Kyocera Echoを購入した

昨日のは この端末を遊んで書いていたわけだが・・・・って誰でもわかるか。写真まで入れたのですから。
この端末との出会いは 展示会場でなのですが AUとの共同展示の中でKyoceraが展示していたのですが 結構な人気で障ることが出来なかったものです。
逆にタッチの押し込み感を実現した液晶なんかは実際に触れたのでこちらの事を書いていたりしたわけです。
 
Kycera EchoはアメリカSprintというキャリア向けにKyocera USAが開発した端末です。
その特徴は世界初と言われた Dual Display SmartPhoneだったことです。
Tabletと昨日は書いていますが SmartPhoneではこれが最初で Android TabletではSony Tablet Pが最初という事になっているようです。
スペックは そう珍しいところは無く
OS Android 2.3.4(これはアップデートで 当初は2.2.1)
COU Snapdragon 1st 1Ghz
3.5Inc 800x480 WVGA 液晶 x 2 というこの画面が最大の特徴でしょう
これほど尖った端末にもかかわらず 日本での所有者が少ないのは、CDMA 2000という通信方式を採用しているからで これは日本ではAUが採用しているものと同様です。
展示会場で人気があったのは AUから発売になるのではという噂が流れたからなのですが・・・・
200g弱という重さは考え方ですが まあまあの物だと思っています。
 
筐体は正直かっこいいとは思えません。
複雑なギミックをスムーズに動かすために アームが生えているわけですが それをデザインの中で隠そうと派手なシルバーのパーツを配したことで安っぽく映ってしまう感があるからです。
もともt樹脂製のボディは高級感があまりないので それにシルバーをあしらう事でこう見えてしまうのでしょう。
ただ、価格は契約込みなので参考にはなりませんがUS$200しなかったようなので 廉価なSmartPhoneだとすると こんな物でしょう。
 
やはり 書くべきはその液晶画面についてです。
3.5インチの液晶画面を二つつないだ状態でロックするTablet Modeがあることです。
ただ、OSの対応が基本的にないので 専用のアプリケーションを介して行います。というか対応アプリケーションのみで動作するという形です。
この画面を使ってうれしいと思えるのはやはりブラウザーです。
800x960ドットの画面はほぼ正方形ながら おおよそのWEB画面が画面内に収まるつくりになっています。
縦画面だと拡大縮小が繰り返されてうっとしいし、横にすると横幅はいいのだが 数行しか読めないという問題を解決してくれます。
WEBのブラウザーは 左下に画面切り替えボタンがあり このボタンが現れたときに押すことで画面を二分割にすることが出来ます。
二つのTABを別々の画面に表示するという感じです。
縦画面でも横画面でも使うことが出来るので Anddoid端末が二台あるような感じとなりまっす。
 
他にもブラウザを動かしているときに 両方の画面に指をタッチしてメニューを出す事で アプリケーションメニュを表示し 対応が7つしかないのですが 他のアプリケーションが起動できることです。
元々マルチタスクAndroidですが 画面に複数のアプリケーションを表示することが出来ない事から こういった使い方が出来るはずなのに使えなかったものですが 対応アプリに限られるとはいえ この使い方が出来るのは非常に便利なはずです。
例えばメールを開きながら WEBブラウザを見るとか、メッセージを開きながらブラウザを見る、電話をしながら等々
出来ればここにメモ帳を足してほしかった・・・・なんて思うのはぜいたくなのでしょうか?
個人的には メールの画面に嵌っています。
通常タブレットなどで横画面にすると2ペイン表示になるわけですが これは縦でも横でも2ペイン表示になります。
上にメールの一覧で下に本文、若しくは左側にメールの一覧で右側が本文などの使い方が出来ます。
これは意外にうれしいのです。
 
対応していないアプリの場合は 片方の画面だけという使い方になりせっかくの二画面が・・・・という訳なのですが
それに対しては ダウンロードで対応するアプリケーションを用意してくれていて Tablet Mode Extentionというアプリケーションが初期からHome画面にアイコンで存在しており これを押して切り替えることでモードを変えることが出来ます。
これによって切り替えられるモードで 画面全体を一つの画面としてアプリケーションに認識させるモードと二つの画面で対応するアプリケーションだけ動かすモードとを切り替えることが出来ます。
全画面モードにしておくと 全体を使ったアプリケーションが動作するので 大きな画面でアプリケーションを動作させることが出来ます。
 
もう一つ、これは欠点である可能性もあるのですが 実はこの端末には二つのバッテリーが付属しています。
今までにこのパターンで二つ付いていたのは HTC EVOと中国製のJAVA端末ぐらい。
どちらもというと並べて失礼な限りなのですが バッテリーが持たないわけです。
故に、二個のバッテリーが・・・・という事だったので これに関してどうだというとちょっとコメントを避けたいところ。
まず、電波をつかんで通信状態にならないので Wifiだけではバッテリーの消費が解らないというのが正直なところです。
交換が持てるのは USBの充電器が付属しているという事で USB端子からの充電ができることもさることながら 出力端子もついておりUSBの外付けバッテリーとしても動作します。
これによって本体の電源を切らずに バッテリーの動作を延長するという物でしょう。
容量的に1370mAではあまり期待はできないわけですが・・・・
バッテリーの持たなさというか それが現実の物だろうと思われるのは 異常にデフォルト設定でも省電力機能が強く働くところで すぐにバックライトは暗めに移行するし(明るさセンサーに非常に敏感)画面はすぐ消えるし Wifiも気が付いたら切断しようと動いています。
例えばWifi運用でダウンロードしていたりしていても そのまま画面が消えたらWifiも止まってしまうのでいつまでたっても受信できないという風なことが起きます。
この辺り設定で弄ればいいのですが そこまでしてバッテリーを持たせたいというのはそういう事かなと。
ちなみにそれ以上に極めた設定をするためのEcoモードガジェットもあるわけですが さすがに付き合いきれません。
 
正直、多くの機能はSprintのネットワークに依存する物で動かないアプリケーションなども多い事から 必ずしも良い端末かどうかわからない点も多いのですが 広い画面を使えるという意味で この端末は悪くないと思えるわけです。
特に文字入力を行う画面などは キーボードが予測変換エリアも含めて別画面だと想像してもらえばイメージは伝わると思いますが 入力するときだけに使ったとしても便利なはずです。
なにより悲しいのが3Gのネットワークが繋がらない事です。
Auさんで登録してくれればいいのですがやってくれるはずもなく・・・・ Wifi専用機としてなら十分な能力です。
勿論、動画再生などもかなりいい感じです 画面を立てて固定できるのですから・・・・

written by HatenaSync