SmartPhoneでなくても 良くある誤解

最近、誤解を生み表現が多いので ちょっとTIPSとして書いておきたいのですが・・・・
 
まず、GPSの件なのですが
GPSは言葉通りグローバルポジショニングシステムの略なのですが おおよそ、衛星を受信して位置を決める仕組みの事を言います。
携帯電話の場合AGPSと言われる複合式のシステムとなっており 現在接続されている基地局の位置情報からも大体の位置を推測する機能も付いています。
GPSの場合、当然衛星からの電波を受信して位置を特定するわけですが いわゆる三角法での測定となるために 最低3個以上の衛星を捕まえないと位置が解らないわけです。
そして、衛星の位置も解らないと今どこにいるかなんてわからないわけです。
一般的なGPSの場合は コールドスタートという言い方をしますが 全く測定をされていない状態から衛星を捉えて位置情報を特定できるところまで約3〜5分ぐらいの時間が必要となります。
つまり、GPSの角が悪いと よく商品の評価に書かれている人がいますが 多くの場合この時間を考慮せずに書かれていることが多いわけです。
いわゆる、その言葉通りとするならAUのSmartPhoneは全般的に感度がよく、DOCOMOのSmartPhoneは感度が悪いとなってしまいがちなのです。
この辺りはシステムの違いでもあるので どちらがいいという問題ではないのですが・・・・このGPSの時間の差は実はGPSそのものでは無く 基地局からの電波による位置情報の表示が速いかどうか程度の話なのです。
GPSの感度はこの時点では ほぼ関係が無い訳です。
また、携帯電話のGPSなのですが 車に搭載されているGPSのような黒い3cmぐらいのアンテナに比べチップアンテナであることからも 比較的感度が悪い物となります。
故に 普通の一戸建ての屋内であればまず受信できることは無いでしょうし 垂直に立った壁から1mぐらいしか離れていない状況では 三つの衛星の測位の頂点が不足して位置情報を特定できない事が殆どとなります。
じゃあ、車はどうやって・・・・となるわけですが こちらは基地局からの位置情報が無いこともあるので他の方法を並列で使っています。
一つは加速度センサーで車がどっちにどれぐらい動いたかの想像によるもの。
もう一つは車のスピードメーターから信号を取りどれぐらい動いたかを測定する 等の手法を組み合わせ 家を出る時には最終の位置情報から 前に〜m右に曲がって家を出たなどという風に組み立ててゆくわけです。
だから フェリーに乗って目的地に到着して車のエンジンをかけて出発すると 3〜5分ぐらいはむちゃくちゃな表示になったりするわけです。
そういう事態は特殊なんでしょうね(笑
 
結論的に実際に衛星をいくつ掴んでいるかや 電波の強さを実際に表示するソフトもありますので 同じ位置に並べてチェックすれば電波感度の良しあしは比較できますが 一般的にいう所の「なかなか電波をつかまないので 感度が悪い」は、実は「仕組みが解っていないのは頭が悪い」と同意語になっている場合が多いのです。
大よそなのですが 本体の電波強度の感度の良しあしの比較でそうそう差が出ることは少なく、どちらかというとアンテナ位置の問題で持ち方で変化する値の方が大きくなり 感度そのものより持ち方が大きなファクターになるようです。
 
ちなみに、Wifiモバイルルーターを利用してWifiでしか使ってないとき。
この場合はルーターによっては位置情報が転送されてくるわけですが 機種によっては 本来の基地局の位置がそのまま表示されてしまう事があります。
例えば、九州にいてるのに 電波的には本社の位置の東京になったりという事があります。
この場合はAGPSを切って 空からの衛星の電波に頼らざる得なくなります。
WiMax等はこの部分では 3G携帯に比べて不利になる場合が多いようです。


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