APPLEも脳天気ではないようだ

あちこちから伝わってくる話の真偽は定かではないのだが・・・
 
APPLEが部品メーカーへの半導体の発注量を10〜15%ぐらい予定より抑えているという記事が上がっている。
i-Phone 4Sの出荷台数は過去最高を記録したがこのまま年末から年始に向かって 同じように売れ続けるという観測は持っていないようだ。
年末には大きなイベントが控えている。
一つはNOKIAのWindowsPhoneによる参入。
これは APPLEの脅威にはならないだろうが BrackBerryの脅威にはなる事だろう。
層が違うと言えばそうなのだが、自社の監視サーバーで電話の機能のを多くを監視できる仕組みを持っているという事は 企業の管理者にとっては有利に働くはずであると私は思っています。
コンシューマー向けの機能を考えていなかったと言われる 旧WindowsMobileに対して その部分を強化したWindowsPhoneは選択の一つとして挙がってきてもおかしくない。
ケット店と言えばVPN等企業内ネットワークへの参加機能の弱さだが、クラウドコンピューティングだったり Windows Connectの機能でカバーできるという事でしょう。
WindowsPhoneによるサーバーからの連絡機能は各企業内のサーバーで管理できて尚且つ安価であるというのがポイントです。
それでも 何かと話題になるだろうと思われる。
もう一つがQuad Coreを始めパフォーマンス競争の結果が何とか年末ぎりぎりには間に合いそうだという所です。
既に4コアの評価CPUは各ベンダーにわたっており、Googleの新しいOSの公開を待っていた状態で シェイクダウンの速い所から出てゆくものと思われます。
昨日も、リーク情報で2.5GhzのQuad Core SmatPhoneがHTCから出るとか出ないとか PCと比べてもそん色のないというか UMPCクラスのPCなら お辞儀をして通るぐらいのパフォーマンスになると思われます。
720iぐらいのディスプレイを搭載したスーパー端末の登場でしょう。
残念ながら 単一機種で勝負をかけているi-Phoneではそこまでの対応は難しいでしょうから 正面切って対決する事は正しくないと思われます。
 
この状況が一番難しく表れてくるのは 恐らくi-Pad3の端末の登場のタイミングだろうと思われます。
サイズ、バッテリー共に余裕のあるサイズのTabletでは 早々にハイパフォーマンスなCPUを搭載した機種を投入し 意味があるかないかを考えることなく パフォーマンスメーターを表に出した比較広告がAPPLE以外から出されるでしょうし、LTEの対応で高速通信をうたうのも i-Pad3の段階では間に合わないと思われるので そのあたりがつらくなる可能性があります。
私だけが化が得ているのでない事はおそらく株価の動きが見せてくれることでしょう。
 
AUSoftbankのi-Phone 4Sの販売合戦は どうもSoftbankに軍配が上がったようです。
ただ、この調査結果に注意してほしいのは割合的に多いのはというところで Softbankは既存からの買い替えで、AU側は他機種からの機種変更なわけです。
その言い分が真実であるとすれば Softbankは新規のユーザーの獲得への寄与度は AUほどではないと思われることです。
AUはマルチベンダーをうたっているので 恐らく年末の勝負にはi-Phoneを引っ張ることでしょうが その後は売れそうなものにシフトできます。
それでも 十分に効果があったと言えるわけですから。
DOCOMOAPPLEとの交渉の記事が ひと月に1度づつぐらい ぽつぽつとあらわれるのは 十分に迷っている人の足を止めるぐらいの効果はあるはずです。作為的と言ってもいいほど 消えるころに新しい記事という コントロールされた発言だと思えるわけです。
もし、AUがi-Phone 4Sを売っていなければ 少なくともAU側で購入した人の 約半分はSoftbankの顧客になったと思えば Softbankの受けた影響は馬鹿にならないものなわけです。
 
i-Phoneの修理が出荷国以外で受け付けれなくなった
これはおそらくシステムの問題であると私は考えています。確かにキャリアに対する援助の為にこういう政策を取ることは可能なのですが もしそうだとすると 保障規定などに無い対応なので APPLEらしくないと言える動きです。
顧客を無視して突っ走るのは他の会社のお家芸でらしくないのです。
すでにAPPLEは状況を確認しており 遠くない時期にこの対応に対する発表を行うだろうと思います。
幾つかの制限は残るでしょうが(キャリア機はとかのね)国際的なサービス体制は維持されると考えています。
その中で 結果的にDOCOMOとの協業は無理だったが APPLE StoreでSIM Freeな端末を販売するという形で DOCOMOとの落としどころを決める手もあります。
Softbankに配慮して、一緒に販売するがキャリアの販売形態はSIM Freeだという形で行けばいいだけの事です。
国際的な対応と LTEキャリアを必要とするなら、やはりSoftbankLTEを待っている余裕はAPPLEには無いかと思えるからです。
 
DocomoのXiの定額対応についてかなりアグレシップなプランだと思います。
DOCOMOはこのプランにより海外の端末メーカーを呼び込むことを考えているのだと思います。
既に 申し訳ないが幾つかの端末で試していますが 現在のDOCOMOMVNOを含め)を使って AndroidMarketに入った時に DOCOMOのサービスのアプリケーションは基本的に出てきて 使うことが出来るようになっています。
最も驚いたのが アンチウイルスで年間数千円のユーザーにとってはコスト減となるわけです。
使えるかどうかはともかく SPモードアプリやDOCOMOの料金確認アプリまで出てくるのです。
おおよそ端末による制限を取っ払っているのではないかと思われます。
これにより、昔あったようにHTCが日本に法人を作って販売したように 端末メーカーの日本参入もあり得るわけです。
と、いうか DOCOMOがそれを誘致しようとしているのではないかと。そしてもっとも来てほしい端末メーカーがAPPLEだという事のような気がします。
この場合、LTEを搭載したいのは MAC BOOK AIRでありi-Padなはずなのです。
もちろん、SmamsungやHTC、LGにも出てきてほしいのが本音で 通信回線と端末を出来る限り分けた販売を目指したいのだろうと。
この場合、i-Phone以外では 参入するための条件は 日本に法人を作り 端末を技適申請し OSはAndroidであればとりあえずOK。
もしかしたら WindowsPhoneもOKと言ってもいいわけです。
DOCOMOから購入したのと同じサービスを Xiの契約ならユーザーは享受できるわけですから。
 
例えば日本でSmamsungがNOKIAがHTCがLGがモトローラーが 端末の販売ショップを作り独自で販売を始めたらどうでしょう?
DOCOMOの案内で 既に誘致は済んでいるかもしれません。
この誘致を条件に 端末の発注を約束するなら難しい話ではありません。サポートとしても必要だったので出すこと自身が難しい会社は無い訳です というかもともと会社はあるので 店を数件作るだけでいいのでこれはOKでしょう。
出店するらしいという情報をAPPLEに流して、うちは買わないけどSIMロック解除された端末を出さないと乗り遅れると LTEの端末を出しても売れないと説得すればDOCOMOとして販売されなくても DOCOMOで使える端末は販売されるかもしれません。
この動きがそれを示しているという風に見えなくも無い訳ですが・・・
さて、この先どうなるかなのですが Softbankは何としてもLTEの立ち上げと展開を急ぐ必要があり 900Mの為のフライング工事も 実は発注はダミーで頼んでいるのはLTE機器で一気に展開を目指しているのかもと・・・・
テーブルの下の戦いは現在激化している事でしょう。

written by HatenaSync