1キャリア1契約

そろそろキャリアの囲い込み方法を次の段階にステップアップするべきだと最近思っているわけです・・・
 
現在も各キャリア毎で契約者数のカウント競争に血道を上げているわけです。
その中で、見えにくいがいろいろな技を使って カサ増しをする傾向が出てきています。
私もそういったものを利用する側ですから大きなことを言えるわけではないのですが・・・
 
まず、0円携帯という物。
維持費9円とか 300円とか、高くて980円とかの携帯電話が登場したこと。
毎月々の割引額を設定し、月々のコストを割引額で減額して結果的に1000円以下に抑えるというサービスです。
携帯電話を収集している人たちの中ではよく使われる方法で この方法で入手した携帯電話を SIMカードの入れ替えで使って新しい端末を使うなどの手法です。
実際には 例えば7円とか9円とか(これは ユニバーサルサービス料でこれを請求する手間やコストの方が高くつくこともあり徐々にこういった方法をかさ上げしなければ 各携帯キャリアは実質的に損をするので 是正は行っているわけです。
例えば 割引額は通話料からしか割り引かれません(基本料金は請求対象になるというもの)とか、オプションとなる契約を条件にして その分を請求対象にするというやり方です。
例えば980円とするなら、二年間でだいたい2.4万円の入金がありますので 1万円ぐらいが原価の携帯電話であれば通信そのものを行われなければお得なわけです。
着信専用として使われると微妙なところではあります。
 
最近多くみられるのは 携帯電話を1台買うと1台サービスとかいうもの。
E-MobileWillcomにおいて行われて 基本的に1契約なのを 5契約ぐらいにふくらます手法です。
2〜3台目は使わなければお金を払う必要が無いので もらえるものなら・・・と貰ってゆく人が多いのです。
これを付けることにより 同一キャリア間無料のオプションを付けるユーザーが多いので その分を+αとして利益にするわけです。
端末仕入れ代金の安い WILLCOME-Mobileで成り立つ手法です。
また、もし使ってくれたら(実際 家族間の連絡などに使われる)それはそれで+αになるようです。
それは、E-MobileWILLCOMだから・・・なんて言い方をすると実はそうでも無い訳です。他のキャリアも決してそれを責めることが出来ないのは 他のキャリアも違う方法でやっているからです。
Softbank以外は キャリアそのものはやってないのですが多くの販売店でやっているので同じことです。
例えばSmartPhoneを買うと無料でフォトスタンドが付いてくるとか、SmartPhoneとデータ通信回線をセットで買うと 端末代金が無料になるとかいうやつです。
どちらも基本料金無料の従量制プラン等になっていて 使わなければお金がかからないとかそういった宣伝ですが 結果的に契約者数の確保に過ぎないわけです。
言われたことないですか??
意外にこれも入手した後、入手した端末を売却して儲けるとかあるようですが ここまで情報の伝達速度が速くなると取引をする側がその情報を得てあっという間に価格が下がって 買い手市場に陥るわけです。
その取引を仕事としている層と それで小銭を稼ごうとしている層では 向き合い方が違うのでそうそう儲かるわけでは無い訳です。
それで儲かるようでは 販売店側がぼんくらなだけでしょう。
0円機種変更の端末などが並んでいる販売店を見ると やっちゃったな・・・って思いますから。
 
また、2年間の契約期間も微妙で 端末の契約期間と通話プランの契約期間が微妙にずれていたりして 故に解約できにくい状況に陥っててもたもたしているうちに継続とかになっていることも少なくないわけです。
 
一応、そのあたりを規制すべく 1キャリア5台までとかの制約を作ったりしているわけですが これも全然では無いのですが機能しておらず
MVNOを利用したカサ増し等で対応されてしまうわけです。
例えばSoftbankで5回線持っているが ディズニーモバイルでも5回線とかいう風に増やせてしまうわけです。
また、法人用に関してはその限りでは無く 個人と法人を足すと・・・なんてのもあります。
 
見えないところで 法人関連のボリューム契約というのもありますので この辺りなどは完全に闇の中なわけです。
 
この辺りの整備はやはり 契約数の概念そのものがおかしく、契約者数というのは 契約者の数で回線数では無い訳です。
1契約者が複数回線の契約を行っても 1契約という形の評価で無けれ問題があるとは思うわけです。
この形であれば休止回線なども契約に含まれてしまうからです。
 
SIMロックなどでも書いているわけですが やはり契約者は一人が望ましいと思います。
基本契約量は回線毎に取ればいいと思うのですが それ以外の部分は回線毎にも出来るようにすればよいと思うわけですが 通話料とかパケットとかは月山形式にすべきだと思うわけです。
1人でデータ通信回線とSmartPhoneを使っていると 2つのパケット契約と料金が発生します。3つならx3なわけです。
ただ、体は一つなので そうそう複数を同時に消費し続ける事が出来るわけではないのです。
全くできないも困りもので、片方でダウンロードしながら・・・なんて用途も無い訳ではないのです。
従量制を検討するなら、従量は全回線の合計金額でかけてほしいと思うわけです。
出来ればTabletとSmartPhoneを使いたいとなった時に 両方にコストを払わなければだめで 確かにWifiモデムを使えばとなるわけですが そんなものが存在する事が健全では無い訳です。
両方の契約を行い基本料金を両方支払い 消費したパケットは了解線合算で5Gまでは・・・とかなら 複数の端末も自由に利用できるわけです。
無駄にWifiモデムに逃げられるぐらいなら その方が高r膣がいいわけです。
大手キャリアは 現在E-Mobileに取られている客層を Wifiモデムを提供する事で回収するのではなく、契約方式そのもので拐取すべきだと思うわけです。
 
この方法のメリットはユーザーだけでなく キャリアにとってもあります。
端末と契約がまったく別になるので SmartPhoneの購入とTabletの購入のタイミングがずれていれば なかなか契約を他キャリアに持って行く事は出来ないはずなのです。
既に 一人で複数の回線契約が当たり前の時代なのですから そういった手段を取ればもっと囲い込みは正しい姿になると思うわけですが・・・
勿論、私も助かるわけですが(笑
 
基本契約量は 常に980円で パケットを共有であれば 別にイオンSIMを使う必要もないというのが実情なのですが・・・・
written by HatenaSync