2011年を振り返ると・・・

今年はちょっと馬鹿をやりすぎで 端末のカウントはやめとこうと・・・・
これだけの端末を一気に触ったのは実は初めてで いつもは一つを一年ぐらいかけてゆっくりというペースにゲストがカラカラ変わるという感じだったのですが・・・・
正直、ハードウエアに関しては何も変わらなかったというのが 今年の感覚です。
最も良い例が i-PhoneでDual Coreになりましたというものです。
じゃあ、Androidはというと やっぱりDual Coreになりましたというものだけ・・・・
もちろん、そのこと自身は楽しいことなのですが 結果的に技術的なイノベーションが見られるわけではなく、ソフト的にも熟成が進んだというイメージです。
ICSはこれからなので・・・・
WindowsPhoneが登場した!!も大きな話題ですが、実際のところある程度シェアを取らないことには 全く話にならないのです。
もちろん、端末としての評価は高くて それこそi-Phoneが登場した時のような浮揚感のようなものを持っています。
私が持っているのは一機種のみで HTC HD7ですが テザリングサポートもされたこと しばらくの間音声も含めて使っていて 音声を使う「電話」として使った時にAndroidでもっているもどかしさなどが解決することから 嬉しいのですが、なんといってもアプリケーションの対応がなければ たとえばマクドナルドに行ったりとか そういう点でちょっと問題かなと・・・
他が圧倒的なシェアで動いているだけに 今後に期待できるのか?というのが現在のところの疑問。
正直、多くの方がWindowsPhoneってなんだかわからないわけですから・・・・
 
今年のメインはなんといっても回線系ではないかと思います。
一つは、MVNOの進出が凄かったこと。
特に「日本通信」の活躍が目立ったと言えるでしょう。
他のMVNOキャリアと異なるところは 独自のプランを出してきたろことでしょう。
例えばaeonと共同で発売した980円回線、1Gまでに通信を限定したFair、わざわざ音声通話回線を付け足すなど 色々なプランを出してきています。
実のところこれがうまくゆくかなど 多くの人が懐疑的な目で見ていたことだと思います。
実際、多くをデータ通信だけでやっている E-Mobileなども結構苦戦気味ですし、WILLCOMは基本的にデータ通信関連からは撤退という状況に入っているわけですから。
他のMVNOがただ、同じプランを安くで提供するだけに対して 異なるプランを出してきたことに対するインパクトは強く よりユーザー目線で提供していると思えるわけです。
実際問題、例えばGPSのロガーなども980円で維持できるという前例を作ったわけで これが持続されるというめどが立ったなら それを導入したいという企業も出てくるでしょう。
海外ではGPSロガーは色々なものに付けられていて それはGPRSでデータを送ってくる使い方でも全然OKなのです。
最近、荷物の中に入れて その荷物の位置を追跡して などという記事も見られますし 他の業者の動きを図ったりと 色々な用途に使われています。
それ用の安価なプランがこれでできたという事なのです。
今後もしばらく この勢いは続くと思うのですが・・・・・実はこれが結構難しい部分でもあって 海外でも安価なMVNO業者はあったりするのですが 元売り業者の子会社だったりと 微妙な関係性を維持する業者の場合が多いわけです。
これは、元売り回線業者が 同様のプランを提供し始めるとMVNO業者が困ってしまうという点にあるわけです。
例えば元売り業者が HSDPA+なら 安価なHSDPAをMVNOするとか差別化を付けているのですが 現状の関係では 元売り業者が最も販売したいのと同じ回線を切り売りしているわけです。
日本通信が儲かればもうかるほど DOCOMOはそれをつぶす価値が出てくるわけです。その会社の利益分も自社に取り込めるわけですから・・・・
そういう意味でも 動きから目が離せないわけです。せめて こういった会社が複数出てこないことには 一社だけが気を吐いていても 長期の安定性と考えると不安が残るわけです。
ま、あ今のところ販売店の一つとして 考えている節もあるので 共存してくれるとよいのですが・・・・
 
回線の二つ目は
やはりテザリングでしょう。
MVNO業者も含めて E-Mobileなどのモバイルルーターの台頭は去年のこと。
正直多くの方がこれ程の販売が見込まれるとは思っていなかったでしょう。
世界的にもこんなに打ったのは二本だけではないのでしょうか?
もちろん、以前と同様 PCなどとの抱き合わせもあるのですが それだけではなくあちこちのトレンド雑誌などで特集などがあったように SmartPhoneを安く使うためという裏技として紹介されたりしたことによります。
もう一つ、Softbankの回線の不安定さも モバイルルーターの回線を使えば高速であるという事もあって 多くの方が使うようになったわけです。
もちろん、ゲームユーザーやPCユーザーも使ったわけです。
このままではという危機感を持ったのか 契約そのものを行う際の下限が上昇するプランだったりを購入時の抱き合わせプランとして推奨したりと色々な手を打ったわけですが それだけですと弱いわけです。
不便になる契約を押し付けられるという 悪い感情だけが出てくるわけです。
それを考えたのかどうか テザリングという機能が有効になったSmartPhoneが出てきました。
最初はAU からWiMax搭載のEvoとして登場します。それ以降が遅れましたが年半ばで全部で4機種追加されました。
その後に、LTE端末の発表と同時にXiの音声契約プランとして テザリングが可能なプランを登場させます。
端末の割引込みで 今まで高かったSmartPhoneのプランを値引きするスタイルで テザリングも可能なSmartPhoneを出してくるのは 現行はAUだけですが DOCOMOも来年半ばには出して モバイルルーターを持つことが 結果的に高くなるというようなプラン作りをしてくることも十分に考えられます。
さて、E-Mobileなどはこれに対してどうするのでしょうか?
 
回線の三つ目は最も目立たないわけですが
回線の再編です。
ようやく 旧回線が駆逐されてきて 新回線だけに切り替わりを見せたこと。
例えばDOCOMOであれば 旧MOVA回線の多くをFOMAに増えり替えたのがLTEとして使えます。
AUでは、旧CDMA帯は 送信側と受信側の周波数を逆転させて使っていた AUなのですが 途中から端末の調達など不利な点が多いので こっそりと切り替え続けたわけなのですが ようやく殆どの地域で切り替えが終了しました。
Softbankは最も不利な状況にあるのは昔から変わらず、せっかく昔の回線が空いたにも拘らず 1.5G帯なので HSDPAのアンテナ網を展開してUltraSpeedという名称で出してきたわけですが 世界的にも対応端末が少なく 使い出の少ないこの帯域をE-Mobileなどと同様のモバイルルーター用及び帯域オフロードに必要なWifiスポットの展開に使ったりと 思った以上の使い道を出してきたわけですが なぜかSoftbankがやると胡散臭く思えます(笑
これは年末に この展開したWifiスポット用に使われた1.5G帯のWifiスポットを月度の回線契約者数に入れていたという話が出て 一気に増えたのは回線水増しのためだとかいう話となるからでしょう。
結末はどうなったんでしょうね??
この後割り当てられる回線如何によっては またこの対背に変化が出てくるやもしれません。
 
回線の四つ目は
帯域が足りなくなったという事が顕著になってきたこと。
もう、どこの回線を使っても 朝、昼、晩とで速度が違うわけです。
Auの場合回線の上限を抑えていたりすることから比較的安定していますが DOCOMOE-Mobileなどは最近顕著に出てきています。
Softbankは頑張ったの絵首都圏では安定してきたのですが・・・・地方の人は一度暴れたほうがいいと思いますね。儲かるところ優先なので
ここぞとばかりに 定額制から従量制にとか、帯域規制などの話が持ち上がります。
本当に必要かどうかの評価がいい加減なのと、それでいながらユーザーを増やす体制などは評価されるべきではないと私は思ったりするわけですが・・・
ですが、WiMaxLTEWifiと逃がし先が出てきたこと。
特にLTEWiMaxは今後期待なので 両方とも買ってみたりしたわけですが・・・・ 今のところLTEは端末の問題が辛いところですね・・・・
もう一つ、E-Mobileの1.7Ghxのほうですがこちらは勝手に状況がよくなってきている点もあります。
Band IXは今までは対応している端末が少なかったわけですが Qualcom等のチップが実装を始めたので 端末メーカーがEnableにしてくれるだけで使えるようになりつつあるわけです。
例えばF-12C等がそれです。 今後対応端末が増えてくると 順当にE-Mobileは新しい端末を手に入れることができる可能でいsがあるわけです。
  
回線と契約形態の変化は大きなうねりとなったわけですが 実際のところ複雑な心境な部分も一つあって
Xiの契約に切り替えたSIMでは テザリングが有効なことからもどういった通信形態であれ パケット定額が適用されます。
という事ならと 海外の端末を持ってきても LTEこそ使えないものの3G+音声が簡単に維持できます。
Mopera U契約がありさえすればなのです。
という事でいくらでも海外から端末を持ち込んで使えるようになってみて驚くこととなります。
じゃあ、海外から・・・となると 私の趣味的にはN9など買って使ってみ帯はあるわけですが、WindowsPhoneも含めて一般的ではないわけです。
i-PhoneをSIMフリーで買ってくれば使えるなど はほんのわずかなユーザーのため。
Androidでいえば最も新しいと思われる ICS搭載のNexusも世界とほぼ変わらず市場に投入。
SamusungからHTC、LGまで 世界の名だたる端末メーカーが日本市場に端末を投入しています。
さすがにキーボード月などとなると日本市場にもユーザーが少ないので入ってこないのですが それ以外はかなりの数がそろっています。
おそらく台湾などに行ってもキャリアの店頭で提供されている端末数は そう引けを取らないものとなり そのほとんどが旗艦機級のハイエンドなもの。
選ぶ自由は日本にいても かなり広くあり 実のところキャッシュバックだのを目当てに入手した端末が新品同様で市場に国際価格の半額ぐらいのものも一つ型落ちすれば手に入るので 海外で買って使いたいが普通の人にはなくなってきたように思います。
私には相変わらずあるのでありがたいわけですが・・・・
 
i-PhoneのAUでの販売は大きなニュースになりましたが Softbankをひっくり返すほど・・・・なんて最初からあるはずはないのです。
Auは実にうまく立ち回ったと私は思っています。
Softbank−i-Phone=を考えてみてください。何が残りますか?
それはみんなが思っていて それはあの日の株価が証明しています。
本気でAuがつぶしにかかると思っている人も多かったようですが 本当にするなら現行の価格より安い価格を出してたたけばよかったわけです。
実際のところは 今までのSoftbankと同等の価格で販売したわけですからSoftbankがその下をくぐってちゃんちゃんとなったわけです。
AU的には AU−i-Phone=としても Android AUだったり AUにはたくさん残るわけです。
もし、本気でi-Phoneを売って AU=i-Phoneも必ずしも正しい選択では無かった以上、それなりにユーザー数を伸ばして 在庫が残らない程度に販売できて、Softbankの利益を削れれば万歳なわけです。
おかげで中古価格も順調に下がっているわけです。
このまま順調に販売することでしょう。余った時の値引き販売には期待されるところでした。
 
さて、来年ですが 注目はLTEWiMaxがぶつかる(とマスコミが騒ぐ)ことが一つ。
実際、WiMax2の立ち上げとLTEのエリア拡大の勝負が見ものなのは確かです。
AU WifiWiMAXを利用しているので バックボーンが速くなれば またエリアが増えればそれはそれでWifi基地局のエリアが増えるという点にあります。
逆に言えばWiMax端末持ってると・・・・意味がない??
実はWiFiもハイパワー化しているので屋内などではWiMaxより透過するのでそれもカバーできそうです。
LTEはバッテリーの持ちさえよければ 利用している電波の帯域からも使いやすいものです。
チップメーカーの対応が来年にあるので その後どうなるかです。
今年のうちに販売が始まった格安端末もちょっと期待です。
MVNOブランドなどで 1万円程度の電話がいくつか日本に入ってきています。
この辺りをキャリアが買って 月々の割引を入れた一括無料プランでばらまけば SmartPhoneながらガラケーと同様の価格というプランとして登場すると思ってます。
バッテリーにおさいふ機能のベースを持たせて 対応を簡単にするまたは近距離通信の国際版を採用するなどでお財布機能も移行できれば そろそろ変わります。
ワンセグは 外付けでしょうね(笑 Wifiチューナ付きで売ればいいだけのことですバッテリーもついているので補助電源・・・・ この点ではさすがSoftbankと思います。もう出している。
安い端末で チープにSmartPhoneを楽しむスタイルがないと この不景気な中切り替えが進むはずはないので・・・
コンテンツは沢山上がってきます。
来年は コンテンツ勝負で今年と同様端末の画期的な進歩がないか・・・どうかはi-Phone5にかかってると思うのですが
地涌のところLTE対応も謎で、じゃあ世界のキャリアで対応しているとなると・・・・そんなにないので限定されすぎる点をAPLLEがどう思うかなんですが・・・
 
ともかく、今年も見ていただいた方ありがとうございます。
来年もぼちぼち更新を行いますので 良ければおつきあいください。
今年もありがとうございました。
 
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written by HatenaSync