみて思ったりしたのです。
HD画質で テレビに出力できるのですよ!!
 
もう、僅か二年前の事も振り向くことなく前に進んできたわけですが 間もなく歩みを緩める必要が出てくるでしょう。
その時にふと気が付いて振り返ってみると・・・・そこに見えるものが何であるか それは楽しい景色では無いかとは思うわけですが・・・ 

 
written by HatenaSync